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群青の空の下で  作者: 花 影
第2章 タランテラの悪夢
112/156

61 策謀の果て1

 腕の立つ10名の護衛に守られるようにしてオットーは馬の背に揺られて山道を登っていた。目指しているのは彼の上司であるベルクが婚約者と呼んではばからない女性が療養している聖域内の村だった。彼は大母補に懐かれて身動きの取れない上司に代わってその女性を迎えに行く途中だった。

「まだ着かないのか?」

「もう少しでございます」

 ベルクと離れて既に10日。聖域の山道に入って3日経っている。先頭に立つ案内役はもうすぐだと言うが、なかなかたどり着けない現状と、なれない移動による疲れに彼は苛立っていた。

 今は既に更地と化しているあの集落では『名もなき魔薬』の原料となる薬草を10年近く前から栽培させていた。今回、ワールウェイド領の施設が完成したら人員と共に順次移転していく予定となっていたのだが、運の悪いことに盗賊共に襲われてしまった。保存してあった種は無事だったが、施設は壊滅状態。予定より早いが集落を遺棄することとなったのだ。だが、新たな薬草園もまだ完全ではなく、つなぎとして白羽の矢を立てたのがフォルビア正神殿だった。

 オットーはベルクから一任されて集落に向かったのだが、そこで偶然その集落へ慰問に訪れていた彼女を保護した。思わぬ手柄に舞い上がりそうになったが、報告は一先ずタランテラに着いてからと自戒した。無事に回収したあの薬草の種と共に、薬で眠らせた彼女をタランテラへ連れ去ったのだが、休憩に立ち寄ったリラ湖畔で妖魔に遭遇し、竜騎士共々彼女を見捨てて逃げ去ってしまった。

 自分の独断が原因で彼女を死なせたと上司に知られればただでは済まない。彼は慌てたが、まだベルクに伝えていなかった事が幸いした。更に彼にとって幸運だったのは、その件に関わった竜騎士達はあの薬の中毒によって随分と思考能力が低下しており、元々ベルクの命令で闇に葬るよう命じられていた事だった。依頼の報酬として特別な薬だと言って手渡したのは毒物だった。討伐前に服用するのが効果的だと伝え、それを信じた彼等は討伐中に体がマヒして妖魔に倒され、口封じが完了した。

「まさか生きていたとは……」

 見捨てた時点でもう生存は不可能だと思っていた。だが、それを生き延び、エドワルドの元に保護されていたのは、彼にとって計算外の事だった。記憶を失っていたのは幸いだったが、こうして聖域に戻って来たと言う事は記憶が戻りつつあるのかもしれない。

 あの一件とベルクを結びつけることは無いだろうが、彼女が行方不明になった経緯をベルクに知られるのだけは避けたかった。どの程度記憶が戻っているかを探る為に、身動きが取れないベルクの代わりに彼女を迎えに行くと自ら名乗りを上げたのだ。

「この先です」

 案内役が指差す道の先を見ると、村の門が僅かに見える。ようやく見えた目的地に一行の足取りも軽くなり、馬を操る速度も自然と上がる。

 ほどなくして頑丈な門の前に着く。話に聞いていた盗賊の仲間らしい屈強な男が2人、門を守っており、案内役の男が彼等と小声で何か会話を交わす。いかつい男達に怪訝けげんそうに睨まれるが、男は馬上で虚勢を張って待っていた。

「ベルクの側近っていうのはあんたか?」

 上司を呼び捨てにされ、思わずムッとする。護衛の男達も同様で腰間の長剣に手をかける者もいたが、オットーは片手でそれを制する。

「言葉遣いに気を付けよ。あの方はもうじき賢者となられる。不敬に値するぞ」

 相手が普通の人間であればこの脅しは有効なのだが、門番の男達は気にした様子も無い。苛立ち、声を荒げようとしたところで門が開き、学のない盗賊相手では仕方ないと思い直して馬を進める。

 粗末な小屋に囲まれた、ただ地面を均してあるだけの広場に全員が着くと、門は再び閉められる。おそらく聖域の竜騎士達を警戒しているのだろう。

「こんな所におられるのか?」

 こんな粗末な小屋に居たら治るものも治らないだろう。なかなか彼女の体調が良くならない理由はなんとなく理解できた。一刻も早く連れ帰り、上司を安堵させてやりたいが、何よりも自分が疲れているので先ずは一息入れたかった。

 先に馬から降りた護衛の手を借りて、オットーも馬の背から降りる。なかなか長時間馬の背に乗る事のない彼は、同じ姿勢でいたので体が強張ってしまっている。少し体を解し、一番大きな建物へ歩いていこうとすると、突然、その場にいた馬が皆、広場から走り去っていく。

