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心欠け騎士、TS転生し二度目の人生を〜心を知れて幸せです〜  作者: きよわわ
アリシア 10歳編

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184.欠陥品

待機中のフランメ

フラ「ノーマルボディ用意、泣き顔の祖父ヘッド!合体!『ギュッ』悲しみの祖父!」

リエル「……………………クス」

フラ「チェンジボディ!『スポッ』喜びボディを…装着!『ギュッギュ』感涙の祖父!」

リエル「…………プッw」

フラ「よし『スポッ』接続部位確認……問題ないな、よし、今回は絵でも描こうか?」

リエル「クスクス……ええ、それでよろしいかと」

 ***ナルシェナ***


 頑張った結果は、惨敗状態となった。

 意味が分からない、魔法は使えないし物理攻撃は何故か返ってくる。

 …物理攻撃の反射ってなに?意味不明なんだけど?攻撃した部位にダイレクトに返ってくるって何?どういう物理法則?

 そして1番の驚き……触れない、いや、正確には私が殴ろうとした時のように、異世界人の服や肌は関係なく、少し手前で速さと力は関係なく止まってしまい、触れることが出来ないといった状態

 しかし、掴むことができないが囲む事はできるといった穴がある。コレは魔導具の欠陥だろうか?

 でも欠陥があってもその魔導具のせいで拘束することが出来ないんだ、アインさんやヴァネリアさんがロープで簀巻きにしようと頑張ったがそこは人、異世界人だちょっとキレた。

 でこの惨状ってわけよ


 本当に、ほんっっっとうに、異世界人は理不尽だぁ


 魔法が使えないからこっちは手段が限られてるのにあっちはやりたい放題とか


 アインさんは完全にダウン…体のアチコチから出血と、異世界人がダウンしたアインさんの両足を踏みつけて骨を折ったためアインさんはもう動けないと思う。


 ヴァネリアさんは出血は無い…血流操作だっけ?吸血種の力は魔法じゃないのか、出血はそれで止めてるみたい……つまり機会を伺ってる?


 私は扉の横で出入り口に頭向けて横たわってるよ、そんで動けない状態なんだよ…片足折られてるし、もう1本ナイフ持ってたようで柄の部分で何度も側頭部殴られたよ


 まあ、掴めないけど腰にしがみついた。まあ異世界人の腰にぐるっと手を回し自分で自分の腕を掴むとあら不思議、謎の隙間はそのまま残り反射はないのでそのまましがみついて、モナレアートちゃんの方に行かないようにしてた。


 けど、まあ当然異世界人は「離れろ!」怒りナイフの柄で殴ってお腹蹴られてふっ飛ばされてさ、わざわざ足の骨折る始末…


 だけどさぁ、なーんで…健常者じゃない人をそこまで憎んでるんだろうね?

 謎の執着を感じるよ


 と朦朧とした意識でそんな事を思っていると誰かが来た。


「モナ!」


 頭上から声、えっとこの声はモナレアートちゃんのお父さんだったっけ?


「なんだお前!やめろ!モナを傷つけるな!」


 あ…だめ…そう言いたいけど上手く声が出ない


「あなた!モナ!」


 ま、待って……コレってさ、嫌な結末になる気がするんだけど?


 意識はある…けど動けないし少しボケーっとする。頑張ってどうにかなるようなものではなく、回復を待つしかない様だけど、視界はしっかりと異世界人の残虐で容赦の無い犯罪の瞬間を私に伝えてくる。

 私はなすすべもなく見てしまう。モナレアートちゃんのご両親がナイフに刺され倒れる様


 お母さんは腹部を刺され、そのまま横に切られてお腹の中身を零しながら倒れる。


 お父さんの方も、掴むことも、殴ることも出来ずに、何度も前に立ちはだかるから、刺されて、膝を付くも娘を守らんと私がしたようにしがみつき、背を何度も刺されても必死にしがみつく


 モナレアートちゃんは叫ぶやめてと…

 何度も何度も何度も何度も何度も叫び泣く


 なんで?なんで私は横たわっている?

 こんな光景を見せられて、それで倒れたままで無力でいるなんて、このまま何もしないなんて!

 何も出来ないなんて……………嫌だっ!


 そう思うと僅かだけど…ほんの僅かだけ回復してきた意識に喝を入れ、痛みがある体を無理矢理動かす。


『ゲシッ』

「はぁ~、ようやく離れたか」


 父親が力尽き手を離すと、邪魔なため横に蹴飛ばし道を開ける。

 コイツに人の心はないのだろうか?

