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第18章

れいれいであるしえんえんともノタリコンできる。縁は人と人を繋げるものである。

衆生の世界は炎と氷の世界である。

自然界のこれら状態は極端に位置する。

冷という氷は物事を凍結し縁という炎は一気に焼却してしまう。極端だからこそ真ん中の状態を維持するべきであるからしてそれはかなり手間のかかることである。

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覚者の世界の一次法則としてこういうものがある。大前提としてこの世界は言葉である。

天と地を繋げるものはこの言葉である。

天は言葉を媒介して人に何かを授けている。

それは加護であったり一部の人には叡智であったりするわけであるがここで疑問が生じるのである。天つまり霊は何でもかんでも授けることができるのかという問題である。

例えばこんな想定もできる。難解な試験にわざわざ出向き霊から答えを聴くというものである。これは不可能である。これがなぜ不可能かといえば一次法則として所有格の制限があるからである。つまり知っているものについてしか取れないというわけである。これは非常に混み入っていて常人には何とも難しいと感じられるかもしれない。しかしこの世界が言葉である以上そこには文法という制限事項があるのである。これもまた法なのである。社会にある法律はそもそも霊が作ったものである。法が降りるにせよ何にせよ一次法則は無視できないのである。であるから覚者は全く以て自分の世界の知識でまるで鏡のように反射した言葉を聴いているだけなのだろうか。これは違う。ここが混み入っていることなのである。確かに聞いたことのないことを聴くことは可能である。しかしそれは通常一般的なことを介して伝えられる。ここには確実に契約の問題が存在している。

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成道をする際様々な神話と気づくにせよ気づかないにせよ出くわすことがある。

オルフェウスとエウリュディケのギリシャ神話は非常に興味深い。竪琴を引いたオルフェウスのくだりはまさに一匹狼が地において光を生み出していることに意味している。竪というのは縦、つまり横ではないということである。いずれにせよオルフェウスは振り返ってはいけないなかで振り返ってしまう。これは英語のrubberneckという単語が示しているように首という道のあり方なのである。首というのは人体の道である。漢字からもそれはわかる。その首がゴムでできた人がrubberneckである。すぐに振り返ったり好奇心からずっと見てしまう人のことである。そんなオルフェウスはrubberneckが原因で振り返ってしまったのである。

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