「な……何だ?」

 そこへ大きな影が広場を横切る。振り仰げば何頭もの飛竜が空を舞っており、そののうちの3頭が広場に着地した。護衛達に促され、建物へ避難しようとするが、その行く手は旋回する飛竜から飛び降りた竜騎士に阻まれる。

「貴様ら、一隊何のつもりだ?」

「聞くまでも無いだろう?」

 行く手を阻む竜騎士の1人が意地悪く答える。そして彼が合図をすると、あっという間に護衛達は倒され、抵抗する間も無くオットーは拘束されていた。

「りゅ……竜騎士風情が……こ……こんな事をしてただで済むと思うな」

「へぇ……強気だね。準賢者殿の側近はそんなに偉いのか?」

 後ろ手に縛りあげられた男は竜騎士達の指揮官らしい男の前に連れ出された。こんな状態でも虚勢を張ってみせるのだが、いかんせん声が震えている。そんなオットーをからかいながら、竜騎士は被っていた騎竜帽を脱ぐ。見事な金髪が棚引き、その風貌が露わになると、彼は声を無くして固まった。

 直接会った事は無かったが、その顔は良く知る人物によく似ていた。上司が目の敵とするプルメリア王国連合の首座、ミハイルの若い頃を髣髴ほうふつとさせるその風貌に心当たりがあるのはただ1人だった。

「な、なぜ、ここに紅蓮の公子が……」

「へぇ……俺も案外有名人だな」

 ニヤリと笑い、若い竜騎士……ルイスはそれを肯定した。捕えられた男は彼を見上げ、更には周囲を固める男達の中に案内役の男と門番を見つけ、ようやく自分がおとしいれられた事に気付いた。

「さーて、詳しく話を聞かせてもらおうか」

「わ、私は何も知らない……」

「そう言う奴に限って隠し事が多いんだよな」

 ルイスはニヤリと笑うと、男が向かっていた大きな小屋に連れて行く様部下に命じた。


 結局……オットーは最初に軽く小突かれただけでペラペラとしゃべり始めた。聞いているうちにちょっとだけイラッとしたルイスが蹴りを入れると、力加減を間違えたらしくそのまま失神してしまい、尋問の続きは翌日となったのだった。




 薬草園の畑一面に薬草の苗が植え付けられていた。農夫達は額に汗をかきながら一心不乱に作業に励んでいる。心なしか農夫達が嬉しそうなのは、植え付ける薬草が昨年とは違って健全な物だからだろう。

 どこからか連れて来られた幼竜にここで作られた薬草を与え、更にはその幼竜がもがき苦しんだ末に死んでしまったのを目の当たりにした。うすうす良くない物だと気付いていたが、それが大陸全土で使用が禁止されている劇薬の材料だと知ったのはつい最近だった。

 それでも言われるままに作業をしたのは集落に残してきた家族の為だった。いつか失った戸籍と定住する土地を貰え、家族とともに移り住むのを夢見ていたのだが、それはもう叶わない。ここへ彼等を言葉巧みに連れて来た男達によって、住んでいた集落ごと家族は消されていたのだ。

「飯にしようぜ」

 既に太陽は中天に差し掛かっている。監督官に声を掛けられた農夫達は作業の手を休め、近くにある小屋へ足を向けた。既に用意されていた昼食は野菜の煮込みと薄焼きのパン。素朴な内容だが、以前に比べれば格別な待遇と言っても過言ではない。

 そもそも多少の休憩は許されても昼食が出る事などめったになかった。出ても雑穀の粥だったり固くなったパンと水だけだったりで、腹を満たすだけの内容だった。朝食も夕食も同様で運が良ければ野菜屑で作ったスープが出たくらいだった。しかも監督官と同席して同じものを食べるのは有り得なかった。

「お疲れ様。植え付けは今日中に終わりそうですか?」

 昼食を食べ終わる頃、小屋に1人の若者が姿を現した。簡素な服装に長剣を差し、肩に小竜を乗せた彼の姿を見ると、農夫達だけでなく監督官も慌てて立ち上がった。

「かしこまらなくていい」

 若者は農夫達にはそう言って食事の続きをする様に促し、監督官の中でも責任者となっている男を呼んで小屋の外へ出て行った。今こうしていられるのもあの若者のおかげなのだと監督官から幾度も言われ続けた彼等は、彼が小屋を出るまでは不動の体勢をとり続けた。




「順調みたいだな」

 等間隔で植え付けられた苗が整然と並ぶ光景にアレスは目を細めた。

冬の間は皇都に滞在していたアレスは、春になり討伐が一段落したのを見計らってフォルビアに戻ってきた。現在は情報操作をしている諜報員を手伝いながら、制圧した小神殿とこの薬草園を往復する生活を送っている。

