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物語の黒幕に転生して~進化する魔剣とゲーム知識ですべてをねじ伏せる~(Web版)  作者: 俺2号/結城 涼
七章・白銀が奏でる。

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例の鍵のこと。

原作最新7巻が1月17日発売です!

予約がはじまっておりますので、こちらもどうぞよろしくお願いいたします……!


 ここにいる者たちを率いる、まだ若い女性の文官が口を開いた。

 彼女はリシアとフィオナを見て微笑し、次にレンを見てから頭を下げる。



「先の騒動においては、そのお力で民を救われたとか。お二方がいらっしゃると聞き楽しみにしておりました」



 二人の活躍は城内でも話題になっている、など周囲の文官も口ずさむように。

 オルフィデたちの襲撃の際、帝都周辺に張り巡らされていたレオメルの包囲網と戦力。しかしあの日、魔導列車を降りて力を振るった彼女たちの活躍が大きかったことは言うまでもない。



「ええ、ありがとう」


「あのときは、私たちも必死だっただけで……」



 少女たちの年相応な姿に大人たちが穏やかな笑みを浮かべ、皆が足を動かしはじめる。二人に付き添うように歩くレンが、いつの間にか二人より多くの視線を集めていた。



 ……彼がウィンデアで戦ったとかいう?

 ……聖グリムドール剣章を持っているんだ。英爵家の子たちに並び立とうと不思議じゃない。



 いくつかレンを気にする声もあったが、いずれも値踏みするようなものではなく、純粋な興味によるものだった。

 それらの声はレンの耳に届かず、当のレンは周辺の様子に気を取られていた。



(妙なところは見当たらないかも)



 三人がここを訪れたのは、襲撃の影響を視察するためだ。

 線路はまだ復旧していない箇所もあって、爆発か何かで抉られた地形もある。どれもオルフィデの騒動の際、魔王教が帝都周辺で起こした襲撃による余波だった。

 レンたちが乗ってきた魔導列車がこんなところで停まったのもその影響だ。

 先日には。



『え? ユリシス様も?』


『そうとも。イグナート家(うち)だって、ガーディナイト号の関係があるだろう?』


『そういえば……言われてみれば確かに。新しい線路もありますしね』


『というわけさ。当日は恐らく、私に代わってフィオナに頼むことになるはずだよ』



 ユリシス・イグナート。皇族派筆頭貴族にしてフィオナの父。

 彼とそんなやり取りが少し前にあって、エレンディル領主の娘としてリシアだけでなく、フィオナもこの地を訪れていた。



「お父様たちが想定していたほどじゃないのかしら」


「ええ、これなら復旧まであまり時間がかかりませんね」



 リシアとフィオナが手帳を取り出し、いくつかメモしながら周囲を見る。

 白の聖女と黒の巫女が名代の仕事に励む横で、レンも彼女たちのように周りに目を配る。彼がすべき仕事はなかったから、何か二人の補佐ができればと思っていた。



「このままご案内いたします。本日は遠いところご足労いただき恐れ入ります」


「いいえ。当家と関わりの深いガーディナイト号のためでもありますので」


「私も。ここはエレンディルから離れてますけど、街道含め当家の管理になりますから」



 女性と二人の話を耳に入れながら、レンは引きつづき周辺の様子を気にしながらも、密かに思い返していたことがある。



(ここ、七英雄の伝説ではあんまり奥まで行けなかったんだっけ)



