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群青の空の下で  作者: 花 影
第2章 タランテラの悪夢
110/156

59 蠢動する者達1

 舞踏の音楽が流れ、きらびやかな衣装をまとった人々が笑いさざめく宴の只中にベルクはいた。自身もぜいを凝らした衣装をまとい、主催者として常に人々の中心となり、次々と訪れる客と挨拶を交わす。

 タルカナにあるベルクの館で行われている新年の宴。遠方からも客が訪れ、国主をもしのぐ権勢を窺える。口々に賞賛されれば悪い気はしないが、公表する予定だった婚約の件はオットーの諫言により取りやめたのが悔やまれる。早々に公表しては、どんな妨害が入るか分からないと説得され、正式に賢者になるまで待つこととなったのだ。

「早く終わらないものか……」

 営業スマイルで客に応対しながら、内心ベルクはため息をつく。この宴が終われば、彼女に会いに行ける。そしてコツコツと準備を整えて来た、生意気なあの男を葬り去る舞台を整えるのだ。楽しいはずの宴だが、今日はやけに時間の流れが遅く感じていた。

 そこへオットーが彼を呼びに来た。仕方なく周囲にいた客に断りを入れ、ベルクは会場の外にある控えの間に移動する。

「何事だ?」

 一番の懸念は、特別な客に用意した品に不備が見つかる事だった。多少の不満はねじ伏せられるが、こちら側に手落ちがあっては後々の取引に影響がある。こちらに着いてからは開けて確認できないので、梱包には細心の注意を払ったが、何か手落ちがあったのだろうか?

「ベルク様、たった今、大母補シュザンナ様がお見えになられました」

「何?」

 礎の里からは審理の補助をする人物を派遣したとしか聞いていない。てっきり格下の高神官が来るものと思っていたのだが、予想外の人物の登場に驚きを隠せない。

「どちらにお通しいたした?」

「それが……」

 オットーが応えるよりも早く、控えの間の外が騒がしくなる。そして扉が開き、少女と慌てたようにその後を追うお付きの女神官が部屋に入って来た。

「ベルクはおるか?」

「……大母補様、少々お行儀が悪うございますな」

 ベルクがたしなめるが、少女は大して気にせず彼の下へ真っ直ぐに歩み寄る。歳は12歳くらいだろうか。それでも大母補の正装を纏い、背筋をしゃんと伸ばした姿は他者を従える何かを持っている。

 彼女の名はシュザンナ。タルカナ王家の血を引き、ベルクの伯父である老ベルク賢者によって推挙されて大母補になった少女だった。高位神官の服装をしたお付きの女性が恐縮しながら審理の補助をしに来た旨を説明する。

「左様でございますか。大母補様にご助力いただけるとは心強いですな。審理も滞りなく進められるでしょう。遠路お疲れではございませんか?」

 ベルクは補助をするのが古参の大母補では無く、彼女だった事に一先ず安堵し、礎の里より遠路はるばる来た事を労った。

「疲れてはおらぬ。宴が開かれていると聞いて、急いでやって来た。妾も参加して良いか?」

「大母補様に臨席頂いたとあれば、当家の格が上がると言うもの。拒む理由はございませんな」

「そなたの格はもうこれ以上ない程上がっておろう? だが、楽しませてもらうぞ」

 少女は当然とばかりにその華奢な手を差し出す。ベルクは恭しくその手を取ると、彼女をエスコートして会場に戻る。

「皆様、大変高貴なお客様がお見えになりました。大母補のシュザンナ様です」

 ベルクが紹介すると、会場からは割れんばかりの拍手が起こる。シュザンナは大母補の礼をとり、「今宵は楽しませて頂くぞ」と一言挨拶した。

 シュザンナが加わり、宴は一層華やかさを増した。笑顔を振りまく少女の周りにはお近づきになろうとする者がひっきりなしに押し寄せていた。




「私も欲しい!」

 宴もお開きとなり、見送りに立つベルクが帰宅する客に記念の品を手渡していると、それを目ざとく見つけたシュザンナが手を差し出してくる。お付きの女神官が慌てて窘めるが、年相応のかわいらしい姿にベルクも怒る気が湧かない。

「シュザンナ様の物は特別にご用意してございますよ」

「そう? でも、それも欲しい」

 他人が持っている物が良く見えるのだろう。子供らしい要求にベルクは苦笑すると一般客用の品を彼女に手渡す。中に入っているのは細やかな細工が施された銀器である。外からの見た目は変わらないが、特別な客用には例の薬が緩衝材として詰めてある。マルモアで準備が整えられ、混ざらないように細心の注意を払って運んできたのだ。

