悪魔VS日蓮正宗
読んで戴けたら、嬉しいです。
皆さん「エミリー・ローズ」と言う映画をご覧になった事はあるでしょうか。
6つもの悪魔に憑依されて23歳の少女が亡くなってしまうと云う実話を元にして造られた映画です。
実際の少女の名前はアンネリーゼ・ミシェル。
6つもの悪魔イスカリティオ、ユダ、カイン、ネロ、ヒトラー、ルシファーに憑依され苦しむ日々が続くある日、突然聖母マリアが現れて、「今夥しい霊魂が地獄に堕ちている、それらを救う為に自らを犠牲に捧げる覚悟はあるか」と問うたそうです。
3日間の猶予が与えられ、悩み抜いた末に敬虔なカトリック信者だったアンネリーゼはそれを受け入れる事にし、悪魔に打ちのめされ全身を痣だらけにしながら、体重が30キロに落ちるまで壮絶に悪魔と闘い亡くなりました。
私はこの話を聞いた時、聖母と言いながら残酷な事を信者に要求するなと思いました。
もしも、これがアンネリーゼの幻覚だったとしたら、潜在的にアンネリーゼは、聖母は犠牲を要求する者と云う認識があったのでしょうか。
私は日蓮正宗なら、このアンネリーゼ・ミシェルは全く別の結果を迎えただろうな、と思いました。
たた不思議なのが、なんの因果でカインやヒトラーなどと言う縁もゆかりも無い悪魔が、田舎で平凡に暮らすアンネリーゼに取り憑いたのかと云う事ですね。
実際はそんな有名な霊魂ではなかったのかもしれません。
ただ敬虔なカトリック信者だったアンネリーゼ。
6日間で神が世界を創造したと言う夢物語を公言するようなキリスト教に生命を預けていると云う事は、思考そのものが夢物語的な事を信じ込んでしまう傾向が強かったのかもしれません。
皆さん、悪魔に日蓮正宗は有効かと思われるかもしれませんが、ほとんどのホラー映画で悪魔は悪霊と同類に扱われています。
悪霊はつまり成仏できずこの世にとどまり、時に、生きた人間に取り憑いて悪行を横行する霊魂ですね。
釈迦の説いた法華経八巻二十八品は成仏の真髄を説いておりその内の如来寿量品第十六の文底から南無妙法蓮華経を取り出いだし三大秘法の仏法として日蓮大聖人が弘通しました。
この南無妙法蓮華経は法華経八巻二十八品の経を読むのと同じ功徳があるとされ、生命力も増大して行く力があります。
アンネリーゼが寿量品を読誦し南無妙法蓮華経を唱えられたらアンネリーゼの生命力が強くなるので、悪霊に振り回される事も少なくなって行くと思います。
後はお塔婆を立て、前回憑き物について話しましたが、富士大石寺に行けば一気に悪霊を落とす事ができると、私は思うのです。
これはあくまで私だけの見解ですが。笑
理論的には可能であると私は思います。
全世界に広がり圧倒的な知名度を誇るキリスト教ですが、ここで日蓮大聖人の「立正安国論」の話をしたいと思います。
前々回の「原因、結果」で少し話しましたが、今全世界でコロナが猛威をふるい、日本では異常気象で大雨が降ったり地震に怯えなければならないほど自然が不安定な状態ですが、これを「立正安国論」に照らし合わせると、今世界で正しい法を説いていないあまたの宗教が溢れていて、そのせいで各寺院や神社に居る地上を守るはずの大梵天王、帝釋天王、大日天王、大月天王、大明星天王や鬼子母神などの緒天善神が地上を離れてしまい、その代わりに寺院や神社に悪鬼が住み着いて地上が不安定になっているのだそうです。
(だから神社が心霊スポットになったり、丑の刻参りが行われる場所に選ばれてた訳なんですね。)
逆に正しい法を説いた宗教が流布されれば、地上に緒天が満たされ、四季は穏やかに訪れ、自然災害の心配も無くなると言われています。
これ、凄く道理に叶っていると思いませんか。
良いものが溢れれば、豊かになります。
良い土と良い気候が揃えば、豊かに作物が育つじゃないですか。
キリスト教は全世界に広がっていますが、人々は安寧を得ているでしょうか。
アメリカではコロナ被害が大きく、未だ愚かな人種差別が横行し、犯罪があふれています。
本当にキリスト教に力があり正しい宗教ならば、これだけ広がっているのだから世の中はもっと安寧に溢れていなければならないのではないでしょうか。
本当にキリスト教に力があるのなら、アンネリーゼが犠牲になって死ぬこと無く悪霊を退散させることができたと思います。
日本ではどうでしょう。
日本の仏教が正しい物ばかりなら、日本はもっと栄えていなければならないと思います。
でも実際は、政府の国民への借金は膨らむ一方で、何かと言うと税金が引き上げられ、いじめが横行し、少子化が進む一方です。
そしてコロナ、大雨、地震·······。
仏教は、仏の教えと書きますね。
弘法大師や達磨大師のように迷える人間が厳しい修行をしたからと言って、地上に緒天善神を呼び込む法を説くことはできないでしょう。
それこそが仏の成せる業だと思うのです。
釈迦仏法は飢饉や災害に苦しむ人々を救おうと説かれました。
緒天善神を司る本当の仏の法を見極めて生命を預け、仏の知恵を授かりながら賢く心豊かに生きて安寧の地を得て行き子孫に残して行く。
それこそが理想の倖福だと私は思います。
それができて初めて正しい宗教と言えるのではないでしょうか。
fin
読んで戴き有り難うございます。
一端ここで完結します。
宗教からみの話題があったら、また書かせて戴きたいなと思います。
皆様、本当にお付き合い戴き有り難うございました。
皆様の倖せを願いつつ、それではまた~♫