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心欠け騎士、TS転生し二度目の人生を〜心を知れて幸せです〜  作者: きよわわ
アリシア 10歳編

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191.箱舟に乗って移動

お父さんお母さん達へ

ちょっと大きな戦いに行って来ます。

万が一の場合は、私の資金等がそちらに渡るように手配していますので、その時は受け取ってくださいね。まあ結構な額ですので、今後の家族計画に使ってきださるといいともいます。それと………(長文カット)

         家族の1人のアリシアより

グライド「ちょっ待てよこんな簡単に……ええぇ」

アリーナ「覚悟完了されてもねぇ」

ユナルテ「まあ、祈るしかないだろう」

 

 ***ヴァーチュ聖教国側***


「なあ、間違いないのだよな?」


「何度も確認なさらなくても…」


 幼女2人がとても大きなホール中心で話し合っている。


「大丈夫ですよポルバード教皇、その体の魔力は十分であり、神の居られる世界との相性も抜群であります。何度も調べたではございませんか」


「そうだなゲルバー枢機卿、だがキチンとお迎え出来るか不安なのだよ……邪魔者がやってくるらしいからな」


「そうでございますな……しかし、神お一人では嘆かれましょう。なので教皇以下の我々が身籠り、産むために、生け贄として使えるよう神の力を宿す武具と体をもつ聖国を民を来るように仕向けたのでしょう?」


「ああ、神も眷属神様方を少しでもお呼びできればお喜びになると思い、あの手紙を渡したのだ

 そう、愚かなる異端の代表者の手紙の『助けてくださいませんか?』だけを出したのだ、こちらの情報部分を抜いてな」


「来ますでしょうか?」


 枢機卿の言葉にニヤリと笑う教皇は断言する


「来るさ!…来ないはずがない、この国を異界化させたのは奴らが来ざる得ない状況にする為と、神が過ごしやすくする為なのだからな…」


「流石教皇猊下であります」


「ふふふ…聖国よ、さあ早く生け贄になりに来るが良い、我が神の為に!」




 ***ナルシェナ***


「でっけぇ~」


 空船…私が知っているのは親や授業で聞いた程度のもの、それは魚を安全に捕る為にあると聞いている。


 しっかし…


「鉄の塊が浮かぶもんなんだねぇ」


 めっちゃメタリック、今は真下に来たけど、王都の門を出たときは輝いて眩しかったよ


「そうだな…なんだか想像と違って驚きだ」


 フランメちゃんも驚いている。


「グルゥ、神の作りしものではあるが一応出す毎に変わっているらしいぞ?」


 ヴェルーナ様が後ろから声をかけてきた。アリちゃんと戯れてないくていいのかな?


 と思いアリちゃんを見ると、ライラック様と腕を組んで親密にはなしをしている。


 なにしてんだ?


「出す毎に…ですか?」


「がう、昔は木製だったな」


「なるほど」


 この巨大なアーティファクトは出し入れ可能らしい、他国も空船があるからそれも何処かにしまってあるのかな?


「ここでの会話は一旦終わりにしまして船へ乗り込みますの」


 聖女様がそう言うと足元が光る陣の魔法だね。いつの間に?


 と疑問を浮かべている間に周りの景色が変わる。転移?なのかな?


「こちらへどうぞなの」


 案内に従ってついて行く、その途中に窓も無いので外を見ることは出来ない……本当に船内かな?


「この部屋なの、でわでわまた後でなのー」


 ………あの聖女様があっさり帰った?


「え?アリちゃんがいるのに?」


「ナナちゃん…今回聖女は指揮官敵役割があるのでやり事がたくさんあるんですよ…私なんかにかまっている暇はありませんよ?」


 暇が無いのに案内はしないと思うよ?