 自信がないのは、例によって今日まで時間が経っているせいだ。

 しかし考えているうちに思い出した。確かここへも来ることはできたのだが、特にクエストや探索要素がなかったという何一つ面白みのない話だった。



「――――レン君?」



 気が付くと、フィオナがレンの顔を覗き込み彼を案じている。



「っと……すみません、ぼーっとしてました。何かありました?」


「少し進んだところに峡谷があるみたいなんです。そこの被害状況も確認しておきたいのですが……大丈夫でしょうか?」


「わかりました。早速行きましょうか」



 ここから十数分歩いたところの地形を思い出して応じたレンは、二人と文官たちを伴い平原を歩いた。



 目的地の峡谷へは平原すぐの森に入って進むだけだ。

 峡谷へ行くため復旧しきっていない線路の上を、皆で歩いた。

 普段歩くことのない場所を堂々と進むのは、それだけでも不思議な気分になる。それが森に入って間もなく待ち受ける峡谷へ向かうにつれて高まっていく。



 あっという間に景色が一変し、峡谷に設けられた金属の橋と線路を三人が視認する。

 十分な広さの橋は、その周りに急ごしらえの足場などが建てられ、急速に復旧が進んでいた。



 確認すべきことをほとんど終えてから、レンの目が峡谷の下へ向いた。

 広がる景色、うっすら霧が舞う大自然。

 その霧が、傍の川の流れよりゆっくり動いていた。

 穏やかな水の音。木々のせせらぎ。

 こうした音に耳を傾けていると、先日までの戦いが嘘のように思えてならない。



 霧の影響で流れる水がくすんだ青にも見え、普段見ることのない景色が広がる。三人が三人、同じことを考えながら足元の丸みを帯びた砂利を踏みしめた。



「あの洞窟に潜伏していたんですって」



 リシアが崖沿いの小さな洞窟に顔を向けて言った。

 奥行きが四十メイルにも満たない洞窟だといい、周囲には何か痕跡が残されていないか探る騎士たちの姿があった。

 ここで仕事をしていた騎士に、レンが「もう人が来ても大丈夫なんですか?」と問いかけた。



「はっ。内部も奥に広がる場所も安全ですので、ご覧になりますか?」


「はい。じゃあ――――リシア、フィオナ様」



 ええ、と頷いた二人がレンにつづいて洞窟の中へ足を踏み入れた。

 聞いていた通りあまり広くない洞窟だ。奥は行き止まりのはずだったのだが、魔王教徒たちの手により内部も破壊された痕が残されている。



 やがて洞窟の奥の、さらに奥から光が届いた。

 リシアとフィオナを先導するレンが一足先に見たのは、石壁の向こう側にあった外。円状の穴を上に望み、周りを取り囲むように伸びた木々の枝と青々とした葉。

 大きめの箱庭とも言い換えられそうな地に、古びた大きな石造りの建物が一つ。

 洞窟を抜け、リシアがそれらの景色を見て口にする。



「あいつら、洞窟の奥を無理やり貫通させてたみたいね」



 つづけて、彼女はそこに待ち受けていた景色のことを話した。



「ここ、何百年も前は街道を進む人たちの休憩地点だったみたい。旧街道が寂れていくのと一緒に、自然に呑み込まれてこうなったんですって」


「地図では一応、新しい街道にも出られますしね」


「出られますけど、ちょっとした冒険かもしれませんね」



 フィオナが笑みを交えて言うくらい、通常の街道に出ようにも簡単には出られないほどの自然に侵食されている。

 手つかずの自然は成長しすぎることなく古びた石造りの建物を取り囲む。

 洞窟が貫通する以前から人の目に触れていた場所なのだが、ここまで来る人はごく稀であろう。



 レンが七英雄の伝説の記憶を懸命に探るも、



(この辺りは移動できる範囲外だったような)



