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お嬢様 討伐する 7

すみません(汗)

1ページ分とばしてのせてました。

読者の皆様に混乱をさせてしまい申し訳ありません。


ご指摘、ありがとうございます。

「お前!ハロルド隊長を侮辱するとは何事ッスカ!!ちょっと討伐が上手く出来ただけでお高くとまりやがって生意気ッス!!」

「ジョンさんのいう通りだよ!!お前達がいなくても僕達だけで倒せるよ!!」


ヒューデガルドはイーゼスに詰めより、顔に向けてビシッと指を突きつける。


「アルトやオーガスタだってそう思うだろう?」


絶対、2人はヒューデガルドと同じく、そうだと言ってくれるだろう。

そう思いながら顔を向けた。

でも、2人はヒューデガルドの予想とは違い険しい顔をしている。


「アルト?オーガスタ?どうしたの?」

「ヒューデガルド、言い過ぎだ。謝れ。」

「えっ?」

「助けてもらったのに、そんなこと言ってはダメだよ。」

「どうして?アルトやオーガスタは、そんなこと言うの?イーゼスの味方をするの?」

「味方とかそうじゃなくて・・・。」


オーガスタが言いたいのはそうではない。

ただ、イーゼス達に感謝をすべきではないのか、そう思って欲しかった。

イーゼス達が来なければ、盗賊達を捕まえていなければ、オーガスタ達は殺されていたかもしれないのだから。

オーガスタはそう伝えたかったのに、ヒューデガルドは頭がかっとなっていて、オーガスタの言葉を聞かなかった。


「ひどいよ!せっかく僕がオーガスタ達の為にやったのに!どうして、2人ともイーゼスの味方をするんだ!」

「やめろ!ヒューデガルド!」

「僕は悪いことなんてしてないのに!」

「聞いて!ヒューデガルド!」


オーガスタがヒューデガルドを止めようと手を伸ばした。


パンッーーーー


頬の打つ音が響く。

その後すぐに、ドサッとヒューデガルドが倒れた。

頬に走った痛みよりも、地面に倒れた痛みが響く。

でも、本人のどうして倒れたのか、わからない。

ただ、気がつけば地面に倒れていた。


「な・・・なんで・・・。」


ヒューデガルドは、左頬をおさえた。

自分の手で頬はひんやりとしたが、直ぐに痛みと熱さが広がってく。


(痛い・・・。)


あまりにも痛さに、目が潤んできた。


「痛いか・・・。」

(痛いに決まっている!)


叩いた本人が何を言っている。

ヒューデガルドは頬を抑えながらイーゼスを睨み付けた。


「お前達が招き起こしたのが原因で皆を危険にさせた。その痛みだと思え。」


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