 いや?ないんだよね。

 だからこんな事ができるんだ

 一歩一歩とゆっくりモナレアートちゃんの方へ歩く異世界人


「っ!」


 私は立ち上がる。片足が折れていようが壁を背にして立つ


「あ?お前何?邪魔する気か?面倒くせぇ、この男の様に刺しとけばよかったな…でも後回しだ、後でちゃんと殺してやるからねんねしてろって」


「ふざ……けるなっ!」


 煩わしそうに頭をガシガシと搔く異世界人、私は1秒でもいいからと、時間を稼ぐ為に口を開く


「お前は……弱者で卑怯者だ!卑怯ば道具を使って無敵になったつもりの屑だ!正々堂々と戦え!卑怯者!」


 なんでもいい!どんな言葉でもいい!時間を稼げ、絶対に来ると信じるんだ!


「はぁ?コレはな、俺がもらった力だ!神様からこの世界で好きにしていいって証拠の!俺がっ!もらった力だ!卑怯なんかじゃねぇよ!」


「こっちの攻撃は効かないなんて、ズルが出来る道具で?魔法を使えなくする道具持ってるくせに?自分だけが圧倒的に有利になる魔導具持ってるズルしてるやつが?卑怯じゃない?」


 私は息を思いっきり吸って、一気に吐き出す様に声を荒げる。


「なんて!言うなあああああぁぁぁぁ!」


 私の叫び声に耳を塞ぐ異世界人

 それと同時に、扉から誰かが入って来てスタスタと歩いて異世界人に近づく人


「……」


 その人を見た瞬間、私は一気に力が抜けた。

 だって入ってきた人……アリちゃんだもん


「あ”?今度は誰?」


「あ、どうも」

『ガシッ』

「あ?え?」


 え?なんで?なんでアリちゃんは、当然の様に異世界人に触れてるの?なんで掴めてるの?


 もしかして…もう弱点見つけた?

 だとしたら見てた?

 モナレアートちゃんの両親が殺される所……


『モヤァ』


 なんだか…アリちゃんの登場に嬉しい気持ちや助かったという安堵したのに、アリちゃんの冷たく冷静な判断と行動に私は、胸の内がモヤモヤとして……



 嫌な気分になった。



 ***アリシア***


 入って直ぐに視界に入るのは、物凄く魔力が集まった腕輪、私の魔力に反応して腕輪の魔力が強くなったかと思うと、私の身体強化が強制解除された。

 なので危険かと思い掴んだわけなのですが…

 無反応…身体強化は解除するのに?何もない、腕輪の魔力が増えてもない?ならば何?魔力阻害?魔法の効果を強制解除?吸収されているわけではなくその様な効果

 ああ、アンチマジックエリアとかいうやつでしょうか?まあ、魔法をどうにかするやつでしょうか?邪魔なので…


「まずは腕輪」

『スポッ』


 私は、先ほどから掴んでいる彼の腕にある魔導具の腕輪を外した。

 私の行動に驚いているのか、何故か無抵抗でしてたが協力的で、とっても助かります。


 さて…コレで、謎のアンチマジックエリアは、解除されたようですね。


「ちょちょちょ!?待て!待て!当然のように腕輪外すな!?」


 お?今さら反応ですか?協力してくれたようでは無いようですね。残念

 ちょっとだけ攻撃的意識を向けるとティアドロップ型のネックレスが反応し、私の掴んでいた手が離される。


「へ、へへこうかはあるようだな」


 なるほど接触禁止的な物でしょうか?

 いや、敵意に反応したので防御的なもの?

 ですが一度掴めた。その時と同じ様に敵意を消し、一般的な親の様に、悪いことをした子供を叱るような気持ちを持って見ると、ネックレスに魔力反応無し、沈黙した。

 コレでいいとは、敵意とは一体何なんでしょうね?

 とにかく攻撃の魔導具を出される前に取らないといけません面倒ですねえ


「次にネックレス」

『ブチッ』


 よしよしコレで、自動防御的な効果はなくなったはずです。っと、うーんなかなかいい宝石を使ってますね。異世界人の魔導具でなければ、この宝石だけで幾らになるのでしょうか?