「ありがとう」

 シュザンナはそれで満足して嬉しそうにしている。一安心したベルクは続けて来た客に品を手渡す。タルカナ国内の中流貴族のその相手は、その薬を長く取引をしている相手である。もちろん彼に手渡したのは特別に準備したものだった。

「ありがとうございます」

 彼は礼を言ってすぐに出口に向かうが、その前に小さな影が立ちはだかってギョッとなる。

「如何致しましたか、シュザンナ様?」

 そこにいたのは先程まで記念の品を貰って嬉しそうにしていた大母補様だった。腰に手を当て、帰ろうとしていたその貴族に指を突き付ける。

「そこの貴方、ずるい!」

「え? あの、何がでございますか?」

 何かとがめられるようなことをしたか、その貴族の男はひどく狼狽ろうばいする。すると、シュザンナは彼の持っていた記念品の箱を取り上げ、自分の貰ったものと見比べる。

「こっちの方が大きい」

「え?」

 その場にいた全員の目が点になる。

「こっちの箱の方が大きいわ。ねえ、取り換えていいでしょう?」

「それは……」

「中身は一緒でございますが?」

 我に返ったベルクが窘めるが、大母補様は全く聞く耳を持たない。お付きの神官も慌てて窘めているが、自分が持っていた方を男に渡すと、満足したように迎えに来た馬車に乗り込んだ。

 中流の貴族でしかない彼には王家の血を引く大母補相手に逆らえる筈も無く、ただ茫然と見送るしかできない。

「全く、我儘姫が……。後で回収しろ」

 ベルクは小声で側近に命じ、まだ呆然としている男を見送るふりをしてその場から連れ出す。

「回収出来次第、届けさせる」

「そ、そうですか……」

 数ヶ月分の収入に近い額を支払っているのだ。それが何の価値も分からない少女に持っていかれ、捨てられたとあっては目も当てられない。男はベルクの言葉に安堵して屋敷で待つと言い残して迎えの馬車に乗り込んだ。




「ありました」

 揺れの少ない馬車の中で既にその包みは開けられていた。精巧な銀器を無造作に取りだし、その周囲の詰め物を慎重に取り出すと、刻んで乾燥させた薬草が小分けされて布に包んであった。そのうちの1つを机の上に敷いた布の上に広げ、1人の男が綿密に調べていく。その様子をシュザンナとお付きの女神官、そして従者の格好をした男が見守る。

「名もなき魔薬に間違いありません」

 ほどなくして出された結論に全員が思わず息を吐いた。

「これで信じて頂けましたか?」

 シュザンナのお付きの女神官が従者の格好をした男に向き直る。その男の隣には先程まで我儘一杯振舞っていたシュザンナがうつむいて座っていた。

「これほど決定的な物を見せつけられては信じるしかあるまい。金に汚い一面があると思っておったが、これほどとは……」

「ご協力の件、承諾して頂けますね?」

「やむを得まい」

 力なく座る男は女神官を振り仰ぐ。威厳に満ちるその姿は、我儘に振舞っていたシュザンナに振り回されていた時ととても同一人物とは思えない。よく見ると、彼の向かいに座っているのはラトリに滞在している筈のアリシアだった。

「アリシア殿、我らはどうすればいい? どうすればこの過ちをつぐなうことが出来る?」

「今更、過去は代える事は出来ません」

 アリシアの言葉に従者の服装をした男はがっくりと力が抜けて項垂れる。

「父様……」

「……済まぬ、シュザンナ」

 シュザンナが心配そうに男を振り仰ぐ。弱弱しく微笑むと、男は彼女の手を握った。

「それは我らも同じ。今の今まであの男を止められなかったのは我らにも責任がある。だからこそ、歪んでしまった道筋を少しでも正す手伝いをしたい。だからこそ、タルカナ王国の王族にして宰相である貴公に協力を仰いでいる」

「アリシア殿……」

 ベルクを失脚させるにはおひざ元であるタルカナ王家の協力が不可欠だった。いくら資料を提出した所で端から信用されなければ意味がない。そこでアリシアは先ず、大母補となっているシュザンナを当代に頼んで説得し、彼女の世話係としてタルカナ入りをした。そしてシュザンナの父親である宰相に会う手筈を整えてもらったのだ。

 ガスパルのおかげで薬の受け渡し方法は既に判明している。そこで先程の芝居を打ち、薬を確実に買い付けると分かっていたあの男の記念品と強引に取り換えさせたのだ。その様子を従者に扮した宰相も目の当たりにし、そしてそのままここで中身を広げ、タルカナ王家の御殿医に確認させたのだ。

