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第2局 豪運

 麻雀部には他にも人がいるみたいだが、今日はいないため紹介はまた後日ということになった。

 そしていま、俺は三麻というものをやっている。



 東風戦 オーラス  12巡目  ドラ表示 西 白


 11234②③⑧⑨234東 ツモ ④    北3



 ある程度のルールは知っている。面子というものがあり、隣合わせの階段状になった数牌を三つ集める順子(シュンツ)、同じ牌を三つ集める刻子(コーツ)という。そして、二つ集める対子(トイツ)。これらを合わせた四面子一雀頭の形を作るのだと。そして、いまの俺の形がそう。

 役は全部覚えていない。が、立直というものは知っている。ポンというのをしていなければできるそうだ。



「立直!」



 東を捨ててリーチをかける。⑦待ち。



(立直で七翻は確定やな。なら⋯⋯)


「ポン!」



 刻子(こくし)さんが鳴いて西を捨てる。



「ほう、リー即消しですか」



 刻子さんの動きに対し、天威がそう反応する。



(刻子さんはトップ目だ。俺が刻子さんなら降りる。とりあえず、ここは降りだな。)



 ツモ ⑦



(⑦か⋯⋯いやぁ無しだな。だったら現物の③を出そう)



    12巡目  ドラ表示 西 白


 11234②③⑧⑨234東 ツモ 北    北3



「おっ、(ペー)



 嶺上 ⑦



「あ、ツモ」


「え?」


「はぁ?リーヅモ、嶺上、三色、ドラ4、抜き4?!豪運がすぎるやろ⋯⋯」


「裏確認しましょう」



 西 西



「裏8ぃ。あかん、笑い止まらん、ビギナーズラックLv 100やんけ」


「これは⋯⋯行きすぎたビギナーズラックは怖いですね」


「とりあえず、親の数え役満で16000オール。國子の勝ちやで」


 というわけで、俺の数え役満により、初めての麻雀は幕を閉じる。


 で、数え役満って何?


終局

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