「はぁ!?はぁっ!?おい!ざっけんな!」


 あ、流石に攻撃してきますか…

 異世界人がナイフを私に向けて刺そうとしますが、魔力を全く感じないので普通に指で挟み止めて確認………


 ふむふむ、ナイフは普通ナイフですね、特にいりません。それよりも、そっちの手の指に嵌めている指輪を外してほしいです。

 魔力反応がありましたので魔導具ですよね?

 ヴァネリア達の様子を見るに、多分コレが反射ですね。ヴァネリア達だけ怪我しかもナイフではない怪我もありますから反射と判断しましたし、受け止めた際に僅かに反応しました。

 なのでそれください…


 私はちょうど手を開いていた異世界人の指輪がついている中指をギュッと掴んだ


『グググ…』

「ちょっおま!」

「外してください」

「嫌だ!」


「外して?殴らせて?」


「断る!」

「なんで?」


「いやっ『ググググ…』なんでって!『グイグイ』当然だろ!?」


「え!?ですがっ『ググッ』異世界…あなたたちのっ!『グイッ』世界の言葉にあるじゃないですかっ!」


「何が!?」


「あるでしょう?相手を攻撃をするのは、自分も攻撃される覚悟のある人だけがしていい…みたいな言葉が」


「いやそれ!覚悟はあってもターン制みたいに殴ったら行動終了とか、現実にありえないから反撃はするぞ!?」


 確かあったような記憶があるんですが…後でみつぐさんに聞きましょうか?

『グイ…グイグイグイ』

 うーん時間がかかりそうですね。現状アンチマジックエリアは解除したので、回復魔法は使えます。ですがモナレアートお嬢様がいるので気をつけるとして………普通とは違い細かい操作が必要ですね。魔力を、精妙(せいみょう)に操り…


「『comrade heal』」


 ………うーん……よし……コレで、モナレアートお嬢様に影響無く、ナナちゃん達は回復するでしょう。

 あと、もうだめだと思っていたモナレアートお嬢様のご両親はまだ生きていたようで

 本当にギリギリでしたが、モナレアートお嬢様のめった刺しにされたお父様と、内臓がハミでんとしていらっしゃったお母様も、まあ助かるようですね。

 人とは、意外としぶといものですね。よかったよかった。


 しかし片手は疲れますね。ナイフさえなければ、両手で外しに行けるんですが…


「この野郎!俺の指が折れるだろうがあぁぁぁぁ『バキッ』ああああああああああ!」


 あっ!?折ってしまいました。

 ですが私のせいではありませんよ?捻っていましたが折れるほどの力入れてません。あなたが悪いんですよ?今のうち『スッ』取れました!コレで()()を反射できなくなりました♪

 反射は……取ったお陰で無いようですね。私の指は折れずに済みました。うんうん、回復する手間が省けました。


「女のクセに馬鹿力め!」


「では、移動しますよ?」


 私は『ready』と『stepped leader』を唱え異世界人を連れて王都の外へ………………到着し、異世界人を離す。



「クソッ!お前!なんなんだよ!」

「なんなんだよとは?」

「は?」

「は?」

「真似すんなよ!」

「いえ、してませんが?」


 私はただ、意味がわからなかったので、まんま聞き返しただけなんですが…


「なんで俺の邪魔をする!」

「いえ、あなたのやる事を邪魔する気はありませんよ?」


 ええ、私は邪魔なんかする気はありません。

 別に好きな事すればいいじゃないですか、ただその過程で私は私のやりたいことを実行しただけに過ぎません。ナナちゃんを助ける為と、依頼をこなすだけです。

 その過程であなたが死ねば、ただ私の依頼が達成というだけなんで…


「私はあなたを殺すので、別にあなたのやりたい事を邪魔する気はありませんが?」


 うん、あなたがやりたい事をやっている後からドスッと刺すのもいいし、別にやりたい事の最中やそれ以外の、いついかなる時でも殺してあげますよ?


「は?……はあ?…………はあ?」


 異世界人、混乱?混乱!大混乱!?

 何故そうなったのでしょう?

 何か言葉を間違えましたでしょうか?


「はあ?なんで?意味分かんね。なんで俺を殺すんだ?なんで俺をイライラさせる?なんでこんなクソ女に邪魔されるんだ!?意味分かんねぇ、意味分かんねぇ!意味分かんねえよおおおおおおおぉぉ!」


 ん?んん??

