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28 ラグニス国立ブルスカイ王宮学校

28話29話30話の3話を更新しました。

聞いてくれ!


ガチャ回してドリュアス当てたらなんか幼女が現れたんだ。


え?何言ってるか意味分からないって?


意味なんてどうでもいいんだよ!


大事なのは幼女って部分だ!


目の前に現れたのは胸辺りまで伸びている美しい緑色の髪と同じく綺麗な緑色の目をした美幼女だった。


幼女は眠そうな目を開けると、


「あなたがわたしのますたー?」


「マスター?ってどうゆうこと?君は誰?どっから出てきたの?迷子?怖くないからこっちおいで~?」


俺はさっきガチャで当てた板チョコを手に持って幼女を手招きした。


「・・・・おいしそうなにおいがする・・・・」


「ほらほら~、こっちおいで~。何もしないから~。大丈夫。俺は(変態)紳士だから怖くないよ~。」


幼女はトテトテとこちらに来て俺の手にある板チョコを背伸びしてそのまま小さな口でくわえた。


エサあげてる気分になるな・・・・


まー、実際餌付け目的のチョコなんだけどね。


「はむはむ・・・・あまい・・・・」


俺はそっとチョコを持っていない方の手を伸ばし幼女の頭を撫でた。


おー、サラサラだ。


「・・・・ん、きもちぃー・・・・」


よしよし、餌付け成功かな?


「君のお名前は?」


「あなたがますたー?」


「・・・・穴田我魔巣多ちゃんって言うのかな?」


「あなたがますたがわたしのなまえ?」


・・・・会話が成立しない。


しかし幼女だからそれも可愛いらしく感じてしまう・・・・


可愛いは正義だな。


「わたしはどりゅあすであなたがますたーならわたしになまえをちょーだい。」


「ドリュアスってことは君は俺の契約した魔物・・・・精霊なのか?」


つまり俺の好きにし放題という事なのかっ!


い、いかん!落ち着け俺!


「わたしとけいやくするにはめいめいけいやくじゃなきゃだめだから」


命名契約・・・・って言うと高位契約のあれか、俺が名前を付けて契約が完了するわけか。


「わかった、名前を付けるよ。そーだな・・・・エメラルドって名前はどうだ?宝石みたいに綺麗だしね。」


「うん、わたしのなまえはえめらるど。よろしくおねがいします、ますたー」


「よろしく、エメラルド・・・・だと長いからエメでいい?」


「ん、いい」


「それじゃあよろしくエメ。さて、さっそくだがマスターとイイことしましょう。さあ、しましょう!」


「ねむい・・・・おやすみますたー」


「待って、寝ないで!まだ俺との本当の契約が終わってない!・・・・あらやだ、寝顔も天使!」


エメは俺のベットでスヤスヤ寝てしまった。


・・・・契約したなら俺の空間に戻ればいいのになぜベットで寝る?


まー、いいや。可愛いし。


むしろ寝てて都合が良いぜ!さっそく俺の欲望を叶えさせてもらおう!


俺はエメに近づき俺の毒牙にかけようとしたが、


「・・・・ん、ますたーのにおい・・・・」


先にエメに抱き付かれホールドされた。


ああ、幸せ・・・・って痛い痛い痛いっ!


エメさん強く締め付けすぎ!離して!肋骨がイきそう!


「・・・・ますたー・・・・むにゃ~」


エメさんマジ天使!可愛い過ぎ!だけど離して!マジ死にそう!


「ますた~・・・・」


俺は天国に昇るような幸福感と地獄に落ちそうな痛みを味わいながら気絶した。







翌朝、やっぱり肋骨折れてました。


めっちゃ痛い・・・・


でも大丈夫。


1時間前からエメが精霊魔法を魔法を掛け続けてくれたおかげで治りました。


エメの使う精霊魔法(自然)は成長と治癒を得意とし、植物を操る魔法のようだ。


さすが精霊、チートだぜ!


エメとは命名契約で結ばれいるため一心同体のような感覚でエメの見ている光景を意識すれば俺も見ることができた。


身体が2つあるような感じだ。


俺の身体なら好きにしちゃっていいよねっ!


「エメ!カモーン!」


「ますた~」


エメは俺の胸に飛び込んできて抱き付いてきた。


エメたんマジ天使。


「ますたー」


ボキボキボキ・・・・


でも抱き付きで死にそうになる部分はマジ勘弁してほしいっす。


俺は幸せな気分で再度気絶した。






ドンドン!


