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60 バーベキュー

バーベキューの準備が完了すると丁度ユミナスも帰ってきた。


滅茶苦茶やつれてる。


事情説明で相当苦労したんだろうな~。


押し付けて正解だったな。


「レン君・・・・今日の事は恨むぞ。」


「オーガと戦ったときに命助けたんだから許してよ。」


「確かにそうだが私一人に押し付けることはないだろう。説明するのがどれだけ大変だったか。貴族の子息が8人も死んだために事情説明で随分絞られたぞ。」


「それを回避するためにユミナスさんに丸投げしたんじゃないですか。」


「正直だな・・・・・・しかし少しは反省の色を示したらどうだ!」


「ホントにこの度はユミナス殿に御迷惑をお掛けしてしまい申し訳ございませんでした。」


俺は土下座した。


俺のプライドは軽いのだ。


「あ、いや、そこまでしなくとも・・・・今回のことはもう気にしないから・・・・」


「よし、許してもらえた。んじゃユミナスさん、バーベキューの準備できたんで焼く係お願いしますね。」


俺は土下座した態度から一転、許しがでたらすぐに立ち上がりユミナスに肉焼き係を押し付けた。


「え、ああ、わかった・・・・・・って、えっ!?レン君!ちょっと!」


「食材はそこに積まれてるんでそれ使ってください。」


「いやそうではなくてだな。君はホントに反省したのか?」


「先程謝罪の最上級ポーズで謝ったじゃないっすか。」


「いや、そうなのだがな。しかしその後すぐに態度が戻り雑用を押し付けるとは君は一体どんな神経しているんだ・・・・?」


「非常に図太い神経ですかね?」


「いや・・・・そうなのだろうが・・・・・・君のそういう部分には呆れを通しこして尊敬する。」


「レンー、早く焼いてよー。」


鼓膜をエメに再度治してもらったミナが急かす。


「ユミナスさんが焼いてくれるそうだ。俺達は焼き上がった肉を口に運ぶだけだな。」


「私がやることで確定なのか・・・・・・、む?レン君、この食材はどこで調達したのだ?森では調達できない食材ばかりだぞ?」


「俺はユミナスさんにこの言葉を送りたい。」


「なんだ?」


「気にしたら負け!」


「・・・・・・もう何も言うまい。その言葉、心に刻んでおこう。君と共にいる限りその言葉の心構えでいなければ耐えられそうにない。」


「ちなみに俺の心構えは気にもしない!ですから頑張ってこの境地まで辿りついてください。」


「レン君・・・・・・オーガから助けてもらった時はあんなにも勇ましかったというのに・・・・・・何故こうも人間性がお嬢様並に残念なのだ・・・・・・」


ユミナスの嘆きは小さすぎて誰の耳にも届かなかったが、仮にレンに聞こえていたとしても「え?銃連発してただけで特に勇ましい部分とかなかったと思うけど?俺の人間性に関してはシェルと同列というのは納得しかねるがクズ野郎なのは自分でも理解している。」と最もな意見でも言っていただろう。








ジュゥ~~~~~~~


俺は川原でバーベキューで焼いて貰った肉を食べている。


というか食べさせて貰っている。


俺の皿と箸はシェルに強奪され、「あ~ん」をさせられているのだ。


最初は俺も抵抗したんだ。


したんだよ・・・・


だがしかし奴は手ごわかった。


新しい皿と箸を用意しようとすれば怪盗として名を残せるレベルの鮮やかな手さばきで俺から何度も皿と箸を盗んでいき、鉄網から直接食べようとすれば「お行儀が悪いです!」っと、誰のせいだと思っているんだ!って言ってやりたくなる行儀の小言を言って俺に食べさせてくれないのだ。


目の前で焼ける肉。


隣で旨そうに食べる友。


昼をだいぶ過ぎた3時くらいの今の時間。


俺は食欲に屈し、基本軽いが一部分で重いプライド捨てた。


「はい、ダーリン。あ~ん♪」


「・・・・・・あーん。」


今年で17歳となり、成人まで後3年カウントダウンに入ったお年頃だというのに俺は何をやっているのでしょうね?


「美味しいですか?」


「ああ、旨いよ。自分で食べればもっと旨くなりそうだな。」


「そうですか!私の愛が極限まで込められたお肉は美味しいですか!」


「あの、シェルさん、話聞いてましたか?」


「やはり私の編み出した食べ物への愛の込め方の効果は絶大ですね。」


「だから話を・・・・・・。念のため一応聞いておこう。その込め方とはどういうもの?」


「焼けた肉や野菜をダーリンのお口に運ぶ前に私の口づけをしておくんですよ。」


「はぁっ!?気色悪いわっ!何考えてんの!」


「こうしてダーリンの食べる物全てに愛を込めればダーリンの内側から私の愛で染められますね♪」


「もうヤダこの子!絶対おかしいよ!もう俺を見るな喋るな近づくな!」


俺は非シェル三原則を突きつける。


「ダーリン、あ~ん♪」


「少しは懲りろよ変態令嬢!」


奴はどうやら俺以上に神経が太いらしい。


「ゆみなす、おかわり。」


エメも一緒に食べているのだが、まぁ~良く食べるわ。


山のように積んだ食材は俺が洒落でかなり多めに出して山みたいに築き上げたのだが、この調子じゃ全部なくなりそうだな。


まぁ、全部なくなってもアイテムスタックの中にはまだ沢山の食糧が入っているから問題はないのだが。


「ゆみなす、おかわり。」


「・・・・・・これでは私がまったく食べれないではないかっ!」


「だってさ、ミナ交代してやれよ。」


「嫌だよ、レンがやんなよ。」


「嫌だわ。シェルやってやりなよ。」


「私はダーリンのお世話で忙しいですから。」


「別に俺はお世話される必要はないんですけどね?」


「私がしたいのですわ。」


「でしょーね。てなわけでユミナスさんファイト!」


「ユミナス、頑張りなさい。」


「ユミナスさん、頑張って。」


「ゆみなす、おかわり。」


「・・・・・・あはは。」


ユミナスはどこか虚ろな瞳をして肉や野菜や魚を焼き続けた。


その姿があまりにもあれだったので、俺は市場で買った高級肉をアイテムスタックから取り出して焼いてあげて、それをシェルがユミナスさんに「あ~ん」してあげた。


こうして俺にとって斜め下に楽しいバーベキューの時間は過ぎ去っていった。



編集するために読み返したのですが色々なフラグとか設定とかありますね。

私の頭では忘却処理してしまったものが多かったです。

行き当たりばったりの計画ゼロで書いていった結果がこれだよ・・・・

どうしましょう?

エメの大斧とかが良い例ですね。

この設定完全に忘れてました。

エメさんってば木を特殊な成長させて操りハンマーみたいに叩きつけられるのに今更斧とかあってもしょうがないじゃないですかヤダー。

全体の見直しが大変です。

編集が終わった後には内容の設定が結構変わったり(←作者的に楽になる方向で)してるかもしれませんが完結させるために必要な処置だと割り切ってくださいお願いします。


アホ過ぎる作者ではありますが今後もよろしくお願いします。

(べ、別に浮気して他の異世界物の作品を書いてるわけじゃないんだからね!・・・・・・マジですいません。)


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