設定集(陰陽術)仮
《五行の本質》
・木気
性質の変わらない変化という性質を持つ。
例:植物の成長。若木が老木になる。若木も老木も木であるという事に変わりはない。
この変化は木であるという性質を変化させないものである。
・火気
終わらせる事、滅ぼすという性質を持つ。また瘴気も滅ぼす為に浄化の力も持つ。
例:人や動物の死。
・土気
実在しない気。陰陽道では土気より他の四気が分かれたとして全ての元の気と想定している。
・金気
安定。変わらない事、不可侵を本質とする。
例:心臓の拍動。大地。
・水気
性質を変化させる変化。
例:父と母より生まれる子。子は父母という要素が変化して生まれるが、子は父母ではない。
《五行と生物の対応》
・木気
鱗を持つ者。蛇、魚、等々
・火気
羽を持つ者。鳥、虫、等々。
・土気
なし
・金気
毛を持つ者。獣等々。
・水気
甲羅を持つ者。亀、蟹等々。
※人間は土気を除く四つの気を持っており、それの調和が不可欠である。
生きるにあたって必要な調和した分を超えた余剰分が有るならばそれを核に術を使う事が出来る。
なお精霊は自らが気の塊であるため、余剰分の気がなくとも、自らの存在自体で術を行使できる。
《術具》
陰陽術師が術を用いる際に補助として使用される道具。
陰陽術とは術式を用いるにも規模、威力に応じて必要霊力が変わってくるが、術師は寸分の狂いもなく、いかなる場合においても術を行使できるわけではない。
ある程度の誤差ならば霊力量を調整する作用として用いられる。
また術具に調整作用以外の能力を付加する場合もある。それは戦い方によって違い陰陽師によって異なる。別能力の負荷は調整作用を減衰させるので、使わない場合もある。