「レン!起きなさい!いつまで寝てるのよ!」


俺は扉を叩く音で目を覚ますとエメが隣で寝ていた。


肋骨は既に直してくれたようだ。


「レン!開けなさい!」


おおぅ・・・・やっべ。


完全に寝坊しちゃった・・・・


「レン?起きたの?起きたなら開けなさい!」


「はいはい、今開ける!」


俺はアリサを部屋に入れた。


「っ!?」


アリサは部屋のベットで寝ているエメを見た瞬間


「はーっ!!」


ドスッ!


「ぐふっ!」


技名:乙女の涙

説明:手加減なしの全力の正拳突き、腰を低くして放つのがポイント


「レン!その子は誰よ?ま、まさか誘拐!?」


「してません!愉快な妄想しないでください。この子は俺と契約した精霊のドリュアスで名前はエメラルド。」


俺は痛みに悶えて床を転がりながら言う。


「契約した精霊っ!精霊と契約してたの!?」


「・・・・むにゃ・・・・ますたー・・・・このひとはだれ?」


「エメ、起きたか。この人はアリサで俺の・・・・仲間?」


「なんで疑問形なのよっ!」


「わたしはえめらるどです。えめとよんでください。」


「アリサよ、よろしくね!エメちゃん。で、レンはいつからエメちゃんと契約してたわけ?」


「え~と・・・・」


8時間前だけどこれは言わない方が良いな。


「師匠の元で修業してた時かな~・・・・」


「ますたーとけいやくしたのはきのうのよ「エメ!俺はこれから出かける準備するから手伝ってくれ!ほら、着替えるからアリサは出てて!」わかった、てつだう」


俺は慌ててアリサを追い出し、身支度を整えた。


エメに口裏合わせるように言っておかないとな。








身支度を済ませた俺はアリサと国立王宮学校にやって来て説明を受ける。


ちなみにエメには俺の空間に戻ってもらった。


国立王宮学校。


正式名称はラグニス国立ブルスカイ王宮学校


ここは15歳から入学可能で4年間自分の希望する学部で学ぶこの国唯一の学校だ。


卒業した後も、学生の3割は学校に研究生として残り日夜自分の専門分野の研究に明け暮れている。


この学校は優秀な役人や兵士を育てるために国が運営しているため、卒業すれば国仕えになる道が開けるので平民でも自分の子供に期待する親は安くない学費を払い、あるいは借りて通わせる。


王族貴族豪商名武家に至っては通わせるのが義務みたいなものとされている。


そのため学生は一学年の数が王族貴族から平民まで合わせて2000人を超える年もあったりする超モンスター学校だ。


新入生の7割は15歳の少年少女だが3割は傭兵上がりで金が貯まったものが通ったり、学校に入学して人生をリスタートしようとする者などがいたりする。


入学は4月からで、今日は説明を受けた後そのまま入学手続きを済ます。


どうも希望する学部にはいるための試験があるらしい。


確かに例えば魔法が使えないのに魔導士学部に入ったりされてもどうしようもないしな。


学校の教師らしい女性が聞いてくる。


「アリサさんは召喚術学部、レンさんは・・・・っ!?王宮学術学部ですか?」


「えっ?レンも召喚術学部じゃないの?」


「俺はもう十分召喚術は使えるからね。」


「王宮学術学部は何かしら秀でた能力、あるいは才能がなければ入学できませんが・・・・」


「ええ、わかってます。俺は召喚術で入学しようと思います。」


「・・・・わかりました。それではまずアリサさんから召喚術学部の入学試験を行います。入学試験と言っても私の目の前で何か魔物を召喚していただければ合格ですので気を張らなくて結構です。では始めてください。」


「わかりました。では、召喚します。脆弱なる火の存在よ。主たるアリサの名の元に命じる。我に刃を向ける者に汝らの剣を向けろ。敵を飲み燃やせ、レッドスライム!」


アリサはお気に入りのレッドスライムを召喚した。


「レッドスライムですか?召喚術学部の入学者が召喚できるのは普通のスライムやゴブリンがほとんどですから、さすがは冒険者上がりですね。試験は合格です。」


アリサは無事合格。次は俺の番か。


「それでは次はレンさんの試験を行いますが、王宮学術学部の入学試験は学長先生自らが執り行いますので学園の第3広場に2時間後に来てください。そこで試験を開催します。」


「わかりました。」


「それではアリサさんは書類に必要事項を記入してくだされば手続きが終了です。」


「わかりました。レン、少し待ってて。」


「はいよ~。」


俺はアリサの手続きが終わるのを待って、時間になるまで学園内を見学して回った。


何この学校、広過ぎ。


・・・・第3広場ってどこよ?


学園敷地案内には第23広場まであると書いてありますけど・・・・


時間まであと1時間13分・・・・


急いで探し出さないとヤバいかも・・・・



嫁キャラ登場!

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