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心欠け騎士、TS転生し二度目の人生を〜心を知れて幸せです〜  作者: きよわわ
アリシア 8歳編

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81.畑が………

 ***ピリス***


「今日こそテメェを泣かせてやる!」

「泥パックしてやんよ!」

「一発必中ですよ!」

「お前達連携を忘れるな確実に行くぞ!」


 おい、連携して攻撃してくる気か?

 1人では勝てんのか、ああん?


「ヤレるものならやってみろお前たち泥団子団に常識を叩き込んでやる。行くぞヴァスティ!」

「え〜〜〜〜〜」


 おい共婚者!?


「ヴァスティ!」


 クソッ、ヴァスティは動く気がないか…


 私は、早朝から畑を見に来た私は畑があった場所が田んぼになっている事実に項垂れた


 みんなで耕した畑は、周りの土が盛り上がり水が入りすぎて、完全に田んぼになっていやがった


「お前達は、みんなが耕し畑として準備していたのに勝手に水を入れやがって、何とも思わないのか!」


「ふっふっふ、ピリスよ。俺はね、黄金の稲穂が見たいのだよ」


 見たければココじゃなく、よそで田んぼを作れよ!(怒)


「確かに5月中旬の今、適しいているが稲を植えるかどうかは決まってないぞ!」


 というか畑の指示しかなかったし、種を種類別に受け取って植えて今後の水やりや雑草抜きとか色々と大人と相談していたんだが…


「だからこそ!こうして田んぼを作ることで、大人達に迷いなく選んでもらえるというものだろう?」


 選ぶというか…大人達が何らかの理由で稲作ではなく畑作にした理由とか考えろよ!なにか理由とか意味とかあるかも知れないだろう!?


「戻せと言っても」


 当然お前達は?


「戻すわけねぇだろうバーカ!」

「隊長が決めたのだ、ここは田んぼで決定だ!」

「お前達は他所でもう1度耕せばいいだろう!」


 お前達のほうがよそで田んぼ作ってくれればそもそも揉めてないんだがな!?


 それとお前ら、まさかのと思うが…


「いいわけ無いだろう!すでに種を蒔いていたんだぞ!ちゃんと回収したのか?どうなんだ!」


「「「「………………………」」」」


「ナカッタヨ?」

「アッタカナ?」

「ナニもありませんでしたヨ?」

「シランナァ?」


 ハッハッハッ(怒)


「お、お、おおおおぉぉぉぉ」


 くっそー、頭に血が上るのを自覚出来るほど腹立たしいぞ!?


「お前らー!種だってタダじゃないんだぞ!」


 私は怒声を上げて靴を脱ぎ、ズボンの裾を捲って泥団子団のいる田んぼに入っていく


「てめぇらを……植えてやる!」


 正直、近接は苦手だがそうもいってられん。植えたい…一刻も早くコイツらを植えたい


「来るがいい…」

 人差し指をクイクイとして挑発するオルド


「我らの土俵へようこそ」

 貴族の様な胸に手を当てて礼をして挑発するマッツド


「泥パックで美しくしてあげましょ!(裏声)」

 変顔と裏声で挑発するガット


「俺たちの動きについてこれるんかぁ〜?」

 4対1で調子に乗って挑発するダイト


 同い年の男子にまともな奴が1人もいない残念感に襲われるが私には心強いきょ、共婚者がいる!


「ヴァスティ、援護を…」


「え〜〜〜」


 おい共婚者!?


「ヴァスティ!」


「えー、メンドーだよぉ村長に任せない?」


 任せたいが怒られてハイ終わり、じゃあこっちの気がおさまらないだろう


「当然、村長にも任せるし。コイツらの親にも説教してもらうがこのまま引くのは、私の怒りが収まらない」


「そ〜なのか〜」


「後で血をあげるー」

「よっっっしゃー!ヤルぞー!」

「ーから……………」


 ヴァスティ…本当に私が好きなんだよな?

 なんだか血の相性がいいというだけで、私本人はどうでもよさそうな気がする時があるが、気の所為だよな?


「ひ、1人増えたとて我らには勝てんぞぉ?」


 ビビってるビビってる


「ふっふっふ、空からの攻撃は防げるのかなぁ?」


 そう、ヴァスティ飛べるからな。空を警戒し地上も警戒、普通よりも戦力を空と地上で別けなければいけない


 勝利をより確実にしなければ…後は誰かいないか?


 そう思い周りを見渡すと………おっ!いい人材が見つかった♪


 朝から騒いでいたせいで様子を見に来たであろうアリシアが近くにいた


「アリシア!ちょっと手伝ってくれないか?」


 強く頭も回るアリシアならば戦力として十分だったのだが…


『ふるふるふる』


 首を横に振られた……………………え?

 そんな…アリシアこの状況で断るなんて


 そう落ち込んでいるとナルシェナが籠を持ってやってきた。ああ、なるほどそういうことか…


「アリちゃん、ママ達から朝食のサンドイッチ渡されたー、一緒に食べるようにだって」


「はい、ではむk」

『ベシャ』


 あっ、流石アリシア。籠には当たらなかったものの防いだのは泥団子だったゆえに、アリシア、ナルシェナ共に泥がはねて汚れた


「…向こうで食べるのは後にして先に始末しますか」


「うん、ちょっと許せないよね」


 参戦2名だが、この2人に泥団子をぶつけようとしたのは泥団子団の手下(年下の10歳)達3名である


「7対4ですがさして問題はありませんよねピリスさん?」


「ん?ああ、問題は無い」


 よっし、それじゃあ田植えと行きますか!


