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天才主人公が異世界でも無双するそうです  作者: ルシフェルanime
チートになるまでの経路
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主人公 スキル解禁 No.4

えっ!主人公に許嫁?そんなものすでに断っていますよ

また気配が変わるのを感じた。それと同時に目の前が光る

のを感じたので目を開き顔を上げると半透明のステータス板が宙に浮いていた。

それを両手で受け取り。感謝の言葉を告げた。


「ゼルクレアの加護に感謝する」


立ち上がり自分の席に戻った。

それを確認した紳士が終わりを告げた。


「それではこれにて儀式を終了したいと思います。

お集まりの皆様、お疲れ様でした。」


紳士が教壇の後ろへと姿を消した。それと同時に女の子たちが

一斉に立ち上がって俺の方へ来ようとしていたが、

女の子たちと同時に立ち上がった保護者たちが先に子供たちの

元にたどり着いてステータスを確認している。女の子たちは

空気の読めない保護者たちに腹を立てているようだが決して口には出さない。

もちろん俺の両親はプライドが高いのでこの場では聞かない。


「ようやく終わったな」

「そうですね、今年は一昨年や去年と違って人数が多かったですね」

「僕は疲れたので早く馬車に戻りたいのですが」

「それもそうだな、ステータスは馬車の中でも見せてくれ」

「私も気になります、あなたたち先行して道を開けなさい」

「「畏まりました」」


俺たちの傍にいた二人のメイドが先行して道を開け始めた。

俺たちはメイドの後を歩いた。


「ルシフェル様!私と結婚してくだい!」

「私をルシフェル様の番にしてください!」

「あなた様しかいません!」


等々、縁談とか色々吹っ飛ばして求婚してくるが、

俺は自分の好きな人としか結婚する気が無いため

笑顔で手を振って対応して教会を後にすると馬車に乗り込んだ。


「ルシフェルよ、ステータスを見せてくれ」

「その前に母上、父上。これから見せるステータスを他言しない

と誓ってください」

「それ良いのだが、何故だ?」

「ステータスを見れば分かります。母上もよろしいですね?」

「えぇもちろんよ。自分の子供との約束は破りませんから」

「わかりました。では、ステータスオープン」


俺は自分のステータスを見せた。


「「っ!」」

「....こっこれは...本当なのか?!」

「私、初めて見ました。こんなステータス!」


俺が予想していた通りの反応だった。もちろんスキルは使ってない。


「確かにこれは他言無用と言われても不思議ではないな」

「.........」

「母上?」


父はすぐに復帰したが母は俯いたままだった。が、


「...流石私の息子!私が期待していた以上だわ!」

 

いきなり喋ったと思ったら俺に頬擦りしてきた。


「ルシフェルよ、国王陛下には知らせても良いか?」

「国王様だけでしたら良いですよ」

「分かった。帰ったら俺は早速国王陛下に伝書鳩を飛ばす」


国王だけなら多分大丈夫なはず。(フラグ)


「ルシフェル?」

「なんでしょうか?母上」

「あなたはこれからどうしたいですか?」

「僕は王都にある❬クロスレヴェリン学園❭に入学したいと思います」


❬クロスレヴェリン学園❭は❬エリスティン帝国❭随一の学園だ。

学力を始め各種武器術、魔法学などの部門でトップクラスの学園だ。

入学試験だけでも難しいのに、五年制度を取り入れており、成績に応じて

上からSS、S、A、B、C、D、E、F、Gとクラスを振り分けられ、

半年以上F、Gクラスだと退学。年末にある学年試験で実力を示さないと

即退学という厳しい学園であるが、卒業さえできれば

ほぼ全ての職業に就職できる。もちろん親の後を継いでも良い。

尚、SSクラスは規定上存在するが、学園創設以来誰も所属できていない。

Sクラスでも毎年数万人受けても十数人しか受からない特別クラスだ。


「❬クロスレヴェリン学園❭ね。あそこは十歳から入学出来るから

それまではどうするの?」

「十歳になるまではこの力の制御とスキルでしたいことがあるので

それをしますね」


話しているうちに馬車が止まった。どうやら我が家に着いたみたいだ。

コンコン


「失礼します、奥様方。屋敷に到着しました」

「ご苦労様。夕食にしますから案内しなさい」

「畏まりました」


俺たちは馬車を降りて屋敷へと歩き出した。

すると母が俺の方に顔を向けた。


「私はルシフェルことを応援しますから。

頑張りましょうね」

「はい、母上」


そして屋敷に入ると姉さんたちに頬擦り

されまくったのだが、いつものことなので流しておく。


--------王様side----------

一人の騎士が謁見の間に手紙を持って入ってきた


「国王陛下に直々の手紙です」


国王=セントバーナード-セル-エリスティンは

見た目はよくいるデブだが、頭がよく切れる。父=ベルクーリと

幼馴染み。


「ふむ、誰からかと思えば我が親友からではないか。

どれどれ......これは!」

「なんと書かれていたのでしょうか?」

「この手紙は他言無用の件だ。

余以外知る必要は無い」

「ははっ!申し訳ございませんでした」

「よい、この手紙は余が直々に処分する」

「ははっ!」


(親友ベルクーリの息子ルシフェルか。これはなんとしも

敵に回してはならんが、味方に付けられたら、

どれ程の貢献をもたらしてくれるのだろうか)


彼は人生の中で一番警戒し、期待した。


---------------五年後-------------

いつ獣人の奴隷出そうか迷っています

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