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心欠け騎士、TS転生し二度目の人生を〜心を知れて幸せです〜  作者: きよわわ
アリシア 8歳編

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17.もう1人のお母さん

ごめんなさい遅れました(汗)

次は間に合うように書きます!

 かっかぅわぁあいーいー、何この生物、同じ女の子?


「おねぇちゃん?」


「ーっ、はいお姉ちゃんです。お姉ちゃんはアリシアと言います!」


 うあああああ、ヤバイヤバイって、かわいい胸がドキドキする。そして、このトキメキと思わず顔がニヤけてしまうのが本当のかわいいという感情なのかな!?


 今までもナナちゃんの行動やちょっとした仕草にかわいいと思った事があるけれどそれとは断然違う。なんでだろ、なんでだろうね。知りたいけど分からないけどどうでもいい!


 あっそうかザレの頃に酔った部下が叫んでいたあれか


『かわいいは正義、かわいいは最強!!!!』


 周りが頷いていた意味が、今なら分かるよ


 さて、知らぬ間に増えていた妹の容姿は髪はグライドお父さんの銀で瞳はユナルテお母さんの赤紫で種族は……あれ、耳尖ってるしエルフ系統でいいんだよね?


『パチクリ』


「ねえ、ユナお母さん?」


「あれ、あたしの踏み台はどこに………どうしたの?」


 私は、調理をしようと台所に立ったのはいいが身長が足らず踏み台を探すユナお母さんに声をかけるが、その前に改めてユナルテお母さんを紹介


 ハーフエルフの両親の子供として生まれたユナルテお母さん、もちろん2人から産まれたユナルテお母さんもハーフエルフだ


 そのせいとは言わないし理由は不明だが、なんでか身長は低い、いや身長だけではなくお胸も少し膨らみがある程度の見事な幼児体系です


 基本エルフは森の民ゆえ髪色は金、緑、茶の色がメインで森に潜むに適した色合いしかいない、これらがこの世界の一般的エルフなんだけど異世界人は金髪の長耳以外に最初に会ったとき「ハーフエルフですか?」

 などと聞くこともあるそうだまぁ、全員が全員の異世界人がそう聞くわけでもないけどね


 ついでにもう一つの近種族沼エルフは異世界人にはダークエルフと呼ばれる。これは沼エルフさん方から割と怒られる。ダーク、闇とされエルフの闇落ち的に言われているようで怒るらしい、沼エルフをダークエルフとういうとそばに森エルフがいた場合一緒になって


 異世界人は結構、森エルフと沼エルフに怒られていた


 種族的進化の際に森ではなく、沼地方面へ向かったゆえにそれに適した進化というだけだからだ


 ちなみに種族間で余程のことがない限り子がなせないと言うことはない


「ロティシナの種族はなんですか?」


「ハーフエルフと人族だから、クオーターエルフかな?」


 血の濃さ的にはそういう分類で寿命とかどうなるの?


「寿命とかってどうなるんですか?」


「う〜ん、クオーターまで行くともはや人と変わりないと思うが」


 人と変わりがない、それは魔力量によって寿命が伸びるということ。


「そうなると…」


「まだ儀式をしてないからわからないが、どっちにしろ健康で育ってくれればいいさ、ちゃんと言うことを聞いてくれる子だしね」


 エルフよりならば余裕で1000年、人よりならば最低100年の寿命。クオーターでもきっとそれぐらいの魔力はあると思う


「なあ、アリあたしの踏み台はどこだー?」


「あ、はいこっち…ここです」


 今は私も使わせてもらっている踏み台、平均的大人の高さのになっている台所は私にとってもユナお母さんにとっても高い


 赤ん坊や3歳児の頃はまだ大きかったユナお母さんに身長が追いつき…いやまだ私のほうが4、5センチほど低い気がする


 そうそう、アリーナお母さんとユナお母さんは幼なじみです。年齢も同じで30歳の女性まだまだ若い


「おお、あったあった。ありがとう」


「いえ、お手伝いは…どうしましょう」


 チラリと妹ちゃんを見て言う


 必要なら手伝うけど、妹ちゃんがいるからそっちを見てたほうがいいのかな?


