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心欠け騎士、TS転生し二度目の人生を〜心を知れて幸せです〜  作者: きよわわ
アリシア 8歳編

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22.言ってほしい言葉

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      ありがとうございます!


頑張って書きます!

集会場へ到着、この村の今後を決める。と、まではいかないが生きるためには必要な集会である


でもってかなり重要な部分は大人が決めて私達子供は子供で決め事を作る


「さて、僕達の役割だが…」


子供の中で年長者の彼が仕切るようだ、話を聞いていくと大きな変動はなく集団行動をするようになるという事だ


本来私達この村の子供の日程は


午前は、お勉強。午後は、村のお手伝いとなっている

お勉強は最低限の読み書きと計算と魔物についてと薬草や軽く衛生概念についてのです。


たまに外で運動もします剣術や弓ですね儀式済の子はそこで魔法学も学んだりします


これは将来大人になって村の外へでても困らない様にという大人の配慮です。


ただでさえ魔獣で外が危険だというのに無知なままにするのも危ない、ならばせめて文字と簡単な計算だけでも教えて、それ以外は各家庭や村で必要なことを教える事にとなっている、それが時代を得て今がある


異世界人は識字率の高さに少し驚いていたっけ?

この世界をなんだと思っているんだか、そりゃあ文字を書けない読めない人が少なからずいない訳ではないし


この村は元冒険者とか家の親みたいに出産や育児のための一時的に休んでいるだけです


それらの親がいるので殆どの人が戦える上に読み書き計算が出来ているのが当たり前でそれを子供に教えるのは当たり前としている。そんな村です


異世界人の世界は魔法が無いらしいので農業は大変と言っていたっけ?


だから識字率の及び力が必要だから云々なんか色々と言っていましたね


「以上です。これに異議申し立て並びにもっといい案があるなら言ってほしい………無いようだな大人にこの考えを話してくる待っててくれ」


えっと少し聞き流していましたけど

基本は集団行動、どうしても少数行動したい場合は儀式をして、魔法を使える子が必ず一人は同伴し行動する様にとの事でしたね


子供ならその程度が限界でしょう十分です


「…アリシア」


「?」


えーと、ああチーム泥団子の1人水気が多く団子にならない泥をぶつけてくる人ですね、なんのようでしょうか?


「魔毒はもう大丈夫か?」


「ええ、もうすっかり抜けて大丈夫ですよ?」


「そうか、それはよかった」


「………」

「………」


えっと?


「その、色々と聞いた」


「色々とは?」


何を聞いたのでしょうかね?


「まだ儀式をしていない子供は魔毒がとても危険で最悪死ぬこともあるとか、回復魔法や回復薬が魔毒に邪魔されてあんまり効果が無いとか…」


「うん」



そうだね、回復魔法、回復薬ともに魔力が作用して傷を癒やす働きをする。その魔力が魔毒によって効きづらくなるための私の手足は傷跡が残ってしまった。


私が眠っていた間の事で後から知ったのですが…

リーナお母さんはずっと回復魔法を効かないと分かっていてもかけ続けてくれたようです。それは、無意味ではなく確実に私の命を繋いでいたようです。


本当に感謝しています


そもそも、回復魔法と回復薬があるがゆえに医療技術はほぼ発展していませんし、医療の発展は異世界人によるものです、この点は異世界人にとても感謝しています


医療技術を持った異世界人が来て技術を学ばせてもらうまでは軍は軽い傷などは回復薬を使っていましたしね


けれど異世界人による消毒液と衛生概念による自然治療方法で、怪我が原因での死者や切断しなければ死んでしまうような状態に至らなくて済むようになりました。


それらの前は冒険者や農民等の貧民や怪我を軽視するものが治癒魔法屋や回復薬を使うのを渋りそういった事例はとても多かったものです


軍で出陣した隣国の事情は凄まじいところもありましたね五体満足がほとんどいないとか部下がとても怖がっていましたね


異世界人が来るまではそういった事情もあり、治療法はあるにはありましたが殆どが間違いだらけの民間療法でした。



話がずれましたね。



つまり異世界人の医療技術で止血や縫い合わせて傷口を塞ぎつつ、回復魔法で血や細胞を作らせている状態なのかな?


それでえっと、魔毒は儀式をして魔力が開放されれば自分の魔力で中和される筈だけど…


親が言うには儀式前だから魔力がない状態それゆえ、魔毒の影響は魔力が低い人と同じ状態となったとか


だから儀式をしていない私は魔毒により気絶状態、リーナお母さんの回復魔法による魔毒は阻害されつつも効果を発揮そのついでに魔毒は中和されて深刻な量の魔毒が減り無事生還したという結論だそうです




でも魔毒の中和と私を助ける為に縫った跡で傷跡が残ったのを父と母は悲しんでいましたが私は


「いい男を選ぶ条件になる」


そう言い切りました


幸い私はまだ8歳で完全に消えなくても目立たなくはなりますしそこまで深刻に捉えなくてもいいのですけどね?



「見せてもらってもいいか?」


おっと、あまりにも何も言ってこないので思考の彼方へと意識が飛んでいました


「どうぞ」


スッと私は1番傷がひどい右腕を見せる噛まれまくったのでところどころ痛々しく残ってます。


ついでに左腕の一本筋見ます?

すっごいのですよ、見事腕の骨の隙間を入りましたので骨を傷つけることなく貫通したのですよホラホラ


「痛かったよな」


「ええ」


死ぬかと思いました


「魔毒、辛かったよな」


正直に言いますと、心臓がとても痛く取り出せたらなどとふざけた想像さえしました


「…俺、回復系統の錬金術師になる!」


「それは…ご自由に」


で、いいよね。私に宣言されても困りますけど?


