9.男女での違い
週一出来なかった申し訳ない
皆さんはお休みどれぐらいでしたか?
自分は残念なことに4連休でした。土、日を抜くと2日しかなかった……グスン
魔毒から回復して訓練再開。
一人だったときと違い、今日からナナちゃんと一緒になった。
「ぜぇ、はぁ、ぜぇ、はぁ、アリちゃん床に臥せってた人と思えない」
「えっ?」
ナナちゃんが息をきらしながら、持久力を作るために走っている私の後ろで突然の発言
「いやいや、少しの間ふせってたとは言えども少し前に運動を始めたナナちゃんには負けないよ?」
ちょっと寝込んだから、僅かに下がった体力を少しでも早く戻したいが、こればっかりは時間の問題。
それよりもナナちゃんが訓練することに私は驚きなんだけど!?
あの時の出来事で心境の変化があったんだと思うけど安易に将来を決めなくてもいいのに
私が守るのに、そう言ったら猛反撃をナナちゃんからこう指摘を受けた
「そんなのだめだよ、い~いアリちゃん共婚者って言うのは苦楽を共にし命と志を共にするんだよ!」
…
そこまで重くないはず…
まぁ、万が一の時共婚者の子供も自分の子供も頑張って育てると言うのは聞いたことがある
そのおかげで新興宗教の一夫一妻とは違い孤児がだいぶ少ないんだけどね
国も宗教も新興宗教と違い子は宝と一生懸命だからあまり孤児を見かけないんだけどね
どうしてもゼロにならないのは仕方がないとしか言いようがない
ふぅ……終わりっと次はこの状況で模擬戦をしようかなナナちゃんいるし
「ナナちゃん、模擬戦しよう?」
「えっ模擬戦!?」
「うん、武器持って」
「…」
「ナナちゃん?」
視線をそらすナナちゃん、どうしたのだろうか
「無理」
「なんで?」
お互いの力量は常に把握しておいたほうがいいのに?
「圧倒的実力差!」
「……いや、あのね」
対人戦の練習にもなるし何より私、本調子じゃないんだよ?
今朝から、なんか肌が敏感でお腹に違和感あるし、内臓というか膀胱にダメージがあったのか血尿っぽいのが出て…女の子が言うもんじゃないね
ゴホン、兎に角。小をしたあとに拭くと濃い何かが着いている血かどうかは確かめていないよ
そんな本調子じゃない私…
「勝てないの分かってるし!」
……ふう、今日はやめとこう
「わかった。わかったよ」
「むぅ、ごめんね」
「いいよ、じゃあちょっと休憩しておいて」
私は家の倉庫から木刀を取り出そうと中に入る
「あれ、いつもここに立て掛けておいたのに」
ランニング後にいつも素振りをしていたので、わかりやすい場所に置いているんだけど…どこにいった?
「んーーー?」
置いて置いた場所の側をよく見ると隙間に落ちていた
「よっと」
箱の隙間は腕が入るほどあったので手を伸ばしてみる
「う〜ん」
もうちょっとかな、体よ横にして上半身もいれてみっ!
『ビクッ』
!?
なっなに!?
箱に胴体を入れようとして、胸が潰されたときに痛みが走った。
「……」
恐る恐る服の上から胸に触れる……特に痛みもない
一体何だったのだろう?
私の生みの親であるアリーナお母さん特性の運動服によって胸部にカップがあるからだろうか…ちょっと強く押してみる?
「ーっ!」
ちょっと張ってるしシコリもある
「えっと、えっと」
何だろう胸ってもっと柔らかいものだよね?
ザレの頃に女性と寝所を共にしたことがあったし、触れて揉んだこともある。大小様々揉んだけどシコリは無かった、無かったよ?
「アリちゃん?」
ナナちゃんがやって来た。助かった
「ナナちゃん、胸が…」
ちょっと泣きそう何?私どこか悪いのかな?
「そういう時は迷わず親に相談だよ、アリちゃん!」
「あっ…うん、そうだね」
ナナちゃんに手を引かれてアリーナお母さんのところへ向かった。
この時間、お母さんはというか女性たちは集会所にいるはず、だからすぐに行こう
…村の中心に位置する集会場ですぐにお母さんは見つかった
「お母さん」
「アリ?」
すぐに見つけ、声をかけるとそばにやってきてくれる
「ナルシェナちゃんまで一緒にどうしたの?」
ナナちゃんは手を握ってを一緒にいてくれる。不安で一杯だったのに、ギュッと強く手を握ってくれるだけでほんの僅かに心に僅かにだが余裕が出る……そうか、これが勇気が出るということか!
そうかナナちゃんには本当に助けられるな
「…お母さん、胸にシコリがあるの」
そういったところで、服をめくり胸を触ってくる
「あらあら」
そういう言葉の後ズボンとショーツを引っ張りショーツのあて布部分を見てって、みんなの前で恥ずかしいな
「オリモのもあるわね」
オリモノ?
昨日辺りから、トイレの用を足したあと拭いたらなんか付いていたしショーツになんかつくし、恥ずかしいから言えなかったかけど…これも関係してたの?
でも、それと胸のシコリって関係があるの?
「アリにはまだ早いはずだけどそこは個人差かしら?」
お母さんは特に焦る必要もないのか普通に対応してる、シコリって良くない身のでは細菌とかで腫れてるとかじゃないの?
このシコリってよくあることなの?だから早期発見?治るもの?どうなのお母さん
「ママ、私…悪い病気?」
そう聞くとママは一瞬キョトンとしてから
「アハハハ、全然大丈夫よ病気なんかじゃないわ」
どうしてこういうときの親は笑うのかわからなかったがこういうときの子供の心境は分かった。
ムカつく!!!
こっちは心配で勇気を出して聞いてんのに笑うなよ!
「多分だけど、アリは命の危険にあったでしょう?」
「うん」
「だから体が急成長をとげて、成長期が早めに来てしまってところかしら」
「そうなの?」
「ええ、オリモも来たから色々と準備しなくちゃね」
「?」
「ナルシェナちゃんもあと2、3年ぐらいでくるから聞く?」
「うん」
そうして、私とナナちゃんは成長期における女性のおっぱいと生理というものを習った。
なんかもうすごかったしこれからバストケアをしていかないといけない
形のいいおっぱいにしていかなければ
えっ、ついでにお化粧も教える?
肌の状態別のお化粧の仕方?
お化粧するのに化粧水ってなに、保湿はなんとなくわかる
むくみの対策のアレコレ…えっ何それパック?
ななななんだか覚えることがたくさんあるよー!
ザレの…男のときはそんなこと少しもして来なかったのに、女の子って大変なんだな〜
現在リアル仕事、減らない残業しても減らない
何なのだろう頑張って書きますので見捨てないでください
ごめんね