 え?キレた?キレてしまいました。

 何故?あれでしょうか?異世界人の言葉でカルシウム足りてる?って言うんでしたっけ?それともそれ関連の乳酸菌でしたっけ?

 それかヤク「無視すんなああぁぁ!」おっと!?


『ブンッ!』

「っとおぉ!」


 回避成功、なんでいきなり殴りかかってくるんでしょうか?


「まあまあ、無視していた訳ではないんですよ?ちょっと考え事がありまして、というかあなたが喚いただけなので、先の言葉と思えない叫びに、まさか返答を求めていたわけではありませんよね?」


「うるせえええええええ!」


 それはあなたです。

 ん?後から……『ヒョイ』ナイフが飛んできましたね。避けましたがいつの間に投げたのでしょうか?


 異世界人がそれをパシッと取る

 あのナイフは先の物と違うようで、どうやら魔導具ですね。


「なんなんだよ!この世界はよくある異世界転生もののように転生や転移したやつが好きにしていい世界じゃねぇのかよ!」

「はいっ!」

「返事するんじゃねえええええええ!」


 え………ええぇ………

 先の様に無言だと無視するなと言われたので返事をしたら怒られました。

 異世界人の思考……腑に落ちません。


「いいか!お前たち異世界の者は俺達をチヤホヤしていればいいし、邪魔するなら俺達の都合よく動け!」

「嫌ですけど?」

「うるせえ!」


 ……もう!理解が出来ません!会話は無駄なようですね。ですが聞かなければいけないことがあります。


「それよりも」

「はあ!?」

「聞け!」

『ボスッ』とボディを殴る。良い感じにめり込みましたけど鍛えてない?


「ゴホゴホ……ぐっ……」


「あの、聞きたいことが1つあるんですけど、いいですか?」


「あ”?」


「何故…この世界で障害者を虐めたり、殺したんですか?」


「は?」


「あなたの事調べたんですが前世は介護士という職をしていたとお聞きー」

「だからなんだ?だからどうした!?前世の職が介護士だからこの世界でもそうしろと?」

「ー……いえ?」


 まともに会話すら不可能?


「ああ、確かに介護士だったさ!ちゃんとした志もあったさ!でも現実は心身共に折れる職だったんだ!」


「………で?」


「だからもう十分だ!十分頑張った!だから自分の事を考え生きていこうと思ってたんだ、だけど……見てわかる障害者を見るたびに前世を思い出すんだ!」


「ん?………まあそれは大変でしたね?」


「だから俺はなんで俺だけ苦しまなければならないと疑問に思った。そして視覚障害者の足を引っ掛けたら気持ちがな、スーーッと晴れたんだ」


 あ……そう……それで?

 ついでだから聞きておきましょう。

 そして覚えていてやらかし異世界人の書物にきちんとこの言葉を書きましょう。

 ……ノーラじゃないですね。他の黒羽根がついてきているようですね。記憶もしてくれるし、何よりメモもしてくれることでしょう。


「だから思ったんだ!俺はこの世界で障害者という人間の欠陥品をー」


 その言葉を聞いた瞬間から、私の記憶は何1つ残らなかった。



 ***ナルシェナ***


「ということで、止めていただきたいのですが」


「いや、無理」


 突然やってきた黒羽根の初顔さん


「いや、あのね。いくら私でも怒りを超えたアリちゃんをもとに戻すのとか不可能だと思うよ?そういうのは妻達のほうがよくない?」


「無理です……」


 軽く事情を離してくれたんだけど、アリちゃんが異世界人と出ていった後の話で、話し合っている?中で何かが逆鱗に触れたのか、魔導具で殺しても死なず復活する異世界人を、殺し続ける異常な行動をとっているアリちゃんの話を聞いて、ドン引きしたよ。


 でも、その後奥さん達に話を持っていったらなんとヴェルーナ様は

「ぐるぅ?好きにすればいいからほおっておきなさい」と言われレグシアナ様からも

「構うことはない、スッキリしたら帰ってくるだろう」と子供の遊びじゃないんだから…

 で、ノーラ様は「ザハは団長、全ては団長の意のままに」ってそれっていいのかなぁと思った。


「ですがナルシェナ様…奥様方も我々もあの惨状は見慣れておりますが一般的な方から見たら以上だと思われるのでアリシア様となった今、あれをそのままでよいかどうか…」


 うーん?一般的な方から見るとヤバいの?