「必ずこの傷跡を消せる魔法薬を作ってみせる!」


「…そうですか、頑張ってください」


傷跡をキレイに消せる魔法薬ですか世の女性が飛びつく代物ですね。できたら売れますよ


「作れたら1番に渡すから」


「それは……難しいかもしれません」


だってナナちゃんと学園を卒業したら旅に出ますしね……ナナちゃんは、今どこにいるのでしょうか心配ですね


「なんで」


「あなたの自己満足に付き合う必要性を感じませんから」


ひどい言い方ですが製品として売り出せば買いますよ?

なのに手渡しとか困ります、普通に店売り品にしてください


「自己満足…そう…だな…けど謝りたいんだ」


「…いやあのね?」


謝られたところで傷は治らないし、お父さんとお母さんが悲しみました。その上ナナちゃんにもつらい思いをさせました。謝るのは私にだけではありませんよ?


「いや、分かってる自分達がどれほどこの村を危険に晒したかを」


「叱られましたか?」


「ああ、一軒一軒親と一緒に謝りに行った」


「そうですか」


…おかしいですね、胸の中の何だか、こう相手をぶん殴りたい衝動が消えません。どうしてでしょうか?


「お姉ちゃん、怒ってる?」


ずっと横にいるロティシナが私の強く握りしめられた拳を両手で優しく包みます


怒る?

はて、頭に血が上る様な感覚もありませんし、睨みつけたり眉間に皺も…よっていません、それと間も食いしばっていませんよ?


ですがロティシナが、他者がそう感じているという事は私の雰囲気まとっている空気が間違いなく、その状況だと言うことですね。


「……いいえ、ロティシナ私は怒っていませんよ」


そういいつつ私は理解した。これも怒りという感情なのだと、あれかな?


静かなる怒りみたいな、起こってはいるけど激しい怒りではなくフツフツと水がゆっくり沸騰するまでの小さな気泡が出来る状態で限度が来ると爆発というような感じで


では、私はなんで怒っているのか?

それはきっと…


「迷惑をかけられたのに、相手の都合に合わせて待たされるという訳のわからない、本当に謝罪する気があるんかという事に怒っているの」


多分ね


「なっ、違うよ。俺は本当に君に謝りたいんだ」


……いえだから


「このひと、おねぇちゃんにワルイことしたの?」


「そうだね、この人のせいでお姉ちゃんこんな怪我しちゃったんだ」


両腕を見せる


「ーっ、いたい?」


見せた腕をそっと触れそうか触れないかなギリギリの場所で止めて涙目で私の顔を見る。上目遣いと言うやつだったかな?


…かわいい


「もう治ってるから大丈夫だよ」


「アリシア、俺は…」

「みんな、集まってくれ」


泥君が何か言おうとしたところで代表が戻ってきて集まってというのでロティシナの手を引き向かう。さて、子供の今後の行動はどうなるかな?


泥君もなにか言いたげだが大人しく集合する

結局最後まで、ごめんなさいとか俺達のせいで迷惑をかけた的な言葉はもらえませんでした。


……そっか、私は謝ってほしかったんだ


彼は謝りたいんだと言っておきながら1度も頭を下げごめんなさいを言っていないだから許せなかった


そう自覚すると心がようやく落ち着きを取り戻した。でもそうするとわからない感情のせいでイライラしていたのもありますね。ちょっと辛く当たりすぎましたでしょうか?


思い悩みつつ話を聞くことになりなしたけどちゃんと聞いてますよ


1つ、単独行動は絶対にしないように最低でも3人で行動うち1人は儀式を済ませた魔法が使える人


2つ、問題解決まで子供のお手伝いは無しとする集会所横の勉強会室でお勉強または近場で遊ぶように


3つ、異常発見及び村の者以外を見つけたものは速やかに救援の印を上げるように


以上だそうです。うーんまあ子供に何かを求めてはいないというのが見て取れますね素晴らしいです。

で、万が一行動したい場合には三人一組になるようにと、そのうちの一人は儀式済でありその人物が魔力弾を上空に上げて知らせる


お勉強なら大人はいますから安心できますし、冒険者さんでしょうから一様対応可能です……よね


「はい」


「何でしょう?」


「お勉強の際の大人は元冒険者さんですか?」


「はい、そうです」


「1人ですか?」


「いえ、子供を守る際のことも考えているから3人だそうです」


「ありがとうございます」


「こっちこそ聞いてくれてありがとう」


あっ説明してなかったことを理解してくれましたか


もし賊が複数で攻めてきてこちらにたどり着き同数または賊が多かった場合少しでも救援が来るまで持ちこたえる考えもあるようですね


今のところは聞きたいことはそれだけですかね


「はい!」


男子が挙手する


「なんだ」


「勉強は何をするんですか!」


確かに!それも気になります


「いつもどおり文字と計算と薬草と魔物と衛生の5つを中心に室内だ」


それを聞いた挙手をした男子はキリッとした顔をして


「それは面白いのですか?」


と本気で聞いて横にいる友達に頭を叩かれたのだった

誤字脱字で相変わらず読みづらいかと思います謝罪を申し上げます。申し訳ありませんごめんなさい


作者はそこんところ才能がダメでして、あとメンタルが弱すぎるのでその報告を受けるだけでもダメージを受けてしまう可能性がありますゆえに

受け取れないようにしております。ごめんなさい


ですが書き続けますエタりませんがんばりますので許して


でわでわ、また来週投稿します

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