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十人十色のダンジョン  作者: コーラフロートガム
5/22

5.ガル(はじまり)

さて、欲望というのは金だけではありません。

名誉欲という物もダンジョンに導く大きな要因です。

彼はとりわけその傾向が強いようですね。


物語は前回と同じくギルドに登録を行う所です。


────────────────────────


「登録を頼むぜ!」


「ん、ああ、わかった」


手続きをしているギルドの男性、まあ先の男性と同一人物なのですが……

慣れた様子で質問をしていく


「名前は?」


「ガルだ、よく覚えて起きな」


「年齢は?」


「23だ」


「家族は?」


「両親がいる」


「ダンジョンに挑む理由は?」


「ダンジョンで活躍して名を上げるためだ」


男性はため息をつきながら言う。


「確かに冒険者は有名になることも多いただ、その代り死ぬ可能性も多いということを理解しているか?」


この男性は何度こういう発言を聞いてるんでしょうね

今度彼の話もしましょうか


「わかってるぜ、俺はぜってえ有名になってやるから大丈夫だ」


男性のため息はより大きくなる。


「はい、手続きは完了です、せいぜい死なないようにお気をつけて」


────────────────────────


ふむ、これで彼の物語はいったん終了ですか。


何ですか?前の話とほとんど変わらないって?それはそうですよギルドの男性が同じような質問をしているんですから


だれだれだけが特別なんてことは普通に考えてあり得ませんよ無論平等だなんて言うつもりもさらさらありませんがね。


成功するためにすべてが独創的である必要は無いのですよ基本は基本としてよい物です基本があるからそこからの違いが目立ってくるのです。


さて、では今回は以上にしましょうか


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