 あくまでもプレイヤーが足を踏み入れられる領域を外れた場所だった、そのくらいの記憶しかない。

 洞窟が貫通したことでようやくここに立てているが、そうでなければ冒険者たちですら、用がなければ足を運ぶような場所には思えなかった。

 それ故、手つかずの自然の美しさが三人の目に印象的に映る。



 また、清々しい風がとても心地いい。

 その空気を全身に行き渡らせるように息を吸う。視察もここで終わりと思うと最後に心を休めることができた気持ちに浸れた。

 ここでの視察もはじめよう。

 そう、三人が思った矢先のことだ。




 不意に――――

 レンは突然、リシアとフィオナの声が遠ざかっていく感覚を覚えた。

 まさかと思っていたら、



「……ッ」



 また、この前のように唐突に強烈な頭痛が彼を襲ったのである。

 レンは痛みを和らげたくて額に手を伸ばそうとしたのだが、頭痛は手が額に届く前に来た。



 痛みに一瞬目を閉じた彼が見たのは、さっきまでリシアとフィオナが立っていた場所。



「……二人とも!?」



 レンの数歩前にいたはずの二人の姿はない。

 代わりに、彼の耳によく知った人物の声が聞こえてきた。



『待たせたな、レン』


「ラグナさん!? どうしてここに!?」



 目と目が合っているはずなのに、どこか遠くを見ているようなラグナの視線が気になった。レンがそう感じたのも無理はない。

 何故なら、ここにいるラグナはレンを見ていたわけではないからだ。



「……え?」



 すれ違うように歩いて行ってしまったラグナが声をかけたのは、レンが立っていた場所の奥にある、風化した石壁を背にした人物だ。



『いえ、そんなに待ってないですよ』



 レン・アシュトン。

 白の聖女の命を奪い、次にクロノア・ハイランドの命をも奪った少年。

 ここに傍観者として招かれたレンは相変わらず、不意に見せられる光景を前に何もできることなくその場に佇むしかないことを悟った。



 簡素なやり取りにつづいて森から姿を見せたのは老紳士だ。ユリシス・イグナートの最側近だったエドガーである。



『レン殿、お互いに無傷なようで何よりでした』


『ですね、本当に』



 軽い挨拶からラグナが不敵に笑うと、背の高い老紳士を見上げた。

 鞄の旅人としての姿でもあるローブを羽織ったいま、そのフードから覗く端整な顔立ちを老紳士が見た。



『イグナートの執事もさすがに、これほど人目を忍ぶ旅がつづくのは経験がないだろう』


『ラグナ殿、私は元執事でございます。それに、レン殿と会うまでは私も――――』


『どうでもいいが、あれだけの忠道を示しておきながら、元などとよく言えたものだ』


『し、しかし私は――――』



 黙りこくったエドガーに顔を向けることもなく、ラグナがレンに近づきながら言う。



『死んだら同じ主に仕えると言っていたじゃないか。元と言うなら、死後に暇をもらってからにしろ』


『……やれやれ。貴方は口が悪いこと以外は心優しいのですが』


『俺はただ正直なだけだ。だから必要とあらば神にも不平を漏らすし、古い聖典は焚き火で燃やしてる。あれはよく燃えてくれるから旅の友になるぞ』


『……ほら。ラグナさんには言うだけ無駄ですよ。俺も諦めてます』


『嬉しいよ、俺はレンと随分打ち解け合っていたようだな』


『――――ね? こういう人なんですって』



 肩をすくめたレン・アシュトンの苦笑いに苦笑を返したエドガーも、悪い気はしていなさそう。

 エドガーの視線はレン・アシュトンに向いていた。



『やはり、よく似ておいでだ』


『うん? 何がです?』


『いまの笑みでございます。フィオナ様も、レン殿のように困ったご様子で笑われることがよくありましたから』


『その名前って……イグナート侯爵の?』


『ええ。とてもお美しく、純粋なお方でした。是非、レン殿にもお会いいただきたかった』


『どうかな。イグナート侯爵が異性とは会わせたがらなかったかも』



 彼らは歩きながら世間話をはじめた。

 穏やかな日光が降り注ぐ箱庭を離れていくように、三人はゆっくりどこかへ向かう。



『主なら、レン殿のこともよく思われると思いますが』


『……あんなにすごかった人が、俺を簡単に気に入ってくれるとは思えないんですが』


『さて。意外と私の予想は当たるのです』


『え? そうなんですか?』



 好々爺然と笑った老紳士が過去を愛でるように。

 笑い声すら交えて歩きはじめた三人の足が、この広場の奥へ。半壊した石造りの建物の内側を横切るように、ところどころ割れた石畳の上を進んだ。

 レオメルの歴史に名を刻んだ大罪人(レン・アシュトン)が言う。



『予想はどうあれ、ただの騎士の子を買いかぶりすぎですよ』



 年相応の明るい笑いを交えて。

 すると、老紳士がすぐさま異を唱えた。



『ただのとは、急におかしなことを申されますね』


『――――エドガーさん』



 そう窘めるようにレン・アシュトンが間髪容れずに告げれば、老紳士は『失礼』とすべてを呑み込んだ。

 それまでの話がなかったかのように、少年が二人に話す。



『今日のうちにここを発とう。ヴェインたちを追わないと』



 さっきまで見せることのなかった、威風堂々とした背と声だった。

 ただの少年には到底見えない覇気と威を窺わせる高潔な姿に、大人たちも身が引き締まる思いだった。



『俺も同行したほうがいいか?』


『ラグナさんは途中までで。あとはいつも通りでお願いします』


『なら俺はいつも通り調べ事に没頭するから、そっちはそっちで好きに進めてくれ』


『では、私はレン殿の護衛を』



 それを聞いたレン・アシュトンは首を横に振った。



『エドガーさんも途中までで大丈夫。俺の護衛より、魔王教の動きを見てきてほしい』


