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第10章

蛮族BBの正体はわからないままだった。しかし旅に危険はつきものなのかもしれない。昔親父に教えられたことの1つである。そのときぐらいに女の子を守っていけと言われたのだった。アレフにとってそれはまだわからないことだったが成長した今は意味が深くわかるのだった。

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蛮族BBは二人組だった。メンバーは増やしていない。特に上層部からの指示はないからだ。無線で連絡した所今度はダムを決壊させろと命令が来た。たった二人で。いくらなんでも無理かと思ったらこの街には小さいダムが1つだけある。そんなものは爆薬でなんとかなるというのが意見だった。二人が話し込んでいた。爆薬でどうにかなるとはいえどこで手に入れるかで迷っていた。しかしこの街は物が溢れている。そして様々な種族がいる。基本スライムが主流とはいえ。だから爆薬を手に入れることに苦労はしないだろうとの見解で決着した。それよりもあの女の子のことだ。付き人が厄介だった。なんとしても女の子つまりガーネットを確保し本部に持っていかなければならない。上層部は筋金入りの研究者で構成されそのトップにはあの人物がいる。

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リチアは旅に慣れてきていた。そろそろアレフに秘密を隠すのは無理があったが心は定まらないでいた。しかし危険なことがあるたびにアレフがいればなんとかなるだろうとも思った。なにせ私の力とアレフの心があれば大丈夫だと心のどこかで思うようになった。こんなことはなかった。長い間ともにすると信頼が生まれてくるのだとわかった。私はもともと組織にいた。しかし逃げる隙ができたことで私はこの機会を逃さまいと全部の身体の力を使って逃げたのだった。私の力の正体はブレストワッチといって心を許した人のためになる大きな力だ。それはわたし自身が剣となって使役者に使われることを意味する。その剣は神聖で魔法的保護が入りあらゆるものを近づけない。使役者は人とは限らないが心を許さないと駄目という限定的使用だ。

いずれにせよ何も起こらないで欲しかった。私の暗かった人生はいまは少しだけマシになったのだから。優しいアレフとカーバンクルとの旅のおかげで。

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