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30 ギルド本部

28話29話30話の3話を更新しました。

俺は公爵令嬢と入学手続きをするために、職員棟の方に向かって歩いている。


「貴方の戦いは拝見させてもらいました。すごいですわね、沢山の魔物の同時無詠唱召喚に上位の魔物の使役、素晴らしい召喚術の腕ですね。」


「ありがとうございます。公爵令嬢様もすごい魔法でしたよ。」


「ありがとうございます。それと私の名前はシェルフィーユですわ。シェルフィーユ=ラグニス=フランソワです。春から同級生となるのですし、どうぞシェルとお呼び下さい。貴方のお名前は?」


「レンです、よろしくシェルさん。」


「ええ、よろしくお願いしますわ。」


公爵令嬢のシェルは貴族とは思えないほど気さくな人だった。


「レンさんはどこで召喚術を学んだのですか?とても同じ年とは思えない実力ですし。」


「・・・・シェルさんは今年で15歳ですよね?」


「はい、そうですわ。」


俺17歳なんだけど・・・・


どうも俺の外見はこの世界では若く見えるみたいだ。


日本人が海外で幼く見えるのと同じだな。


メンドイし俺も15歳ってことでいいや。


「僕は師匠に師事してもらって覚えました。」


「その師匠はさぞ高名な方なのでしょう、どのような方なのですか?」


「え~と・・・・誰にも姿を見せないような人だけど色々と物凄い師匠だったかな。」


「そうなのですか、是非お会いしてみたいですわ。」


「あはは、・・・・師匠は人見知りだから会ってくれないかもしれないな~・・・・」


「それは残念ですわ。その師匠はレンさんに何か言っていませんでしたか?」


「言っていたとは?」


「・・・・例えば世界を救えとか。」


「えっ!?言っていませんでしたけど・・・・」


「そうですか・・・・いえ、おかしなことを聞いてしまいましたね。気にしないでくださいまし。」


・・・・どういうことだろう?


俺は神様の事を便利上師匠と言ってるだけだけど、世界を救えとは神様が如何にも言いそうなセリフだ。


シェルは俺が神様に拉致られたことでも知ってたりするのだろうか?


まさかね。







俺達は教員棟で手続きを済まして別れた。


「それではレンさん、入学式の日にまた会いましょう。」


「うん、じゃーね、シェルさん」


「それではごきげんよう。」


う~む、まさにお嬢様って感じの子だったな。


リアルで「ごきげんよう」なんて聞くの始めてだよ。


俺は学校の入り口で待っていてくれたアリサと合流して王都のモンスターギルド本部に向かった。


入試で魔物を26体も失ってしまったので、追加しにいくのだ。


「レンって今限界数はいくつ?」


「さあ?とりあえず62体までは使役できた。」


「私の10倍以上あるのか・・・・さすがね。」


「今日の試験で36体にまで減っちゃったから買い足さないと。」


あの後学長先生から弁償金だと言われて金貨20枚も自腹で貰ってしまった。


律儀な人だなー。


現在の戦力は


キラーウルフ24体


グランウルフ2体


ベビーデビル7体


ブラックマンティス1体


ヘビートロル1体


マイリトルエンジェル1人


「今回はどの魔物を補充しようかな~。」


「キラーウルフじゃないの?」


「既に20体以上いるし他の魔物も使ってみたいじゃん。ギルド本部ならリアリスの町のギルドにはいなかった魔物も売ってるかもしれないしね。」


「確かにそうね。」


俺達はギルド本部に到着して中に入った。


「さすがは本部。広いわね~。」


リアリスのギルドも広かったがここはその3倍はありそうなほど広い。


「あっちでモンスターの売買カウンターがあるわよ。」


カウンターに行き売ってる魔物のリストを見せてもらう。


リアリスにはいなかった魔物が結構いた。


今まで見たことない魔物の種類はこんな感じだ。


魔物名:ワンダードック

スキル:なし

ランク:F

価格 :銅貨6枚

説明 :犬型の魔物。素早い。


魔物名:ホブゴブリン

スキル:なし

ランク:F+

価格 :銀貨1枚

説明 :ゴブリンの上位種。武装可能。


魔物名:フャイヤーフラワー

スキル:炎ブレス(弱)