 という言葉はあえて言わないでおこう。


 室内は見たことないものばかりだなんか筒がある見ているとアリちゃんが「それは伝声管です」と言うけれどもうちょっと細かく言ってほしい


「でんせいかん?」


「でん…伝える声の管です」


「ああ〜」


 私は室内を見て回る事もなく、というか見て回るほどの室内ではないのだ


 することが無いので室内には小窓があったので、小窓から外を見る事に……高いなぁ


「本当に空に居るんだが実感がないな…」


 私は、フランメちゃんのこの呟きに激しく同意した。


 しばらくすると聖女様がやってきて、退屈しのぎの為に話をしてくれるそうだ


 アリちゃん。やっぱり聖女様暇人だよ




 ***アリシア***


「空に浮かぶ大きな船、海で安全な漁をする目的で、最初は海面から浮く程度の小さな板から始まりましたの」


 現在聖女に挨拶もそうそうに箱舟に乗り、目的地へ動き出した船内で、空を飛ぶ船内で退屈していたナナちゃんに、聖女が何故か空船の歴史を軽く浅く語りだしています。


「………」

「………」


 ナナちゃんとフランメが興味があるのか、真剣に話を聞いています。


「ですが海面から浮いていても魔物がその板を壊す事件が何度も起こり、高度をどんどん高くしていき、装甲も厚くなり、安全に漁が出来るようになったところで形のデザインも進み空船となったのですの」


 でも、未だに極稀にですが空船は海の魔物に落とされているんですよねぇ

 海の魔物はとても怖いですし、浜辺も結構ヤバい魔物がいます。


「ほえー」

「ふむ…」


 …………荷物の再チェックでもしておきますか


「そこに現れる異世界人、ロマンだとか言って砲を取り付けましたの。そうしましたら空から地上への面攻撃を披露しまして、地上戦力への攻撃能力、空という有利の航空戦力という戦力を教えましたわ」


「くっ、ロマンか…それには逆らえないよねぇ」

「やはり異世界人には困ったものだな」


 えっと携帯食料が最大5日分に、薬、着替えとタオル、様々な用途別魔導具、ナイフ、予備武器…


「そして始まりましたの。第五次世界大戦が」


 …懐かしいですねぇ、聖女の力を使い、ただの空船を超巨大要塞級にまで大きくして、なんかいろいろと兵器をつけだしたので、戦わざる得ない敵となった。

 ですから一応聖国と合同で戦いましたよ、頑張って地上が凸凹や、自然が焼き消え去るような事態は避けましたが、それでもその世界大戦で元凶の1つである小国があった島国を消してしまったんですよね。


 消えた原因は、その超巨大要塞が落ちた場所なので自業自得なのですがね。


「どうなったの!?」

「世界大戦…多くの犠牲が出たのだろうな」


「いえいえ、犠牲はそこまでは…約5万人と小さな陸地といいますか島国が消えたにすぎません」


「え?島国消えたの!?」

「約5万人は十分大事だろう!?」


「…………」


 聖女は沈黙するので私から説明を…


「いえ、約5万人は必要な犠牲でしたし、かの島国は聖女を捕まえて、神力を搾り取り、その国の繁栄のために命を捧げさせていましたし、命を捧げさせた聖女を使い、解体し実験し死体を弄んでいましたね。その遺体からも搾り取った力で、超巨大要塞の空船を空に浮かべ要塞から繰り出される攻撃を防ぐのにどれだけ大変だったか…」


 本当に……異世界人の入れ知恵のせいで、いろんな兵器が飛んできたのは今思うと腹が立ちますし!ザハレグスでなければ防衛放ったらかして即攻めにいっていたところです。

 感情がない故に、辛抱強く弾切れまで待つことのできたザハレグスを、褒めてあげたいぐらいですね。うん


「え、ええ〜…繁栄のためとは言え搾り取るとかアホなの?」

「程よく力を捧げさせて、祭り上げるのではいけなかったのか?」


 2人共…攻撃が防げたのを、全然不思議がらないんですね。


 ……んん、どうでもいいんでしょうね。それはさておき普通フランメの言う通り、捧げさせて途絶えないようにするはずなんですけどね?