「おう。今日中には終わる予定だ」

 そう答えたのは、すっかり監督官が板についたスパークだった。冬の終わり、ここに半ば監禁されていた農夫達の存在を確認し、更には幼竜を使ったおぞましい実験が行われていた事実を知った彼等は、もう放置できないと判断してこの薬草園の制圧を決断した。

 あらかじめ小竜によって綿密な探査を行い、フォルビア正神殿にいるレイドとパットを通じてフォルビアとワールウェイドにも協力してもらったおかげで、ここの制圧は速やかに行われた。

 ここにいた元々の責任者や護衛達は捕えられ、尋問を終えた今はワールウェイド領の牢に捕えられている。

「しかし、奴は本当に来るのか?」

「まだ分からん。母上と大母補様が張り付いて離れないから、ベルクにそんな余裕はないはずだ。だが、何が起きるか分からないから、上辺だけあれを作っているように見せかけておく。じい様の話では、苗の状態なら素人には何を作っているか分からないとの事だ」

「さすがに大母補様をここへ連れてくる度胸はないか」

 グスタフとベルクが金に飽かせて作っただけあって、この薬草園には最新の設備が整っている。このまま放置するのももったいないし、健全に使えば新たなワールウェイド領の特産物が出来るかもしれない。

 タランテラ側の許可を得た上で、ペドロのアドバイスに従い、貴竜膏の原料となる薬草を育ててみることになったのだ。種はエドワルドとも交流のあるビルケ商会に相談した所、すぐに用意してくれ、代金はこの薬草園がうまく機能するようになってから支払う事で合意した。そして解放した農夫達と1人1人契約して再びここで働いてもらう事になったのだ。

「農夫達の様子は?」

「以前との違いに戸惑っている様だが、どうにかやっているな。アイリーンの話じゃまだ精神的なケアは必要だと言ってる」

「そうか」

 アレスの肩に乗る小竜は人間達の話に飽きた様で、大きく欠伸をするとその場で居眠りを始める。アレスは苦笑してその頭を撫でた。

「さっき、こいつがルイスの手紙を運んできた」

「何かあったか?」

「エヴィルが海賊討伐を再開した。ガスパルが掴んだカルネイロとの取引に関する情報を元に作戦を実行するそうだ。うまくいけば審理までに終わる。奴を追い詰める証拠がまた一つ増えることになる」

 海賊との繋がりを示す明確な証拠はまだ揃っていない。だが、今回ガスパルが入手した情報によると、思考を鈍らせる薬をカルネイロ商会を通じて海賊に渡す手筈が整えられているらしい。また、この薬草園を制圧したことにより、この薬にも『名もなき魔薬』の原料となっている薬草の一部が使われていることが分かっていた。

