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glitter・lead  作者: 大根侍
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第3章 あの日、君と出会って

奏「皆さん、こんにちは、エロいの大好きの影山奏です、今回の投稿小説はなんと、私と陽ちゃんがエロいことをするめたにラブホテルに行く物語で~す!」

一年近く前のこと

東京の海苔便党学園のりべんとうがくえん

海苔便党学園の女子サッカー部は中学女子サッカーを5年連続で優勝し5連覇はたした。

今年も優勝を目指し、6連覇を目指している。

中等部三年女子サッカー部のレギュラーメンバーの小百合と夕華は肩を寄せ合って帰宅していた。

「はぁ、テスト勉強やだな。」

小百合は嫌そうな顔をしていた。

「……学生だから仕方ないよ。」

夕華達三年生は来年の春に卒業するので、そして高校の入試試験を受けるためのテスト勉強を行っていた。

「夕華はどこ受けるの、ちなみに私は連多琉れんたる高校。」

「………東京国立学園。」

「………うぁ、スポーツの強豪校か。」

「……女子サッカーも全国にいっているから。」

夕華はそう言い、カバンから東京国立学園の入学案内のパンフレットを取り出した。

「……そういえば、次の対戦相手の件はどうする。」

小百合が話題を変えた。

女子サッカー部コーチからのはなむけで、夕華達三年生は入試テストに取り組んでいるので気晴らしにクラブチームでも近隣の中学校でもいいので練習試合を組んでいいと言ってきた。