ランク:E

価格 :銀貨1枚

説明 :火を噴く花型の魔物。お持ち運びには鉢植えをお使いください。


魔物名:アンプ

スキル:なし

ランク:E

価格 :銀貨1枚 銅貨2枚

説明 :弱い小型の悪魔。


魔物名:スモールキメラ

スキル:なし

ランク:D

価格 :銀貨4枚

説明 :ウサギの身体に羊と犬の頭を持ち猫の尻尾と亀の甲羅を持つ合成獣。


魔物名:ナックルラビット

スキル:なし

ランク:D+

価格 :銀貨7枚

説明 :拳で戦う二足歩行のマッチョなウサギ型の魔物。非常食にはならない。


魔物名:ポイズンスネーク

スキル:毒牙

ランク:C-

価格 :金貨1枚

説明 :強い毒を持つ大蛇の魔物。


魔物名:マンドラゴラ

スキル:毒霧 麻痺霧 再生(弱)

ランク:C

価格 :金貨2枚

説明 :植物型の魔物。根を足のように使って動く。


魔物名:バチュセスドホース

スキル:なし

ランク:C

価格 :金貨4枚

説明 :巨大な馬の魔物。力強く運搬としても使える。


魔物名:サンダーバード

スキル:雷魔法

ランク:C+

価格 :金貨8枚

説明 :雷を纏った鳥の魔物。


魔物名:ケットシー

スキル:光魔法 闇魔法

ランク:C+

価格 :金貨45枚

説明 :幸運を呼ぶ猫と言われる魔物。数が少なく珍しい。


魔物名:サイレスアーマー

スキル:なし

ランク:C+

価格 :金貨10枚

説明 :剣と盾を持つ鎧の魔物。



などなど他にも沢山いる。


本部だけあって品揃えが豊富だ。


「どれにしよっかな~?」


「沢山いるわね。ケットシーなんてどう?可愛いわよ。」


「可愛いだろうけど高過ぎだよ・・・・。」


「バチュセスドホースとかは?便利そうよ。」


「俺的にはサイレスアーマーがかっこよくて好みだ。こいつらでレギオン組ませて戦ってみたい。」


「1匹金貨10枚よ?そんなに数揃えられないでしょ。」


「そこがネックなんだよな~。」


「ホブゴブリンを限界数ギリギリまで買ってそれで軍隊みたいに戦わせたら?使い捨ての部隊として使えるんじゃない?」


「ふむ、どうせ学校に入学するんだし、そこまで強い魔物はいらないかな?ホブゴブリンを戦術の練習で使えばいいしね。すいません、俺は召喚士なんですけど限界数を調べてくれませんか?」


調べてもらったところ俺の限界数は74まで増えていたので30体ホブゴブリンを買った。


計金貨3枚。


「74か・・・・私もそこまで伸びるかな?」


「アリサなら伸びるでしょ。」


「そう信じるわ。それでホブゴブリン達には武装させるの?」


「武装か・・・・。あった方がいいよな~。弁償してもらったお金も沢山余ってるし武器屋に行くか。」


「あっ!その前にこれ見ていきましょうよ。」


そう言ってアリサが指さしたところにはモンスターオークションの開催を知らせる張り紙が貼ってあった。


「オークションは30分後に始まるみたいだし参加していきましょうよ。」


「オークションか・・・・そういや俺ってリアリスのギルドのオークションに参加したことなかったなー、参加してみるか。」


「決まりね、行きましょう。」


こうして俺達はオークション会場に向かった。









最近魔物の種類が多くなってきましたね。


でもまだまだ増やします。


魔物製造は作者の趣味です。

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