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第二話:作戦

二人は螺旋階段を降りながらお互い少しずつ自分の自己紹介をした。一階に着くと、バージスは左の奥の方にある部屋の中に入り、トゥルースを促した。そこは中央にテーブルが一つと椅子が二つだけのこじんまりとした部屋だった。

「ここで今回の作戦会議を行おうじゃあないか。」

バージスはそう言うと近くにあった一つの椅子に座り、もう片方をトゥルースにすすめた。

「まずはこの地図を見てほしい。俺はまず少し北にあるミハンダという街に訪れてから一つ目の魔境〔怪物の森〕に行こうと思う。これでいいかな?坊ちゃん?」

そう言ってバージスはニカッと笑った。

「その呼び方は止めろ。それに何故最初に〔怪物の森なのか終えてもらいたい。」

「〔怪物の森〕の守り主はでかいトカゲみたいなやつだという情報がある。情報があった方がこちらは動きやすいからな。」

「わかった。それでいいだろう。明日の早朝出発でいいか?」

「それでいい。それでは準備に取り掛かるかな。」

バージスはそう言って部屋をでていった。

━━━━━━━━━━━━トゥルースは旅の仕度を終わらせるとベットの中で〔ルークの書〕を開いた。それには、剣や秘宝石にはどんな魔力や力が備わっているかや全て集まったときどんな力があらわれるのかが書かれていた。その本を全て読み終わるとトゥルースは眠りについた。━━━━━━━━━━━━

「カイヤ様、どうなされたのですか?」

そう言ってカイヤの側に側近のデルタがやって来た。

「あいつに任せてよかったのかと思ってな。」

「お気持ちはわかります。彼はあなたさまの・・・」

「それ以上は言うな。」「わかりました。では、失礼しました。」

そう言うとデルタは奥の方へと下がっていった。

「こちらも準備をし始めないとな。」

カイヤは誰もいない王室で一人呟いた。

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