「うーん……」


 悩んでいるとモナレアートちゃんが私の袖を引っ張り


「行く、べきです!」


 と強い真剣な目で言ってきたから私は決心した。


「よし!じゃあ役に立つかわからないけど行ってみるよ!」


 馬車で向かう中話しを聞いた。


「なんでも、今回のやらかし異世界人は障害者を人の欠陥品と称し、死んだほうが幸せ、生きている人の家族も嬉しいと言ったのです」


「それでアリちゃんキレちゃったの?」


「みたいです」


 アリちゃんにも禁句があったんだね。

 逆鱗に触れて怒ったのか…止められるかな?


 着いた様で馬車が止まり降りると


「ブルル」


 馬が何かに怯え、足がすくんだかのようにその場にしゃがみこんだ……マジか

 逃げるんじゃなくその場でへたり込むとか、何も感じないが何か異常な事態じゃない?


 少し歩くと異世界人とアリちゃんがいた。だけど無傷、アリちゃん無傷すげぇ


「ノーラ様、現在はどういう状況ですか?」

 黒羽根さんそう言うと私の横にノーラ様登場


 びっくりしたよ心臓がバクバクいってるし、せめて後から普通に現れて欲しいよ、いつの間にかいるとか怖いんだけど?


「にゃ…現在は……」

 軽く説明を受けたら


「無理…近づくの不可能!」

「……ですか」

「にゃぁ〜」


 説明を聞いたら、ノーラ様が止めたいなら止めればいいと、黒羽根に許可を出したんだけど、どうやら一定の範囲以内に入ると気絶するそうだ


 ロープを引っ掛けて回収したものの、気絶した人が意識を取り戻すと不可能と言ったで私に話が来たそうだ


 むぅ……と悩む私はアリちゃんの方を見ると異世界人がずっとずっと謝り続けて赦しを乞うていた。




「赦じでぐだい”、でぎごごろだったんでず、まがざじだだげでもう”にどどじばぜんがら!」


 と、いうか酷い有様だよ……肉塊にして先ほどから同じ様な言葉を発した後に頭を踏み潰し、脚をどけると回復するというか生き返る異世界人

 でも致命傷だった頭だけで四肢は折れて曲がって肉塊のまま、そう思うと復活するための魔導具の欠陥なんだろうね。


「…………」

「お願いします!赦してください!」

『ゴパッ!』

「………」

『ヌチャァ』

 あ、さっきより早かった。

 脚をどけて、異世界人が光、回復されて

「……」

「ゆ、赦してください!本当にもうしま『ゲシッ』あだ……すみませんすみませんこの世界の人々に迷惑をかけて申し訳ございまー」

『ゴパンッ!』

『ヌチャ』




「容赦ないねぇ」


 無表情で同じことを繰り返す


「ナルシェナ止めないのか?」


 フランメちゃんも呼ばれたようで来たようだ


「いやまさか、止めたいけど勇気が出なくてね」


 私の話を聞いたフランメちゃんは、少し悩んだ後「私も試してみる」と言って動き出す。


 フランメちゃんは私の横を通り過ぎ、1歩、2歩と歩くと、急にその場にペタンと座ってしまった。


『ポタ……ポタ……』


 プツリとフランメちゃんは意識を失った。


「むぅ、フランメちゃんも駄目かぁ」


 私はギリギリのところから腕を伸ばし、フランメちゃんの襟を掴み、安全な範囲まで引っ張った。


 うーーーーーん、どうしようどう止めよう


『ゴパンッ』


 何度も何度も異世界人の頭を潰すアリちゃんを見て私は本気で悩むのだった。

****** ****** ******

ナナ「アリちゃんに禁句は「心が無い」とか心関係だけかと思ったけど…考えればあーいう言葉も逆鱗に触れるんだねぇ」

フラ「ま、誰もが一番嫌いな言葉ってのは存在するからな」

ナナ「フランメちゃんは?」

フラ「そういうナルシェナは?」

ナナ「…………」

フラ「…………」

****** ****** ******


ブックマークが順調に増えて嬉しい限りです。ドカーンと、一気に増えるわけではないんですが理解は出来ます。定番とか流行りをスルーして何より話のテンポも悪いですし、何よりも誤字脱字が残ったままですからね。

だからブックマークや評価、リアクションをしてくださる方々に感謝しております。


でわでわ来週に間に合う様に執筆します。

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