「……結弦のいる、笹山学園にする。」

「この前、やったじゃんか。」

「………じゃぁ、美琴のいる弁天中学校は。」

「来週、県大会の試合で当たるじゃんか」

小百合は拒否した。

「……じゃぁ、クラブチームにでもする。」

「……クラブチームか。」

小百合は考え込んだ時だった。

プルルルル プルルルル

小百合のスマホからだった。

「……はい、もしもし。」

小百合は足を止めて電話に出た。

「あっ、晶じゃんか。」

晶とは、小百合と夕華の同級生で同じ女子サッカー部の部員で、相手チームの偵察と情報収集をするのが得意である。

そして、現在は結弦のいる笹山学園の偵察に行っていた。

「……うん、うん………えっ、それ本当⁉」

小百合は驚愕し、声を上げた。

「うん、分かった、夕華に伝えるね。」

小百合はそう言い、電話を切った。

「……どうしたの。」

心配し声を掛けた。


「………笹山学園が11対0で完敗した。」


小百合は少し青ざめた顔で呟いた。

「……なんですって⁉」

夕華は驚きの声を上げた。

「対戦相手は。」

そう言い、小百合に詰め寄った。

「……負かしたのは近所のクラブチームだって。」

小百合は答えた。

「……近所のクラブチーム。」

「なんでも、陰田は手も足も出せなかったらしいよ。」

「…………。」

夕華は深く考え込み、あることを思いついた。

「………夕華、もしかして。」

小百合は夕華が何を考えているのか以心伝心の如く見抜いた。

「ねぇ、小百合。」

夕華は小百合の方を向き

「……次の対戦相手はそのクラブチームにしない。」

そう言い、小百合に言い寄った。

「うん、分かった。」

小百合はニヤリと笑い、頷いた。

「………どんな相手か楽しみね。」

夕華はそう言い、小百合を引き連れて次の試合の練習しようと近くの公園へと向かった。






数日後

東京にある公園のサッカーグラウンドで海苔便党学園中等部女子サッカー部VS笹山学園を倒した無名のクラブチーム『リバイバルコロッケ』15歳以下の試合が行われる。

「……骨がある相手だといいね。」

サッカーグラウンドの片隅でサッカー部のユニフォームを着た小百合と夕華は準備運動をしていた。

晶の情報では、『リバイバルコロッケ』の背番号11番の選手が結弦をボコボコにしたらしい。

「えぇ、ずっと勉強詰めだったからせめて、準備運動になるといいね。」

二人は既に勝った気でいた。

すると、そこに一つのサッカーボールが転がってきた。

そして、サッカーボールを追いかけてくる。


「ごめんなさい、ボールを取って下さい。」


『リバイバルコロッケ』のエースストライカーで背番号11番の陽が現れた。

「……まったく、気を付けてね。」

小百合はボールを蹴って陽にパスした。

「あっ、ありがとうございます。」

陽はボールを受け取り、お礼を言った。

「……あっ、君は確か、去年、サッカー大会でハットトリックを決めて優勝した、夕華ちゃんだ。」

陽は目を輝かせ、夕華に詰め寄った。

「……あとでサイン貰っていいかな。」

陽と夕華との距離は、目と鼻の先だった。

「……えっ、別にいいけど。」

夕華は戸惑いもしたが、了承した。

「………それじゃぁ、お互い試合頑張ろうね。」

陽はニッコリと微笑み、手を振ってお別れを言い、その場を去っていった。

「ねぇ、あの子と戦う?」

「あんな奴に陰田が負けるなんてね。」

二人はボソボソと呟きながら、その場に固まった。




数十分後

11人対11人と人数が揃い、陣形の配置が完了したところで

ピー

審判のホイッスルと共に試合がスタート。

「速攻で終わらせるよ。」ポン

「……賛成。」

小百合は夕華にパスをした。

「………遅いです。」

夕華は素早い身のこなしのドリブル、テクニックで次々と対戦相手を抜いて行くはずだった。


「うわぁ、君強いね。」


陽は涼しげに微笑み、夕華からボールを奪取した。

「……なっ。」

夕華は戸惑った。

「……よし、反撃開始!」

陽はそう言い、相手ゴール目がけて突っ込んでくる。

「させるか!」

それを止めようと、小百合を含めて6人の女子サッカー部のメンバーが陽に向かってくる。

「……。」ニヤ

陽はニヤリと笑みを浮かべ。

「………行くか。」

陽はボールを蹴って、小百合たちに突っ込んでいく。

「なっ⁉」

「ちょっ!」

「うそ⁉」

「そんな馬鹿な⁉」

「ありえない!」

「…うますぎる。」

陽のドリブルとテクニックで目に見えぬ速さで小百合達をあっさりと6人抜きをした。

「……よしっと。」

陽とゴールの距離は5メートル、相手はゴールを守るゴールキーパーのみ

「行くよ!」

陽はドリブルして突っ込んでくる。

「かかってこい!」

ゴールキーパーは自信満々に手を広げた。


「………おりゃ!」


陽はボールを蹴飛ばし、ドライブシュートを繰り出した。

ボールは空中でまっすぐな曲線を描くように上に飛ぶのかと思いきや、急に下に落ちてゴールポストに吸い込まれて行き

スポッ

ゴールキーパーをかわして、ゴールポストに入った。

「………よしゃ!」

陽は嬉しそうに飛び跳ねた。

そして、『リバイバルコロッケ』のメンバーは陽に抱き着き、歓喜の叫びをあげた。

その一方で

「………はぁはぁ。」

「……くっ。」

小百合達、海苔便党学園の女子サッカー部は不機嫌な顔をしていた。

「……このままじゃ終われない。」

小百合は険しい顔で下唇を噛み締めた。

「反撃に出るよ。」

小百合は夕華と肩を合わせた。

「……うん。」

夕華はコクリと頷いた。

「……パスするから点を取って。」

夕華はそう言い、熱が灯った。

「分かった。」

また、コクリと頷いた。

「……ここからが反撃じゃい!」

小百合は怒り狂ったかのような雄叫びを上げた。



数分後

キックオフで試合再開

「……行くよ!」

小百合はまた、夕華にボールをパスした。

「……まずは一点!」

夕華は全力疾走でゴールポストに向かっていく。

「させないよ!」

そこにまたも陽が現れた。

