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十人十色のダンジョン  作者: コーラフロートガム
7/22

7.サイ(はじまり)

期待ゆえにダンジョンに挑む者もいれば逆に期待されないからこそダンジョンに挑むという者もいます。

ダンジョンで活躍すれば英雄だというのは前にも言った気がしますが。英雄にならなくてもそれなりの実力があればそれなりの地位を得られるわけです。


どうやら彼はそのタイプみたいですね。


────────────────────────


「登録」


「ん、ああ、わかった」


ギルドの男性……以下略します。


「名前は?」


「サイ」


「年齢は?」


「18」


「家族は?」


「両親だけ」


「ダンジョンに挑む理由は?」


「名誉」


「余計なお世話だろうがちょっとは人と会話できるようにしておいた方がいいぞ」


この男性も心配するほどのコミュニケーション能力なわけですが、余計なお世話ですね


「いい」


何がいいのか私にはさっぱりですね。


「……手続きは完了です、死なないようにお気をつけて」


男性に見送られ彼の冒険は始まります。


────────────────────────


ダンジョン攻略にコミュニケーション能力なんて関係あるのか?って疑問に思う方もいるでしょうが、それに関しては私個人の見解からすれば必要です。


なぜ……ですか。それはまた別の機会にお話することにしましょうあいにくですが今回もちょっとこの後用事が入っているのでね。


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