アサヒ
読み:──
年齢:不詳
身長:164cm
イメージカラー:暁
好きなもの:兄様、家族
嫌いなもの:特になし
キョウの義理の妹、ユウヒの双子の姉、ルクスの義理の姉。“理解”の眷属。
長い茶髪をポニーテールに束ねた、穏やかな微笑みが似合う女性。容姿は若く、成長した桜と並んでも歳の近い姉と思われるほど。いつも笑顔を浮かべており、めったに表情を崩さないので誰もが優しい人物だという印象を抱く。容姿端麗、家事万能、気立てが良いと完全無欠の全自動万能奥様だが、そのすべては兄のために磨き上げられたもの。自他共に認めるブラコンであり、自分の存在意義とまで豪語する。兄に関する事ならば何よりも第一に考え、時には理性を失うほど優先して行動する。魔導師としての性質にすら、彼女のその存在意義は反映されている。逆に、兄に関わらない事であればとても理性的な女性。家族の中では母、姉のような立場となってみんなの世話を焼いている。桜が最も尊敬する女性と名を挙げるほど、彼女からは信頼されている。
出身は日本の平安時代に遡り、過去の世界へ転移して来たキョウと最初に出会った人物。当時の平民の暮らしは極めて劣悪な環境であり、貧困や飢餓による栄養失調から子供さえ満足に生きられず、両親を数日前に失っていよいよ妹と共に衰弱死を迎える寸前の状態だった。そこでキョウに命を救われてから、彼の最初の家族となって遥か永い年月を共に過ごしていくこととなる。年齢差的には養子にして然るべきだったが、娘とすることを固辞したキョウの私情により義理の妹と扱われることになった。その時に現在の名前も贈られることになる。
キョウの最初の“眷属”。生まれついて彼に従属する運命を負った先天性の“眷属”であり、その強い縁が彼を平安の時代に誘うことに繋がった。有する権能は、万象を解析し熟知する力──“理解”。
魔導師であり、魔導特化型。平凡な魔術さえ満足に扱えないが、自身が有するたった一つの奇蹟を誇りにしている。それはこの世で最も愛する存在に捧げる、究極の──