「………悪いけど抜かせてもらう。」

夕華はシザースで陽を抜こうとするが

「ほっ。」

またも、ボールをカットし、奪われた。

「………なっ。」

夕華は戸惑った。

「………よいしょっと。」

陽はまた、小百合達をごぼう抜きし、シュートを決めた。

点数は2―0で『リバイバルコロッケ』が勝っていた。

「………こんなのありえない。」

夕華は納得できず、困惑していた。

2回もボールをカットされて、点数を決められたのだ。

こんな屈辱を受けたのは生まれてはじめてだった。

「………何なのあの子。」

夕華は訳が分からず、陽をジッと見つめた。

試合が行われたが陽の電光石火のドリブルとテクニックで夕華達は手も足も出なかった。




40分後 前半終了

点数は夕華が頑張って、点を決めたおかげで2―2の引き分けになった。

両チーム共、ベンチに座ってあふれ出る汗をタオルで拭き、ポカリをがぶ飲みした。

「……なんとか引き分けに追い込んだね。」

「………えぇ、同点に追い込むだけで精一杯だった。」

二人はポカリを飲みながら、語り合った。

「あの11番なんなの、強すぎる。」

「えぇ、目で追うだけで疲れる。」

夕華はそう言い、隣のベンチをのぞき込んだ。

隣のベンチには、陽が楽しそうにレモンはちみつを食べていた。

「これから、どうする。」

「……取り敢えず、あの11番は私がマークする。」

夕華は真顔で呟いた。

「えっ!」

小百合は驚きの声を上げた。

今まで、一人よがりのプレーをしていた夕華がチームのためにわざわざ、マークという役割を立候補したのだ。

小百合だけじゃなく、他のチームメイト達も驚愕していた。

「…………このままじゃ終われない……あの11番の子に勝ちたい。」

夕華の目に熱がこもっていた。

「………夕華。」

小百合はボソリと呟いた。

「………分かった、夕華が張ついている間、私達が点を取る。」

夕華の覚悟を受け入れ、小百合は了承した。

「………あの子、一体何者なの?」

夕華はそう呟き、向こうにいる陽をジッと見つめた。




20分後

休憩時間が終わり、試合再開

ボールは『海苔便党学園』からだった。

「エースを押さえて、進んでいくよ。」

小百合がボールを取って、士気を上げる。

そして、夕華は

「………近いよ、夕華ちゃん。」

「……ちょっ、離れないで。」

夕華は陽に引っ付いてマークしていた。

二人はまるで激しいスキンシップをしているようだった。

「……行くよ、皆!」

小百合はボールをドリブルし、ゴールに向かって突っ込んでいく。

「このままいける!」

小百合は勝利の笑みを浮かべた時だった。

「させない!」

ペナルティエリアの前に相手チームのディフェンダーらしき、茶髪でふわっとした髪をなびかせたひ弱で小柄な少女が立っていた。

その少女は、のちに高校の球技大会で陽と一緒にフットサルに出た瑞姫だった。

「私が止める!」

瑞姫は手を広げて、守りを固めた。

「なら、やってみろよ!」

小百合はボールを力強くボールを蹴った。

ボールは空中を舞、ゴールポストの左端へと飛んでくる。

しかし、瑞姫はそのシュートに反応し

「させない!」

素早い動きで、対応し

バコッ

ボールを頭でブロックし、防いだ。

「痛い!」

瑞姫は悲鳴を上げた。

そして、ブロックされたボールは

「……セカンドボール!」

同じチームメイトの千裕が拾った。

「千裕ちゃん!」

「………よし、反撃いくよ!」

千裕はボールをドリブルし突っ込んでいった。

「させない!」

そこに小百合が立ちはだかった。

「と見せかけてパス!」

千裕はボールを力強く蹴った。

ボールは小百合の頭を通過し

「ありがとう、千裕ちゃん!」

陽がトラップした。

「………させない。」

陽の背後から夕華がボールを奪おうとする。

「……今度こそ、止めて見せる。」

夕華はうまく、隙をついて陽からボールを奪った。

「………そこっ!」

陽が夕華からボールを奪い返した。

「しまった。」

陽に強引にボールを奪われた勢いで、夕華は地面に尻もちをついてしまった。

「3点目っと!」

陽はその場でドライブシュートを放った。

ボールは空中で曲線を描くような軌道で飛んでいき

スポッ

ゴールポストに入った。

「やったー!」

陽は嬉しそうに飛び跳ねた。

「…………。」

それを一部始終見ていた夕華は呆然としていた。

夕華(………私、何もできなかった。)

いくら挑んでも、陽に勝てないと悟ったのだろう。

その後も陽の勢いは止まらず、点を取り続けた結果。




数十分後

後半が終了

ピー

試合終了

リバイバルコロッケVS海苔便党学園


結果は9―2でリバイバルコロッケの圧勝だった。

「すごいよ、陽氏!」

「強豪校に勝っちゃったよ。」

「……お祝いにラブホテルに行こう!」

「なんでやねん!」ゴン(チョップ)

チームメイト達は歓喜して、陽に抱きしめて歓声を上げた。

「ちょっ、皆重いって。」

四方八方から全員に抱きしめられた陽は押しつぶされそうだった。

その一方で

「……はぁはぁ。」

「………ありえない。」

完敗した海苔便党学園の女子サッカー部の女子たちは意気消沈していた。

「………私達が負けるなんて。」

小百合は悔しそうに呟いた。

「………。」

夕華はジーと勝利の笑みをかみしめる陽に目を向け、拳を握りしめた。

夕華(…………次あったら、あの子の名前を聞こうかな。)

夕華は後半の試合以上に燃え上がっていた。

陽という巨大な壁を超えるため今まで以上に夕華はサッカーの練習を努力する決意をしたのだった。



つづく


結弦「えぇ、この度、デタラメな前書きを申してしまい大変申し訳ありませんでした。」

美琴「………深くお詫び申し訳上げます。」

夕華「次回はついに陽と私の決着がつきます、どうか、よろしくお願いします。」


奏「…………。」ピクピク ←3人にボコボコにされた。

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