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下着泥棒危機一髪!!:後半



――数日後


 時計台の上の展望台は先述したとおり、洗濯物を干す場所にも使われている。


 能力を使えばいいと思うかもしれないが、やはり自然乾燥に勝るものは無しということで、雨の日以外はここで干している。


 当然女性陣の下着も堂々と干しているが、確かにここなら「人間」は入れないからである。


 そんな折、バサバサという羽音という共に、展望台の手すりに一羽の鳥が止まった。鳥は小首を数度かしげると。


 サクヤの下着を嘴に咥えてグイグイと引っ張るとそのまま下着が外れて、再び鳥が手すりに止まったまま何かを考えているようだった。


「「「「「…………」」」」」


 その様子をじっと見ている俺達やるやろ会のメンバー。


「ほら~、見てみろよ~」


 ジト目で見る俺に申し訳なさそうにするイシス達。


「本当に鳥だったなんて、ごめんなさい、クサナギ」


 とイシスを皮切りにみんな口々に謝り、俺はなんてことないさと首を振る。


「いいんだよ、俺の疑いが晴れたのならそれでいいさ、そうだな、飯作ってくれよ。それでチャラにするよ」


 と言いながら俺たちは展望台を後にした。



 サクヤの下着を咥えた鳥は、やるやろ会のメンバーがいなくなるを見届けると、そのままバサバサと塀を超えて敷地外に飛び、そこで。



――待機している男子学生の肩に止まった。



「よしよし、いい子だ」


 そのまま下着を取ると、鳥を下着とそのままバッグにしまい込む。


「しかし我ながらいい出来だ、完全に本物の鳥と見分けがついていないよなぁ」


 キヒヒと笑う男子生徒、そう彼こそが今回の下着泥棒の犯人なのである。


 機械いじりと数学に才能があった彼は、鳥の飛行システムを解析し「機械鳥」の制作に成功する。


 最初は飛ばすだけで満足していたが、そこで終わらないのが人の向上心というものか、撮影レンズを取り付け視認できない距離での遠距離操作も可能にしたのだ。


 そしてそういう才能豊かな人物によって作られた物は、使う人物のモラルによって如何様な物にもなってしまうのは異世界でも一緒。


 エラルナ女学院は、学園都市一番のお嬢様学校、王族貴族と有力者、若しくはその何れかに強力なコネクションがあるか、飛び抜けた才能を認められた人物しか入れない学院。



 年頃の彼がそんな男子禁制の名門女子校に興味を持つまではいいが、その興味をイリーガルな方法を使うことを選んでしまったのだ。



 機械鳥をエラルナ女学院内で飛ばしてのぞき見をしていた時、時計台に下着を干していたイシス達に目を奪われて以降、犯行に勤しむようになったのだ。


「さーて、これは今後も色々と活用できそうだぞ、そうだ、このまま風呂場でも除いて映像を捌いて、くっ、くっくっく」


 男子学生は、妄想逞しくすると……。


「「あーっはっはっは」」


 「俺」と一緒に高笑いをしたのだった。


「…………え?」


 高笑いが終わった瞬間、俺はガシっと胸ぐらを掴むとそのまま壁にガン! と押し付ける。


「ガフッ!」


「いよう、変態君、精が出るねぇ」


 違う手で取りをむんずとバックの中から鳥と下着を掴んで取り出した。


「ほー、撮影機能も付いている機械仕掛けの鳥か、よくできてるね、いやぁ、俺の祖国でもさ、似たようなのを勝手に飛ばして問題になったんだよね、法律が出来ちゃうぐらいにね、優れたものでもこういう事をする輩がいるから面倒になるんだ。まあこれを自作だっていうのだから、アンタ、才能あるよ、遠目からじゃ見分けがつかなかったからな」


「…………」


「ならどうしてって顔をしているな? 機械に精通しているのはアンタだけじゃないってことだよ、それ以上説明するつもりはないから、それで納得しとけ」


 これは簡単な話、というより結論から先に決めて段取りを組んだという話だ。


 まず今回の事件は4つの事実が存在する。


――イシス達の下着が継続して被害に遭っている。

――俺の下着が被害に遭っていない。

――時計塔の中にはやるやろ会以外は入れない、屋上も同様である。

――被害現場は屋上、屋上には手すり程度で高さ以外は開けた場所にある。


 この4つの事実を成立させるのならば犯人は俺、という理屈であったわけだ。


 だからこの事実に加えて「俺が犯人ではない」という事実が成立するのなら、必然的にこの開けた場所から入るしか考えられないし、それは訓練された生物か、第三者に操作された無機物であるほかない。


 だからツキヨミとククリに頼んで、センサーを取り付けてもらい、この機械鳥が入った瞬間に探知、集音マイクを使っていたことも考えて、そのまま鳥を捨てられないように、気づいていないふりをしたのだ。