 搾り取るとか意味がわからないことが多いですよねぇ


「フランメちゃん。甘い……甘いよ、角砂糖5個分は甘いよ」


「足りないぞ?角砂糖5では私は甘いと思わないぞ?」


「…………」

「…………」


 2人が沈黙したのでここは私が…


「ナ、ナンダッテー」


「………ふははははは、では教えてあげよう!悪役というのは古来より何処か足りないのだ!」


 よかった、会話が再開されました。

 そして先の私の棒読みのセリフで、フランメはノリに乗らなければいけないと悟り


「ソ、ソレハ、ドウイウコトダ?」


 私が再び棒読みの言葉を紡ぐ必要なく、フランメ自身がナナちゃんに合わせました。


「この、()()()の本で証明されている。ほとんどのマル異の異世界人作の本の作品に出てくる悪役は必ずと言っていいほど、居なくなったら困る力や!作業をさせていた人を冷遇し搾取したり、追放するのだ!」


「どうしてだ!?いや本当に!どうしてだ!?」


 本当にどうしてでしょうねぇ?

 あ、いえ、話の進行上仕方がないこととは言え何ででしょうね?


 私の疑問と同じなのかナナちゃんは素直に


「わかんない……」


 とそう言った。テンションも急に氷点下で温度差で風邪をひくかもです。


「……………そ、そうか、分からないのでは、仕方がないな……うん」


 ……そういう回答になりますよね。ナナちゃんはただ異世界人が書いた書物を読んでいるにしか過ぎませんから、回答を得ることはできません。


「コホンッ…続きを話してもよろしいですか?」


「どうぞどうぞ」

「あ、すみません。どうぞ」

「お好きにどうぞ?」



「……では、その第5次世界大戦後には、兵器利用に有効だ!という結論を出せた訳ですの、だから今もあるんですのよ……おしまい」


「………………え?終わり?」

「………まあ有効な攻撃手段は使うのが普通だからな、当然残し受け継ぎ今もあるのが普通か」


 なんか腑に落ちないという感じに、というかすっごく中途半端な終わり方をしたので、ナナちゃんもフランメはまあ納得した感じ?でしょうか?


「ん?これは?」


 フランメの荷物のチェックもしていたら全く知らないピルケースの様な物がでてきました。

 しかし私は見たことが無い、こんな高級そうな箱、装飾もすごく何よりも魔導具です。

 縦5cm、横8cm、高さ3cmぐらいといったところでしょうか?


 私が不思議そうに見ていると、フランメが答えてくれました。


「それは角砂糖入れだぞ?」


 …………ん?…………………………………………んん??


「も…もう1度、言ってもらえますか?」


「だから角砂糖入れだ」


 うん?


 首を傾げていると、フランメが近づいて来て、手に取り箱を開ける。


「ほら、角砂糖だろ?」


 本当に角砂糖が入ってました。中はピルケースの様に仕切りがあり1つのスペースに1個ずつは入ってる。合計で10個入る仕様


「ほえ〜、そこまで角砂糖好きなんだぁ」


 いつの間にかナナちゃんも近くに来ていたようで、角砂糖入れの箱をまじまじと見る。


「誰からのプレゼント?」


 あ…確かに装飾も考えると完全オーダーメイド品ですね。一体誰から?いつから目をつけられていたんでしょうか?


「ド……ドルドエヴァンさんからだ、私が角砂糖好きと知ってな1人で作業中に、コレをプレゼントしてくれたんだ」


 大事そうに、それはとても大事そうに胸元でギュッとする。


 そこまで角砂糖好きですか…………


「………………」

「………………」

「………………」


「あ、そうだ!」


 沈黙が流れると聖女が手を叩き何かを思いついたようだ


「甲板行きません?」


「お!行く行く!」

「外に出れば空を飛んでると実感できるだろうか?」

「……では同行しますね」


 聖女の提案にのり甲板へ行くことに…


「こちらです」


 外へ出るとそこには既にヴェルーナ達がいた。


「わー」

「おお、外に出て分かったが息苦しかったみたいだな」


 ナナちゃんは走り出し、フランメは深呼吸をした。分かりまますよフランメ、船内って狭いんですよね。よって息苦しさを感じますので甲板に出たらちょっと息を大きく吸ったり吐いたりしますよね。


「こちらにいたんですね」


 声を掛けながら、テーブルやら椅子やらを用意されている、ヴェルーナ達の場所に近づく


「がぅ」


「ああ、ボクでも狭いと感じるからな…室内は荷物置き場だ」


「にゃー」


「ザハレグスも外のほうが良いだろう?」


 レグシアナの言葉の頷き、あいている椅子に座りみんなを見ると警戒は解いていないようでフル装備状態ですね……


 私は不思議と落ち着く感じがして不思議に思っていると


「ほぅ、今はこんな事でも笑うんだなザレは…」


 ん?