 ……………

 ………

 …


 ………例え数の差があろうとも、個々の力の差というものを実感できる戦いの成果が今目の前に広がった


「ふぅ………まあ、こんなものでしょうか?」


 ほぼ3名を1人で植えたアリシアはあまり汚れておらず田んぼから上がった


「むー、足が取られて動きづらかった」


 被弾自体は少なめだが、転んでしまったため泥に塗れたナルシェナはアリシアにすがりついた


「ナナちゃん汚れ…………はぁ、ヨシヨシこれで足場の大事さは分かりましたか?」

「うん……分かったよ」

「訓練に足腰の強化も考えないといけませんね」

「えっ、あ………うん」


 頑張れナルシェナ。アリシアは、お前を強くしたいらしいぞ!


「ピリ〜約束〜」


 来たなヴァスティ


「分かった分かった……………あっちでな」


 堂々と吸われる事にはまだ慣れていないし、なんだか吸われている場面は他人に見られたくないから物陰でこっそりと吸ってもらうことにした




 ***アリシア***


 はぁ……朝から声のもとにかけつて散々な目に会いました。


「アリちゃん……アレあのままでいいの?」


 ナナちゃんが指差しで、植えられた泥団子団と隊を指し示した


「ええ、ヴェルヴァスティさんの魔法で口と鼻の場所は筒状になって外まで繋がっています。血が頭に登るのは避けられませんが。それぐらい、いい罰ではないでしょうか?」


「そっ、そっかぁ」


「おはよう、今日はいい天気になりそうだな。アリシア、ナルシェナ」


「トットルさん。おはようございます」

「おはようトットルさん!」


 トットルさんが話している私とナナちゃんに近づき、魔法でキレイにしてくれました


「植えられた生贄はどれぐらいあのままにしておくんだ?」


 生贄って…トットルさん


「昼まで?」


「ナナちゃん?殺したいのですか?」


「え!?」

「ん?」


 どうしました?

 2人共、不思議そうに私を見ないでくださいよ


「アリちゃん、逆さまって死ぬの?」


「ええ、人間は逆さの状態だと死にますよ?」


 何故死に至るか原因はよくわかりませんが死ぬのは確実です。人間の体は謎が多いですからね


「そうか、それならすぐに回収してくるか」


 トットルさんは素早く靴を脱いで、植えられた人を抜きに行った


「………」

「………ご飯どこで食べよっか?」


「そうですねー」


 どこで食べようとも変わりはないと思いますが


「やっほ。うちの娘しらないかな〜?」


 悩んでいるとファルピさん…ピリスさんの産みの母親が来ました。


「えっと…」


 現在血を吸われてますというべきか悩みー

「向こうで血をちゅうちゅう吸われてるよ?」


 容赦なくナナちゃんが告げた


「お〜、真っ最中なんだぁ〜親としてぇ成長をこの目で見ないとねぇー」


 ファルピさんはウキウキしながら去って行くのを黙って見るしかない。


 ごめんなさいピリスさんいい言い訳が思いつかなかったので見送ることしかできませんでした


「行きましょうナナちゃん」


「何処へ?」


「エレニカのところにでも行き最新の情報があるかないか確認でもしましょう」


「うん」


「その後は………散歩ですかね」


 既にナナちゃんがご飯を持ってきたときに今日の子供の予定はほぼ皆無、儀式前の子供に予定はなく儀式後の子供は畑の手入れという、すぐに終わる内容だった


 ……………というわけでお邪魔したものの情報無し、ご飯を食べつつ世間話をして早々にお暇した



 ***エレニカ***


「食事を終わらせてすぐにお暇とは、完全にナルシェナちゃんにご心酔されておられますね」


「がぅ、心を得た以上、今度こそ幸せに浸ればいい」


「ですね……出来ればその中に私達も入れてもらえると嬉しいのですがね」


 2人して微笑み合うと風と共に入ってくる人物が1人


「報告ニャ」


 ノーラさんですか…


「聞きましょう…」


「敵追加ニャ、爆裂マウス20匹に、ワイルドキャット5匹ニャ」


「これはこれはまた、頭の痛くなることですこと…」


 どうやらノーラやその部下に気づかれることなく、悪い人がコチラにいるようですね…


「見つけ出すニャ?」


「そうしたいのは山々なのですが、コチラを疎かにすることも出来ません。なので防衛メインとして、一時的に非戦闘員を中に受け入れてもらえる体制を整えつつ戦闘準備をしなければいけません」


「がぅ、そっちの交渉はエレニカに任せる。私は陣形の相談を村長達としてくるぞ」


「任せました。ではまた夜に会いましょう」


「ニャ!」

「ガウッ!」


 はぁ…余計な仕事がなければ私もザハレグス様と一緒にいられるのになー


「すみません。エレニカ様は此方にいらしゃいますでしょうか?」


「はっ、中にいらっしゃいます」


 おや?どなたかが訪ねてきました。誰でしょう


「私は領主娘の次女スフレグスと申します。今後の事でお話をと思いましてお時間がよろしければお会いしたいのですが」


 どのみち、此方からお話をしなければいけないことがありますし。丁度よいタイミングではありますね


「入ってもらってください」


「!」


「っ!ありがとうございます!」


 さてさて、しっかりと話し合いますか次女さんがどこまで権限を与えられているか不明ですが、なるべくスムーズな話し合いができれば時間短縮出来るのですがどうでしょうかね〜?



でわ、また来週投稿しますね

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