 後は光学迷彩を使って鳥を追いかけて現在に至る、以上だ。


「犯行供用物に証拠品、言い逃れはできないぜ、おっと、逃げることもお勧めしない、ベールシッチ学院高等部1年、コウロ君」


「なっ!」


「だから言っただろ? 機械に精通しているのはお前だけじゃないってことさ」


「……くっ!」


「このまま学園警察に突き出す、それが世の「けじめ」ってやつだ。まあ捕まえたら嘘をつかず素直に認めたって、それぐらいは学園警察に証言してやるよ。ったく、これぐらいで終わらせてやることに感謝しろよ、お前のせいで俺は下着泥棒に疑われたんだからな」


 まあ大方お嬢様に夢を見て、それが変な方向にねじ曲がってしまったんだろう。まあ下着を見て色々と妄想してしまうのは分かる、実際に手を出すのは論外だけどな。


 そんな時下着泥棒はポツリと呟いた。


「…………お前みたいな*{‘#野郎に何が分かる」


「……はい?」


「お前みたいな‘~=|野郎に何が分かるんだって言ったんだよ」


 え、え、なに、なんだろう、急に局所的難聴に、いつの間にか俺は難聴系主人公になったんだっけ。


 えーっと、そうだ、こういう時はこれだ、「え? なんだって?」って言えばいいのだろうか、いやいや、これはヒロインに対して使うのではなくて、下着泥棒に使うのではないフレーズのはずだ。


 そう、そんなわけがないんだ、だって、そうだよ、局所的難聴の部分が、俺の聞き間違いじゃなければ。



 全男子の夢の言葉だなんてさ。



「何か言ったらどうなんだよ! このハーレム野郎!!」


「…………………………………………………………………………?」


 間違いない、やはりさっきの局所的難聴は「はーれむ」と言っていたらしい「はーれむ」ってなんだっけ、ニューヨーク市のマンハッタンにハーレム地区とかあったけど、それが関係ないことぐらいは分かる、そもそも異世界だしね、ここ。


 そんな俺の葛藤をよそに下着泥棒は続ける。


「金髪ロングのお姫様に銀髪ミステリアス系!」


 え? え? 誰? 誰のことを言っている。


「黒髪ロングの小悪魔系に、甘えてくる妹系!」


 いやいやいや、違う、あいつらな訳が無いだろ。


「しかも全員清楚な美少女じゃないか!!」


「なん……だと……」


 せ、清楚、清楚って、あの清楚、全男の憧れの清楚系美女のこと言っているのか、自分以外に決して体はもちろん心も許さない絶対不可侵のあの清楚系お嬢様の事か。


 ぐわんぐわん頭が回る。


「そんな清楚なお嬢様達に囲まれている勝ち組がな! 何言ったって、嫌味にしかならないんだよ!! お前に分かるか!! 人生で一度もモテたことがない奴の気持ちが!!」


 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!


「屋上へ行こうぜ……ひさしぶりに……きれちまったよ…」


「え?」


「俺だってモテたことなんてねえよ!! いいか!! よく聞け下着泥棒が!!」


 むんずと胸ぐらを掴む。



「ハレームヒロインはなぁ!! 男なら誰しも抱く女への都合のいい妄想を具現化したものもなのだよ!! 当然そんな女は現実にはいない!! そんなことは分かっているんだ!! 分かっているんだけどなぁ!! 心の底の何処かで、ひょっとしたらこんな女の子が実在しているかもしれない! そんな小さな夢と! 希望と! 甘酸っぱい思い出をプレゼントしてくれる存在!! それがハーレムヒロインなんだよ!! 何がハレーム主人公だ馬鹿野郎!! 女に囲まれればハーレム!? んなわけあるかボケが!! 大体なあ! 例えば今回がハーレム物だったら本当だったらこうなるんだよ!!!」