 ライラックがそんな事を言って私を見て微笑む、なのでみんなに聞いてみることにした。


「私が微笑んだのは何故でしょうか?」


「がう、なれた光景に安心感を感じているんじゃないか?」


 とはヴェルーナの意見

 因みに安心は気掛かりがなく心が平静でいることという意味ですね。


「うーん、ボクも同じ様な意見だな、ボク達全員フル装備であり、それはアリシアと同じ状態…つまり一緒だという点だなそこに安堵しているのかもな」


 と言うのはライラック、安堵は安心に比べて限定的であり確か…『気掛かりなことが解消されて』安心することを言うのでしたっけ?


 だから 安心の方が安堵に比べて広い意味でしたっけ?


「ザハレグス…考えるな、感じろ」


 レグシアナ……

「違うんですよ、感じたものがわからないから考えて答えを知りたいのですが」


「…そうか、すまない」



「にゃ〜、ネコはライラックの言葉に一票にゃ、みんなと同じ格好で自分だけが違う格好をしていないにゃ、つまり私は普通の中にいる異物じゃない事にザハは安心を覚えてるにゃ!」


「あ…」


 納得!なのでノーラを呼び膝に頭を乗せさせて、ご褒美に頭を撫で回すことにした


「うにゃ~……ゴロゴロゴロゴロ」



 ***フランメ***


「祖父よ見えるか?コレが空だ!」


 祖父人形を懐から出し甲板の縁から見せる。


「………え?懐からだしたけどいつも持ち歩いてるの!?」


 隣りに居たナルシェナが驚き私に話しかける。


「ああそうだ『ギュポ、スポッ』ほら広大な空を見て祖父も感涙だろ」


「ああ……うん……そうだね。落とさないようにね。注意するんだよ」


「予備はあるから平気だ」


「違うよ、高いところから落としたら祖父が兵器になるから言ってるんだよ…」


「…そうか、まあ結構な速さにもかかわらず風とかないから落としはしないと思うぞ?」


 周りはゆっくりでも、森も山も空を飛んでいると関係ないため直線的に進んでいる。実感はなくとも速さはでている…ハズだ


「そうだね。結界とかかな?」


「だとは思う」


 そうでなければこの高度、いろいろと地上との違いに問題はあると思う。こういう時アリシアに話をーと思うが妻達と話し合っているし、隠密護衛が給仕しているので知ってそうな相手に話は聞けない、余程安全なのだろう。リエルさんも向こうに居る


「そういえばフランメちゃんの武器さぁ、結構長物多かったけど、どれを使うの?」


 そう、今回私の持ってきた武器は長物が多い


 ハルバード、ポールアックス、長巻き、短槍、長剣、大剣……こんなに有っても使う機会が有るのかだろうか?


 まあ逆に、ナルシェナはガントレットとグリーブだけで壊れたりした時のためのメンテ道具と予備部品をリュックに詰め込まれているらしい


「そうだな……使いやすそうなのはハルバードだな」


「お?まさかのティーちゃんと一緒?」


 お?友達か?

 確かにナルシェナなら友達多そうだよな…複雑な気分だがな………仕方がないだろう?私は未だに普通に呼ばれて他は愛称なのだから


「その…ティーちゃんとは誰だ?」


「えっとね。ウィサリス領領主の娘さんだよ」


「そうなのか…で、一緒というのは使う武器か?」


 心中複雑だよ私は……なんで領主の娘と仲がいいんだよアリシアか?またアリシアか?王様と仲が良いくらいだからな領主の娘ぐらい余裕で仲が良いだろうな


「そだよ…でもティーちゃんはね、アリちゃんに才能がないと言われてて…」


 お……おう……アリシアに才能がないと言われたのか、となるとあまり強くはなれないと思ったほうがいいのだろう。まあ領主の娘だ強さだけがすべてではないだろう。


「ま、本人は頑張るみたいだけどね」


「それはすごいな…」


才能が無いのに続ける努力か……人が出来ているのかただの無謀か、私も会ってみたいな


「っ!」


アリシア急に立った。何かあったのだろうか?