「それからタルカナがこちらについた。あと、ベルクの側近を捕えた」

「ほう……。タルカナにも見捨てられたか」

 率直な感想にアレスは苦笑する。だが、顔を引き締めるとその続きを報告する。

「フレアが2年前に行方不明になったのはそいつの仕業だった」

「何?」

「集落の破壊とあの種の回収を任されたベルクの側近があの集落でフレアを捕え、独断で種と共にタランテラに連れてこようとしたそうだ」

「……許せん」

「しかもその途中、ロベリアで妖魔に遭遇した時に、竜騎士共々フレアを見捨てて逃げたそうだ」

 アレスは怒りを堪える様に拳をグッと握りしめる。

「逃げた? 竜騎士が?」

「そうだ。あの薬に侵され、まともな判断が出来なくなりつつあったそうだ。その後に口封じをしたと言っている」

「何て事を……」

 何事にも動じないスパークもこの惨さに絶句する。

「知らなかったとはいえ、あの件にベルクが関わっていたことも判明した。更には側近を捕えた事で奴の悪事の全てが明らかになった。審理では間違いなく奴を有罪に出来る」

「そいつを一発殴っていいか?」

「ルカがイラついて蹴り飛ばしたらしいが、殴るのは俺が先だ」

「勿論です」

 スパークは神妙に頷いた。

「ラグラスの戯言はまだフレアに伝えてないそうだ。義兄上も本気にしてない様子だし、ブレシッドの別荘に着いてから話す事になったらしい」

「アリシア様もご存知で?」

「ああ。近日中にフォルビア入りするらしいから、様子を見て会ってくる」

「バレませんかね?」

「無理ならレイドかパットに間に入ってもらう。予定外の事が起きているし、一度打ち合わせておいた方が良いだろう」

「確かに」

 やがて昼食を終えた農夫達が小屋から出てきて作業を再開する。アレスの姿に緊張した様子だったが、彼があれこれ話しかけると幾分か緊張は和らいだ様子だった。

 そしてアレスは苗の植え付けが完了するのを見届けると、満足したように薬草園を後にした。





「赤ちゃん」

「ほんとだ、赤ちゃんだ」

 赤子の眠る寝台の周りにニコルを始めとした子供達が取り囲んではしゃいでいる。その様子に母となったジーンは満足げな笑みを浮かべた。

 彼女は昨夜遅くに破水し、そして続けて起こった陣痛の間隔はあっという間に短くなり、明け方には男の子を出産していた。ヒースやルークと近々視察に来るエドワルドの警備体制の打ち合わせの為にフォルビアに出向いていたリーガスが、知らせを受けてロベリアに戻って来た時には既に赤子が産声を上げていたくらい安産だった。

 拍子抜けしたリーガスだったが、それでも初めてのお産が軽く済んだことに安堵して妻をねぎらい、息子に対面を果たして再び総督府へ戻って行った。そして夜が明け、自分達に新たな兄弟が産まれた事を知った子供達が朝食前に会いに来てくれたのだ。

「あまりうるさくしてはダメだ。起きてしまうよ」

 一番はしゃいでいるのは今まで末っ子だった女の子だ。年長らしくニコルはそれをたしなめ、若い養母に祝いを述べる。

「おめでとうございます、ジーン母さん」

「ありがとうニコル。みんなも来てくれてありがとうね」

「ねえ、ねえ、男の子?女の子?」

 赤子の寝台を離れ、ジーンが横になっている寝台によじ登りながら末の女の子が聞いてくる。その隣にはそのすぐ上の男の子が同様にしてよじ登ろうとしていた。

「男の子よ。みんなに弟が出来たの」

「そっか……」

「やったぁー」

 妹が欲しかった女の子は残念がり、弟が欲しかった男の子は喜んで万歳する。あまりのはしゃぎ様に今度こそ赤子が目を覚まして泣きだした。

「騒ぎ過ぎだ」

 ニコルは怒るがそれをジーンは窘めて2人をなぐさめる。その間に乳母が現れて赤子の世話をし、この家の侍女頭は朝食の時間だからと子供達を部屋から連れ出した。やがてお世話が済んだ赤子は乳母にあやされながら再び眠り、そっと寝台に戻される。ジーンは乳母を労うと下がらせ、小さな息子を眺める。

「パパに似ていい男になるのよ~。あの素敵な筋肉も絶対よ」

 ジーンは半身を起こし、手を伸ばしてすべすべな赤子の頬に触れる。生まれてきた子供達にも父親に負けないくらいの筋肉をつけさせ、素敵な筋肉に囲まれて生活すると言う彼女の密かな野望はまだまだ始まったばかりだった。



リーガスとジーン愛の劇場? 7


フォルビアで警備の打ち合わせ中に妻が産気づいたと知らせを受けた。

周囲の勧めもあってすぐにロベリアに戻ったのだが、家の扉を開けた瞬間に赤子の泣き声が聞こえてきた。

慌てて寝室に赴くと、出産を終えたばかりとはとても思えないほど元気な妻が私に笑顔を向けてくれた。

「……生まれたのか?」

「ええ、男の子ですって」

「そうか……ありがとう」

妻を労わり、その額に口づけると、彼女は私の二の腕に触れてくる。

「どうした?」

「ううん」

元気そうにしてても、やはり疲れているのだろう。この腕で癒されると言うのならいくらでも触らせてやろうと、私は自分の腕に力を込めた。


ナデナデ……ナデナデ……


妻はうっとりとして私の腕を撫でまわす。

するとそこへ湯浴みを済ませた赤子が運ばれてきて、何と私に手渡してくる。

「おめでとうございます、旦那様。元気なご子息でございます」

「あ、ああ……」

手渡された赤子はあまりにも小さく、そして頼りないくらいに柔らかかった。

私はおっかなびっくり抱きかかえるが、つぶしてしまいそうですぐに妻に手渡した。

「ちっちゃい……」

赤子を抱いた妻はいとおしげに息子を眺めている。

6人の子供を引き取り、既に母となっている彼女ではあるが、やはり血を分けた子は愛しく感じるのだろう。

「ねえ、リーガス」

「何だ?」

「この子もあなたみたいなステキな筋肉がつくかしら?」

「鍛えればつくだろう」

「決めたわ、リーガス。私、もっと赤ちゃん産むわ。そしてみんな鍛えさせてステキな筋肉に囲まれて暮らすの。もちろん、ニコル達もね」

「……」

妻の夢は壮大だ。だが、協力するのはやぶさかではない。



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