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この連載作品は未完結のまま約2年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

顔色の良いアンデットは、病人と間違われて聖女に拾われる

作者:うっちー
 吸血鬼のエドワードは、アンデッドの王国を長年守ってきた英雄だ。
しかし、彼には悩みがあった。それは、アンデッドなのに顔色が良いこと。

普通のアンデットは、青白い顔をしている。しかし、エドワードの顔はまるで人間のような、うっすらと赤みを帯びていた。それが原因で、エドワードは他のアンデットから「人間みたい」と気味悪がられてしまい、年齢=彼女歴無しの悲しいアンデット生を送っていた。

だが、彼に転機が訪れる。
なんでも、大陸の遥か南には、種族差別なしで、異性を迎え入れてくれるサキュバスの国があるとか……

こうしてエドワードは旅に出る。まだ見ぬ妄想の彼女に期待を含ませて大きな一歩を踏みしめて。

しかし、彼は知らなかった。まさか、旅に出て最初に出会うのが、アンデットの天敵である聖女になることを。そして、聖女に病人と勘違いされて、付きまとわれ、看病までされる運命が待ち受けているなんて……
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