「おお、アリは偉いな。料理はあたしに任せてロティを頼む」


「はい、わかりました」


「〜♪」


 お料理を開始するユナお母さんを確認し、私は再び妹ちゃんと戯れるというか静かに待ってたね偉い偉い


「おまたせ」


「もういいのぉ?」


「はい、ごめんね待たせちゃって」


 私がそうやって謝ると


「んーん、だいじょおぶ」


 首を横に振ってから舌っ足らずでそう言った。

 あ~それにいしてもかわいい


「お姉ちゃんん部屋に行く?」


「ん!」


 調理時間の間私の部屋にまあ広くはないけどね、シンプルな部屋ですよベッドとマットとクローゼットぐらい


 そこでちょっとお話するだけお部屋でなにかすることはない、お手玉ぐらいかなでも3歳のこと遊ぶにはちょっと


「改めて、私はアリシアと言います」

「ん」


「よろしくね」


「あい、わたしは、ろてしなっていいます。これからよろしくおねがいします」


 ペコリと下げられる頭、なんて礼儀正しいのだろうかザレとアリシア両方で知っている3歳児はヤンチャな自己中しか知らないのだけれど


「はい、よろしくお願いします」


 私も頭を下げる


「でね、その私もユナお母さんと同じ様用にロティと呼んでもいいですか?」


「………(ジーーーー)」


「えっと?」


 あれ、ダメなのかな?


「おねぇちゃん、きれーなめしてるね」


 ニッコリと笑うロティシナの笑顔に心臓が『キュッ』としたような感覚がおこる


「きれー、よくみせて」


「はい、どうぞ好きなだけ見てください」


 まさかご飯が出来るまでずっと見られるとは思わなかった……そんなに私の瞳は綺麗なんだろうか?


 食事の時にユナお母さんに聞いてみた。その前に


「久しぶりのユナお母さんのごはんです」


「すまなかった」


「あっいえ、責めているわけではなくてですね」


「いや、あたしがもっとしっかりしていれば寂しい思いを両方にさせなかったんだ」


 ササッと食べ終わった私とユナお母さんはロティシナの様子を見ながら会話をする、あっこぼした。


「寂しい思いですか?」


 ティッシュをどうぞ


「ありがとう、そう寂しい思いだ」


 うーん、私はそう思わなかったけど?

 首を傾げると


「フフ、アリはしっかりものだからそんな感じはなかったのかそれは寂しいが良かった」


 椅子から立ち私の横に来て頭を撫でる


「しっかりと面倒を見てもらっていたと言う事だな」


 胸がくすぐったい、嬉しいな


「アリ」


「ん?」


「将来、あたしのような事が起こるかもしれない」


「まだ子供ですよ私は?」


「ああ、だからこそ言っておく」


 何を言われるのだろう


「共婚約者は万が一のことも考えて2人は作っておけ」


 ?


「あたしのようなことが起こったとき、もうひとりいればと思ったんだ」


「えっと?」


「そうすればもうひとりのところにヘルプに行ける」


 言っていることはわかる。うーん


「まあ、無理にとは言わない。共婚約者はそうそう見つかるものではないし」


 うーーーーん、私とナナちゃんともう1人か、見つかれるかな?旦那も探さないといけないし


「焦る必要は無いリーナとグライドの2人の血を引き継いでいるからおそらく寿命は長いだから若時(わかどき)も相当長いだろうさ」


 若時そのままの意味若い時の姿の時の事である老いればそれは老時(おいどき)と言う子供の時はえっとザレの頃の記憶では大昔は童時(どうどき)で異世界人がが『成長期』と言ったり魔力の封印により『封魔』や『未魔』と言った言葉も出てきて安定した言い方がなくなり


 子供は総合的に子供、未成年など普通の呼ばれ方で定着しているが、地方や国々まあ要は人それぞれの言い方という感じになっている


「そうですね、まあ1人は決まっているのでもう1人の共婚約者はじっくりその子と相談して」


「は、1人は決まったのか!?」


「はい、友達だったナルシェナちゃんですよ」


「なんとめでたい」


「ごちそうさまでした!」


「お粗末様」

「好き嫌いせずによく食べたね」


 食べ終わりの言葉を終えるとまた私の目をじっくりと見てくる、えっと見るのはいいけどそのうち欲しいとか言わないよね?


 流石に瞳はあげられないよ?

もう1人のお母さんを出せました。妹ちゃんも登場キャラが充実してくるといいですね、性格も安定してくれる事を望みます(そこは俺のがんばりですよね)


すみませんユナルテお母さんの一人称を間違ってましたので修正しました


でわでわ、次はちゃんと間に合うようにがんばります!

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