「皆さん何かに捕まってください!『shield』『comrade shield』」


私は即座に掴める物につかまった次の瞬間、光が船の先からコチラに向かってきた。


目を瞑り衝撃に備える。何かの光が通り過ぎるまでの間、船は揺れ何か爆発するような音の後は何かが擦られ続けるような、ぶつける様な音が続きしばらくすると音が止む


「なんだったんだ?」


「アリちゃん!」


「アレがビームと言うやつでしょうか?」


アリシアはこういう時興味深そうにするな、余裕があるからだろうか?


「損傷は!?」


聖女が伝声管で話をしている


「『損傷けーーーーーーーーび!!!まだまだ耐えれますよ!』」


伝声管ではなないところからも声が聞こえる。

かなりの大声で言っているのだろうな


「耐えれるではなく!ザハレグス様が防御してくれたので軽微なだけです!そこを間違えるななのよ!」


聖女がオコで言葉がおかしくなってる。


「ですよね、私の張った防御魔法以外に守りが発動した感じがありませ…『shield』『comrade shield』!」


またも来たビーム攻撃


「ああああもう!全速前進!船がもつ間にヴァーチュに攻め込みますよ!」


『了解!』


「皆様は万が一に備えて降下準備をお願い致しますの!」


ということで装備を身に着け、何故か船の後方の下の場所へ……

どこだここ?何のためにある場所だ?


「アリちゃんここは?」


ナルシェナが聞くもさらっと答えるアリシア


「荷物を出し入れするところですね」


そう言うと正面の壁を指差すと


「あそこが開きますので空から飛び降りますよ」


「……………」

「……………」


私とナルシェナは無言しかし


「降下場所はどうするにゃ?」

「ぐるぅ、固まって降りるか?」

「いやいや、あのビームが分散することも考えてバラバラに降りたほうが良いだろう?」

「素人もいるぞ?補助に誰かをつけたらどうだ?」

「ナルシェナ様は私、アインが責任を持って一緒に降りますが…どうしますか?」

「私はどうします?やはりフランメ様と一緒にでしょうか?」


他は慣れているのか、差も当然のように降りるのに迷いが無い


「…………ウケる」


ナルシェナ…落ち着け、私達はきっと補助してくれるさ君はアインさん、私はリエルさんな


私達は初めてのスカイダイビングに覚悟を決めるのだった。

****** ****** ******

フラ「アリちゃん、ティーちゃん、モナちゃん」

ナナ「ど、どうしたぁ…」

アリ「距離感ってやつですね…『ふんす!』」

アリシアはフランメの気持ちが分かって気分がいいようだ

ナナ (いやぁ…前回断られたからここぞというところで呼び方を変えようと思ってるんだけど…)

フラ「気にするな…大丈夫…大丈夫だ、それよりも連絡は取ってるのか?」

ナナ「いや、全然…」

アリ「ですね。全然連絡してませんね」

フラ「寂しがってないか?」

アリ「大丈夫だと思います」

ナナ「大丈夫だと思うよ?」

フラ「………そうか、いつからの付き合いなんだ?」

ナナ「えっと8歳の頃からだね」

アリ「出会いは『アリシア 8歳編』の『51.領都の名産品?』からですね」

****** ****** ******


ブックマークが200以上が数週間安定して嬉しい気持ちがたくさんです。本当は何か話を投稿できればよかったんですが…執筆速度が遅く、誤字脱字も直せない作者ですので申し訳ない限りです。

しかも疑って心にバリアを張っていましたからね。

ですが200以上が数週間続いて安心した次第です。


あ、あと次の話で章を挟もうと思ってます。

『ヴァーチュ聖教国編』とねまた長い話になりそうです。ヴァーチュを出る頃というか解決に何話使うことになるのやら…


でわでわ、また来週間に合うように書きますね。


2025/4/24 ライラックの一人称が私になっていた間違いをボクに直しました。

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