13.結界が効かない相手
ひたすら空き時間を見て書く…ことが出来たらな〜才能がないので、そんな事が出来ないです悩みノリがいい時に一気に書いている感じです
読みづらいかもしれませんね申し訳ないです
エレナさんがハンナさんになっている事故がありましたごめんなさいちゃんと修正しました
結界の問題点というか唯一の欠点だ魔物、魔獣などは結果が有効だけど。同じ人間……盗賊などには一切関係ないと言う事だ
賊共はそこをついてきたんだ。大人は分かっているから対策はしているはずなんだけど…
何かあったんだろうね、薬草畑の目印としてある大きな岩に隠れてナナちゃんと相談しないと
「アリちゃん、どうしよう」
小声で訪ねてくるがまずは、私達は仕事の手伝いに来たんだここにいる人の安否を確認しないと
「…バレンさんとエレナさん無事かな?」
私はよく見えなかったがナナちゃんはどうだ?
「あっ、そうかまだいるはずだよね?」
ナナちゃんも確認はできなかったか、ならば1つしかない作業部屋の中か?
この湿地薬草畑で作業中のハズの2人の大人がいる、1人はバレンさん未婚の冒険者Cランクでちょっとした盗賊なら大丈夫なはずなのに
もしかしなくても、もう一人のここにいる人物である、同じ未婚のエレナさんにかっこいいところ見せようとしていたらもう一人の盗賊にエレナ人質に取られたとか?
エレナさんは薬草専門の錬金術師であり作業部屋はそのためにある。ただ薬草専門のため本人は戦えないと言っていた
「ほれ」
「よっと」
『ドサドサ』っと重いなにかが落ちた音がするがその後すぐに抗議声が上がる
「いったいわね、もうちょっと丁寧に扱ってよ!」
「ハハハ、気にすんなよすぐにボロボロになるんだからよ」
するとお約束の展開に服を半脱ぎにさせて…
「やめろーーー!」
ナナちゃん!?
ナナちゃんが男がズボンを降ろした瞬間、大岩の上に立ち抗議の声を上げた。
せめて親に知らせに戻るとか、隙を突くとか他の方法を取ってほしかった。
ザレの頃なら敵の殲滅手順の変更程度だったけど。今の私は、ナナちゃんの気持ちのが分からなくは無いんだ
エレナさんは未婚で乙女…つまり経験がない同じ女として初めての相手が賊なんて嫌だという気持ちはわかる
「何だぁ〜ガキがいやがる」
「エレナさんから離れろ粗○○野郎!」
「ガキがナメたこと言いやがって」
ズンズンとこっちへ来る。こちらが高く、遮蔽物の大きな岩陰に私は潜んでいる。
考えろ、どうすれば人を壊し殺すことになれた賊に勝てるかを!
「そこで待ってろガキ!」
近づいてくる。考えろ…
私は人を殺めたことはない。でもザレはある
私は心がある。でもザレに心はない
……それが致命的な差となるかも知れない
ドクン
心臓が大きく鼓動する。嫌な考えしか浮かばない最悪の結末に行き着く想像、私は激しい抵抗をし斬り殺されてナナちゃんは犯され殺される
サーっと血の気が引く……これも不安か
こんな時にも関わらずふと思い出す。胸の時も不安を感じてどうすればいいのかわからず、良くない考えばかり浮かんでいたことを
だから前の時もこれも、不安なんだろう。どうしてマイナスな感情は余裕が無い場合や時間がない時なのか…知って嬉しいと喜べないな
「ヒッヒッヒ、どういたぶってやろうか」
『ザッザッザ』と足音が段々と大きくなる
かなり近い……心を消せ……今この時はアリシアじゃない。まだアリシアには任せられない
ザレに………なれ
「ほおーら、捕まえ」
ザレに…
「捕まらないよ馬鹿野郎!」
ナナちゃんが来た道を走って戻る
「待ちやがれ!」
賊は走って追いかける
私はザレに、ザハレグスになる!
木剣を右に前回のソードウルフの一件以降持たせてもらったナイフ(アリシア専用)を左に持ち静かに相手の背に向かって走る
自分の描いたとおりに背に飛びつくには幼い脚力と背では無理だならばと木剣を地面に突き立て柄を踏んで背中に飛びつく
「あ?」
振り向こうとするが遅い!
ガシッと背に掴まり右手で口をふさぎ、左手のナイフで首を切り声が出ないようにする。
「ゴフッ、ーーーっ!」
即座に離れ足の健を斬り移動困難にする
「ナナは?」
「……」
目を見開いて驚いている。いや違うか、人が死ぬところを目の当たりにして戸惑っているのだろう
まだナナは幼く誰かが誰かを殺すところなんて見たことがあるハズもない、でも今は戸惑われても困る。私はすぐさまナナの所へ歩み寄り抱きしめる
「ナナちゃん、落ち着いて。申し訳ないけど私のお母さんに賊のことを伝えてほしいんだ」
当然言われなくても、できるとは思うでも少しだけ混乱しているのナナちゃんにはやるべきことを伝えたほうが的確だと思った。
「う…うん、分かった。アリちゃん無理しないでね」
「当然、ナナちゃんと共婚者だからね」
そして二人は別々の方向へ走り出した
さて、状況は?