「今頃は私の手の者が秘密裏に薬を買った者達を押さえているだろう。予定ではベルクは5日後にこちらを離れると聞いている。それまでの間であれば気付かれる事は有るまい。叔父上……陛下には私から報告致そう」

「ご配慮、感謝します」

 これで最後の一国の了承をとりつけた。里の賢者は全てとはいかなかったが、既に当代大母と大賢者の了承は得ているのでベルク側の逆転はもう無いだろう。今回の事で決定的となる証拠も手に入れた。後はタランテラで自分が仕切るはずの審理で自らが裁きを受ける事になる。

「これは何が何でも取り返しに来るでしょう。如何致しますか?」

「このまま返せばよい。あの男も受け取った所を押さえなければ」

「良いでしょう」

 アリシアがうなずくと、元あったように詰め物が戻され、その上に銀器が並べられる。

「では、私はこれで……。シュザンナ、アリシア殿の言う事を良く聞くんだよ」

「はい、父様」

 程なくしてシュザンナの宿泊先となっている王家の別荘に着いた。彼は娘の額に口づけて同じように従者の格好をした御殿医を連れて先に馬車を降りる。この後裏口からこの別荘を出て、事の次第をすぐに王に報告しに行くと言う。最早裏切られる心配はないのだが、アリシアは念のために護衛に扮したブレシッドの竜騎士を彼等に同行させる。

「アリシア様」

「何ですか、シュザンナ様」

 父親を見送り、宛がわれた部屋で2人きりになると、シュザンナは不安げにアリシアを見上げる。

「私は……今回の事が終わったら役目を降りようと思います」

「どうしてそう思われるのですか?」

 アリシアは驚いた様に目を見開いたが、すぐに体を屈めてシュザンナの目線に合わせる。だが、彼女は俯いてポツリと「後ろ盾がベルクだから」と答えた。

「確かに貴方様はベルクの後ろ盾を得て大母補に推挙されました。ですが、この地位はいくら名のある賢者に推挙されても、その資質が無ければ選ばれる事は有りません。自信をお持ち下さい、シュザンナ様」

「でも……」

「今回の事、お父上を説得できたのは貴方様のおかげです。私がお願いした通り、上手にお芝居をして証拠も手に入れて下さいました。ご自身を卑下する事は有りませんよ」

 アリシアが微笑むと安堵したのかその眼にはみるみる涙が溢れてくる。そのまま彼女に抱きつき、シュザンナは泣きだした。

「さあ、お疲れになったでしょう? 着替えてゆっくり休みましょう。後の事はお任せください」

「……うん」

 シュザンナが落ち着くのを待ち、アリシアは彼女を着替えさせて寝台に寝かせる。

 その位を退いた今でも、彼女は請われて大母の候補となる少女達にその心構えを指導している。親元から遠く離れた礎の里に集う少女達は一様に彼女を母親の様に慕っていた。シュザンナもその一人で、こうして付き添われていると母親に見守られているような安心感を覚える。大役を見事に果たした安堵からか、彼女はほどなくして眠りについた。




 深夜……ベルクの手の者が部屋に侵入し、そっと銀器の箱をすり替えて出て行く。寝たふりをしたアリシアに見られているとも知らず、タルカナの精鋭に後をつけられているとも知らずにあの中流貴族の男の元へそれを運んで行った。徐々にベルクの首が絞められているのも知らずに……。





「なんだ、酒は無いのか?」

 近隣の地主に圧力をかけて集められた物資を目にしたラグラスは、不満そうに舌打ちをする。それでも審理までなら手勢も含めて十分にしのげる量なのだが、贅沢になれてしまった彼にはその内容は不満だった。

「これが限界です」

 領民達も食べて行かなければならないのだ。これ以上となると、今年の作付けも諦めなくてはならなくなる。タランテラの穀倉地帯を担うフォルビアで収穫が見込めなくなると、たちまち国全体が食糧難に陥ってしまう。

「そんなこと知るか。困るのはエドワルドであって俺様じゃあない。酒だ、酒を用意しろ!」

 不摂生ふせっせいにより肥え太ったラグラスは、不機嫌そうに言い放って積み上げられた荷を蹴り倒す。だが、それだけでも息が上がり、その辺に転がっていた木箱に座り込んだ。

 取引した商人達に足元を見られ、彼等は言い値で取引せざるを得なかった。しかもラグラスは冬の間中酒を切らさなかったので、その取引が頻繁に行われた結果、ベルクによってもたらされた潤沢な資金を既に使い果たしてしまっていた。

 加えて冬場の最悪な時期に無計画で編成されたラトリ村襲撃隊である。適当に荷を用意させ、後は現地調達するように言って送り出したのだが、それだけでもかなりの額が投じられていた。

