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十人十色のダンジョン  作者: コーラフロートガム
9/22

9.ダイ(準備1)

さて、始まりの話ばかりしていてもつまらないですね。

そろそろちょっと進んだ話をしましょうか。

ダンジョンに挑むには下準備が必須です。


準備と言っても色々ありますがまずは装備の選択ですかね

ちょっと一例を見てみましょう。

彼はダイ、これからダンジョンに挑もうという若者です。


────────────────────────


「いらっしゃい」


武器屋の店主が彼を迎えます。


「何をお探しで?」


「片手剣を」


冒険者の中で比較的使用者が多いのが片手剣です。もう片方の手が空くためいざというとき道具を出したり盾を持ったりと選択肢が広いのが魅力です。


「片手剣と言っても色々あるからねどんなのだい?」


ここで言う色々とは、斬撃系、刺突系、両手持ち可能なタイプ、両刃、片刃など色々な要素を聞いています。それぞれに長所短所があるのでどれがいいとは言い切れませんね。


「オーソドックスな両刃の斬撃系で」


これが一番この世界ではポピュラーな武器です。この武器の一番の長所は生産数が多いという点でしょうね。えっ?そんなのは長所ではないですか?いえいえ、重要な長所ですよ。

作られる数が多いということはそれだけ研究も成されるということです。当然質も高くなりますし値段も安くなります。手入れのできる職人も多いですね。一方で使い手が多いですのでなかなか上に行きづらいですね。

無論評価など実力には全く関係ないのですが、パーティーを組むなどするときには関係して来ます。


「予算は?」


「2万までで頼む」


「そうすると普通の鉄製だなこれはどうだ?」


店主が一本の剣をダイに渡します。


「これでいい」


まあおそらく武器の良し悪しなど駆け出しの新人にはわからないです。


「じゃあ1万2千な」


ダイはお金を払って店を出ていきます。


────────────────────────


えっ?これだけか?ですか?はいこれだけです。

ただ武器を買うだけですから。


そろそろダンジョンに挑むところが見たいですか?

そうですかでは次回からダンジョンに挑むところのお話をしましょう。

私的には最初から順に話した方が皆様にわかっていただきやすいと思ったんですが


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