草木を利用して、僅かな葉っぱの隙間から覗き込む
「早く運び出せ!」
「カシラも手伝ってくださいよー」
「ばっか野郎、見張りは大事だろう!」
「そんなこと言って、その女とやりたいだけでしょう!」
「へへへ、そりゃあ久しぶりの女だヤルに決まってんだろう」
っち、ナナが防いだのにここで手を出させるわけには行かない。どうする?
「お頭、やつ戻ってきませんね?」
「カシラありゃあ、あっちで楽しんでんじゃないんですかい?」
「にしちゃあ声が聞こえてこんな、サボるつもりかちょっと見てくるぜ、おめえらは作業しとけ」
作業?と言う事は元よりただ襲いに来たわけではなく回復薬が目的なのだろう、エレナさんバレンさん2人は巻き込まれたのか
下調べして2人がいないときに盗んでくれればいいのに、それともバレンさん程度たいしたなかったということだろうかしかし
「「「へいカシラぁ!」」」
何ということだろう、が自ら見に行くとは一番強いやつが移動してくれるとは残り3人を倒すか
コソコソ移動してバレンさんに回復薬を飲ませないと、戦力は多いほうがいい
「んーーーーーー!」
エレナさんは縛られて猿轡されているし女だからまだ大丈夫、でもバレンさんは怪我をしているあまり状態は良くない
コソコソ………コソコソ
本来は売り物の回復薬でも緊急事態だし自分は子供お叱りで済むだろう余らせてくれそうすればバレンさんに使える
「よいしょっと」
「後いくつだ?」
「これ合わせて3袋だお前1人でもこいつら見張っとけるだろ。行ってくる」
「おう、足滑らせて割るなよ」
「割らねえよ、それよか1人で楽しむなよ」
……はぁ、ここまで馬鹿なのか、しかしありがたい
踏み台は多いのでポーチに木剣をしまう
今度帯剣できるものがほしいと強請ろうポーチだと出し入れがとっさにできないし
さっきと同じ要領で背に飛び込み首を斬る
「……」
エレナさんが驚いているが、気にせずに回復薬を取ってきてバレンさんに飲ませる
「ぐっ……ううぅ、あれ…アリシアちゃん?」
「そのままで、もう少ししたらあいつらが戻ってきます。だからいざというとき動けるように解いてはおきますがバレないように」
エレナさんにもさっきと同じこと言って解いておきロープは持たせておく
で、遺体を外は無理だから室内に引きずって引きずっておいて。私は隠れる
残念ながら重傷で回復薬で怪我を治してもすぐさま動けない、というよりもここで作っている回復薬は下級で上級ではないため深い怪我はすぐには治りきらない
だから戦力外であり、エレナさんは戦わない人だ。結局私一人
「どっちが戻って来る?」
手下かカシラどっちだ?
「…………ちっ、いるんだろ出てこいよ」
声からしてカシラと呼ばれていたほうか……
「出てこねえとコイツら殺すぞ」
……どうぞ、とは思ってはいけないんだよな?
アリシアの感覚がそれはだめだと訴える。ザレの常識辞典もそれは人としておかしいと訴える。この2つの考えに従って行動すると自身が危ない、どうしたものか……
「ぐっ、ああああああ!」
バレンさん!?
「ちっ」
予想だにしないバレンさんの行動に驚くが反射的に体を動かす
「なっテメェ!」
バレンさんとは反対方向になる俺に丁度いい位置に立っていたお頭とやら
なるほどバレンさんの方を見れば俺にとって有利に運ぶから声を出したんだな
「………」
静寂を保ちだが疾くかける
「驚かせやがって、もういい死ね!」
「お前がな」
バレンさん余計な事を言わないでほしい
「ーっ!」
首の頸動脈を狙いナイフできr
「甘いぞガキ」
いたはずの場所に居ない、目の前には誰もいなくなっている。声は後ろから聞こえたのだ一瞬の隙が私できると
『ブオン』と力強く何かが振られる音が後ろから聞こえた
「ん!」
お出かけカバンを引っ張り頭上へ持ち上げる
『ボゴッ!』
様々なものが入っているが、1番防御になったのはやっぱり木剣だろうな……お昼ご飯潰れたよね
カバンの中身、後でキレイにしないといけない
「へぇ〜カンのいいガキだな」
強制的に地面へ叩きつけられそうになるが、体をうまく使い足から着地してバレンさんの近くへ行く
「すまない」
「平気、気にしないで」
お互いおそらくだが幻術魔法に騙されたのだから仕方がない………さてどうしたものか
戦闘シーンは苦手ですどう書けばいいやら(汗)
勢いで書いているので、話の盛り上がりがあるかどうかわかりませんそれだけが怖いです。