「ベルクの旦那は何も言って来ねぇのか?」

「十分な資金は渡したと、それのみです」

 お目付け役として残ったベルクの部下は恐縮して返答する。幾度か資金の無心を頼む内容の手紙を送ったのだが、その返答はいずれもそう言った内容で終わっていた。確かに一冬超えるには十分な額を貰っていたのだ。上司に対してとても強くは言えず、彼は上司に頼るのを諦め、恥を忍んで同僚にもお伺いを立てていた。

「ケッ、使えねぇな」

 ベルクは座ったまま足元に転がる樽を蹴飛ばす。

「審理の前にはベルク様もこちらにいらっしゃるので、もう少しの辛抱でございます」

 何とかおだてて機嫌を直してもらわないと、周囲に累が及ぶ。それでももはや我慢が耐えられないラグラスはギロリとベルクの部下を睨みつける。

「ベルクが来るのはいつだ?」

「えっと、早ければ半月後でしょうか」

「ふざけんな。それまで酒無しで過ごせと言うのか?」

「いや、その……」

「それならこれを全部売り払って酒に替えろ。なあに、喰うものならそこら辺から調達してくればいいんだよ」

 酒に支配された頭で考え付いた支離滅裂な理論にその場にいた部下達もさすがに慌てる。

「あの、ベルク様がいらっしゃるのなら、あの捕えた女達も来るのではありませんか?」

「そ、そうです。その女達がこちらにいると分かれば、近隣の者達ももっと金と食料を差し出すのではありませんか?」

 勇気を振り絞って提案したのは、ゲオルグの取り巻きをしていた年若い2人だった。ラグラスが牢から脱出した際、何故か彼の部下と思われて一緒に解放され、それ以来行動を共にしていたのだ。

「あの女! ……そうだよ、あの女共がいたじゃねぇか。お前ら、良いこと言うじゃねぇか」

 とたんに上機嫌となり、一同はホッとして胸を撫で下ろす。だがラグラスは、今度はとんでもないことを言い出した。

「誰かフォルビア……いや、皇都へ行って来い。女共がこちらにいる事を言ってやれば、いくらでも金を寄越す筈だ」

「いや、しかし……」

 あの2人はフォルビアを得る為の最終手段だったはずだ。しかも女の方はベルクが己の妻にするつもりでいる。こんな事の取引に使わせるわけにはいかないし、下手をすると審理が無効となる恐れがあった。ベルクの部下は慌てて口を挟む。

「そんな事をすれば、審理が無効になる恐れがあります」

「ベルクの旦那が仕切るんだろ? 心配いらねぇよ」

「それに彼等も用心する筈です。姿を見せろと言い出しかねませんが?」

 思考が完全に欲に捕われた男には事の重要性が全く理解できないらしい。どうにか思いとどまらせようと必死に考えたベルクの部下の懸念をラグラスは鼻で笑った。

「そんなもの、黒髪の女を見せつければいいだけだ。側でナイフの一本でも見せつければ、奴らは近寄りもできないさ」

「……」

 ラグラスとベルクの部下を除くその場にいた全員が互いの顔を見合す。確かにコリンシアのプラチナブロンドの再現は難しいが、フロリエに似た黒髪の女ならばすぐに探し出せる。顔が似てなくても何かで顔を見せないようにしてそれらしく振舞えさせれば何とかごまかせるかもしれない。

「イチかバチかですが、やってみますか?」

「……そうですな」

 この窮状を打開するには他にいい案は思いつかない。ラグラスを除き、今まで参謀を務めてきた彼の部下達は頭を突き付けて何やら相談し始める。そして要求は皇都まで行かずにフォルビアへ出す事で合意して話がまとまった。

 自分の案が通ったラグラスは満足げにうなずき、納得のいかないベルクの部下は不快そうに眉をひそめると何かを決意する。

「私は一度、例の小神殿に行ってきます」

「おう、好きにしろ」

 1人でならフォルビア側も高神官の位を持つ自分を咎める事は出来ない。一度情報の中継地にしている小神殿に出向き、最新の情報を手に入れた上で、ベルクにこの事を伝えに出向こうと決意したのだ。与えられた役から離れた事を叱責されるのを覚悟し、ベルクの部下はすぐに荷物をまとめると、一冬過ごした砦を後にした。

実は我儘な姫君だったシュザンナを教育したのがアリシア。

大母補引退後も影ながら里を支えたので、大母や大母補に対する影響力は強いのです。それをミハイルも知っていたので、アリシアに仲介してもらっていた。但し、自己の利益の為に行使する事は無く、今回は大陸全土への影響も考えての措置。だからこそ最強の番と呼ばれる彼等は各国の要人に信用されているのです。

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