『おや、ではお一人で戦いに? あのお方がご同行されるわけでもなく?』


『一緒に行くけど問題ないですよ。仮に俺を追うヴェインたちと戦うことになっても、俺一人で対処するって話してあります。彼女には別の仕事も頼んでますから』


『よろしいのですか? 七英雄の子らは、司祭を討てるだけの実力がございますが』


『それでも、大丈夫』



 七英雄の末裔が七人揃っても勝てなかった少年。

 物語の黒幕とも呼ばれたレン・アシュトンのはっきりとした言と実力には、エドガーも、ラグナも疑念を抱くことがない。



『俺だったら、一人でどうにかできる』



 いったいどれだけの経験と覚悟があればそう言えるのか、それすらも想像のつかない覇気が平然とした声に隠されている。

 エドガーはその声に異を唱える気にもなれなかった。



『くれぐれもご注意を。七英雄の末裔たちが相対する可能性があるのは司教。司祭とは別格の存在でございます』


『だからレンは、必要があれば手を貸すつもりなんだろうさ』



 不敵に笑う天空大陸(シェルガド)人がちらりと横目を向ければ、いまは亡き剛腕に仕える執事はふぅ、と息を吐く。

 その世界が見せた物語は、終わりを迎えた。




 ――――やがて、元通りの景色の中。

 いままでの光景が嘘だったのかと思わされるほどあっさりと戻ってしまう展開に慣れていたことに、レンはそのとき気付かされた。

 一方、レンの目の前を歩いていたリシアとフィオナには、彼が急に黙りこくったようにしか見えていなかった。



 彼女たちがそんなレンを見上げて言う。



「レン?」


「レン君?」



 ほぼ同時に口を開き、彼を案じた声で。

 オルフィデの騒動の際、三人で帝都からエレンディルに帰る途中でレンが頭痛に苛まれたときのことを二人は思い返していた。

 というのは、レンがイヴのことを見た際の出来事だった。

 あれ自体は、まだオルフィデと戦う前のことだったが……。



「も、もしかして呪いの残りで――――っ」


「そ、そうです! 大丈夫なんですか!?」


「違いますって! ってかリシア! いきなり神聖魔法を使おうとしなくても――――!?」



 心配のあまり手を伸ばした少女たちを制止して、本当に大丈夫なのだと強く言いきったレンが苦笑い。

 彼女たちも確かに呪いによるものではなさそうだと思い、胸を撫で下ろした。

 無事、先へと進むのを再開しながらレンは記憶の中から掘り出す。



(Ⅱの最後の戦いのとき、レン・アシュトンが来た裏側ってあんな風になってたのかな)



 それはそれとして。

 久しぶりに七英雄の伝説のレン・アシュトンの強さを思い出した気がして、今日何度目かの苦笑が浮かんだ。



(あのお方、彼女って……誰のことを話してたんだろ)



 しかし答えを見い出せないまま歩いていたら、彼の背後……洞窟のほうから声が届いた。



 そこには騎士や文官に加え、レンがよく知る人物の声が交じっている。

 もしかして、と思ったレンが予想した通りの人物がやがて姿を見せる。それはつい先ほどの光景にも登場していた、鞄の旅人こと……



「誰かと思ったらレンたちか。どうしてここにいる?」



 神秘庁に所属する研究者、ラグナだった。

 彼の象徴でもある巨大すぎる鞄が、その小柄な体躯に対して今日も異彩を放っている。その姿はレンが見た景色のそれとほぼ変わらなくて、レンは一瞬戸惑いを覚えた。



 けれどレンはすぐに気持ちを切り替えると、洞窟を出てこちらへ近づくラグナと言葉を交わす。



「俺はお二人の仕事の付き添いです。というか、ラグナさんこそどうしてここに?」


「俺は趣味と仕事の半々だ。ラディウスからこの辺りで行動する許可を得ているのだが、文官と騎士は俺が心配らしく一緒に来てくれたわけだ」



 ため息をついた彼の後ろで、洞窟まで同行した女性騎士が申し訳なさそうな笑みを浮かべた。



「こういう状況ですしね。念には念をっていうのは仕方ないと思います」


「まぁ、言わんとすることはわかってるさ。……というわけだ。いまの言葉を許してくれるか? 俺も貴女たちのことが嫌いというわけではないんだ」


「め、滅相もありません!」



 文官の返事を聞いたラグナは密かにレンへと目配せをした。

 ……まるで、何かを伝えようとしているかのようだ。リシアとフィオナにもそう見えたから、三人は示し合わせたように振る舞う。



「ラグナさん。ここの状況について意見をいただきたいんですが、いいですか?」


「鞄の旅人の叡智を求めるか。ほかでもないレンの頼みなら仕方ない」


「では皆様、我々も近くにおりますので、何かありましたらお声がけください」



 最後にそう口にして文官が離れたところで、ラグナが周囲の自然に目を配り楽しげに笑みを零す。



「この道に繋がっていたとは」


「ここのことは知ってたんですね」


「旧街道や古い休憩所となれば、一目見たいと思ったことくらいある。いままで機会がなくて立ち寄る機会はなかったがな」



 それからレンはリシアにフィオナ、ラグナの間に立ち初対面の三人の挨拶を取り持った。

 特にリシアは天使化と仮称している現象について世話になったこともあるから、丁寧に当時の礼を口にする。

 ラグナはいつも通り、「気にするな」とさらっと返していたが。



「それでラグナさん、ここに来た理由って?」


「ああ。ちゃんと話す」



 フードを脱いで顔を晒したラグナが歩きはじめると、三人がそれにつづいて歩を進めた。

 ラグナは歩きながら、三人以外の誰かに聞こえないように言う。



「――――例の鍵の件だ」



 例の鍵。

 レンが完成を待ちわびていた、伝説の吟遊詩人ミューディの隠れ家へ至るための重要な品のこと。



今日もアクセスありがとうございました。

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