世界の狭間の間 中編 No.1
ストーリーは考えているのに....
「❬生死の間❭か。ということは俺は生き返る可能性があるということか?」
「はい。というよりは私が惚れた相手が輪廻転生して
別の人に変わるのは嫌ですからね。必ず生き返らせます!」
「それは良かった」
「...はっ!私としたことが重大なことを忘れていました‼」
「じっ重大なこと?」
「はい。自己紹介を忘れていました。テヘペロ」
首を少し傾け舌を出して拳を作って頭に乗せてウィンクした完璧な
テヘペロは、とても可愛かった‼
「...コホン。私の名前はゼルクレア。女神ゼルクレアといいます」
「ふむ。ゼルクレアか。長いからクレアでいいよな?」
「はい!もちのろんです!むしろそう呼んでくれなと怒っちゃいます!プンプン!」
こっこいつ。頬を膨らませた方も可愛いだと!最高じゃないか!
「っと。そろそろ本題に入らないとまずいんじゃないのか?」
「そうでしたそうでした。私があなた様のことが好きなのはひとまず置いておきましょう」
「こんな転生の場合王道なのが、スキルとか特別な能力が貰えるはずなんだが」
「はい。もちろんです。普段の転生なら一つだけ能力を授けて別の世界に転生
させますが、あなた様には十個のスキルや能力を選んもらって授けようと思います」
次回、「世界の狭間の間 中編 No.2」