ヒロイン(可憐)「そんなに欲しいのなら頼めばいいのに、もう(小声)」


主人公「え? なんだって?(難聴)」



「ちなみにこの難聴は飛行機音の代用も可とする!! それがなぁ! 現実はこうだったんだぞ!!」



ヒロイン(嘘)「高いのは困る、だから別の下着プレゼントしてやるからそれ使えや(漢)」


主人公「え? なんだって?(泣)」



「こうだったの!! 謝れ!! 思春期男子と大きなお友達に夢と希望と浪漫を与えて!! これからも与え続けてくれるハーレムヒロイン達に謝れ!!」


 という俺の剣幕に。


「す、すみませんでした」


 ドン引きした下着泥棒に謝られたのだった。


 おい、お前が引くんじゃない。





 結果、学園警察に通報し、後は引き渡すだけ。くそう、下着泥棒の「うわぁ」という視線が腹立つ、まあ、何はともあれ一件落着だ。


 とここで電話が鳴る、風紀警察からかなと思ったらイシスからだった。おっと、夢中になって、報告するのを忘れていた。


「無事確保したよ、学園警察に通報して現在塀の脇で待っているよ」


『あらそう、私たちもそこに行くわ』


「え? それは……」


 言い渋る。あいつらだって、あんな感じで飄々とはしていたが、あくまでそれは相手が俺だったからだって話だ。


 犯人が全くの他人だって知った今では、内心は不安に想ったり、怖く思ったりするんだろうし、怯えているに違いない。


「いいよ別に、1人で大丈夫だよ、まあ、その、ちゃんと懲らしめておいた、だから今日はゆっくり休んでくれ」


『あら、優しいのね、だけど』



『その必要はないわ』



「……え?」


 とぞっとするぐらい冷たいイシスの言葉が言い終わった直後だった。



――死



 その言葉が何故か自分の頭に駆け巡ったと思ったら自分のすぐ横を何かがかすめたとだけ認識し、その直後のガキンという音だけを耳が認識する。


 分かりづらくて申し訳ないが、そうとしか言い表せない。つまり、状況が把握できない。


 それは下着泥棒も一緒だったようで頬が少し切って血が流れているが、本人に頬に怪我をしたという自覚はないようで、だから当然……。


 泥棒のすぐに見慣れた王国剣が深さ10センチぐらい刺さっていたことも認識できていないようだった。


「「…………え?」」


 やっと少し状況に理解が、いや理解に状況が、どっちだっけ、どうしてだ、どうしてこんな簡単な言葉が頭の中ですら整理出来ないんだ。


 それは……。


「女の敵、許さない」


 その言葉だけで刺さるような冷たさ。ギギギギと振り向くと、尋常じゃないぐらいの殺気を放ったサクヤが片手にもう一本の王国剣を持ちながらゆっくりゆっくりと一歩づつ近づいてきたからだ。


「「……あ……ああぁ」」


 殺気で地面にへたり込んだ俺と下着泥棒、サクヤは剣先を下着泥棒の額に軽くあてる。


「ヒトの皮膚は簡単にはがれる、こうやって、円を描いて薄く切って、そしてその切れ目から手を突っ込み、思いっきり」


「「ひいいいいぃぃぃ!!!!」」


 その先を思わず想像してしまい耳を抑えて叫ぶ俺と下着泥棒。


 怯えた目で見上げた先には凍えるような一切の慈悲がない見下すイシスが立っていた。


「貴方、死んだ方がいいわね」


「「ぐぇふっ!!」」


 傷ついた、だって、これ、ドSとかそういう問題ではない、ただただ、本心で、本音で、死んでほしいって、本気で思っている、ここで俺が死んでも、本当に何事もなかったかのように、明日になったら忘れてしまうんだ、分かった、俺達は自分の血を吸って殺した蚊と同じなんだ。


 刺されればダメージがあるけど、明日になればダメージも殺したことも忘れてしまう、そういうことだって、あんまりだ、俺だって、生きているし、生きていたいんだぞ。


 イシスの横ではその場に似つかわしくない程の人懐っこい笑顔浮かべたククリが立っていた。


「あ、盗んだ下着は返す必要はないですよ、勝手になんなりと処分してくださいね、その代わりとはいってはなんなんですけど~」


 とククリの横から二足歩行の腕の先が回転のこぎりにカスタマイズされた激しい駆動音を奏でる人形が登場した。


「この子の遊び友達になってくださいね、よかったね、友達おもちゃが出来て、散らかしたらちゃんと片付けるんだよ」


 何をだよ、何を片付けるんだよ、何を散らかすんだよ、嫌だよ、男だって、痛いのは嫌なんだよ。


 その横で端末から先端が針になっている端子を両手の指先で持っているマッドサイエンティストの笑みを浮かべたツキヨミがいた。


「知ってるかい? 人はね、快楽でも死ぬのさ、この針を直接脳味噌にぶっ刺してボクの特製プログラムを送り込むとね、なんと射精の1000倍の快楽が襲うのさ。快楽に狂うのか溺れるのか、興味あるよ、まあボクは女だから、射精の快感なんて分からないけどね、キャッ、射精とかはしたないわ」


 しゃ、射精の1000倍? あかん、頭がおかしくなるどころの騒ぎじゃない、気が狂うよ、冗談抜きに狂っちゃうよ。


 そして最後にイシスが判決を下す。


「私たちは寛大よ、風紀警察が間もなく到着する、ほんのたった数分間だけ」



「辞めたげて!! お願い辞めたげて!!」



 気が付けば恐怖で失神して泡を吹いている下着泥棒を抱きしめてイシス達に懇願していた。


 そうだった、別に俺が殺られるってわけじゃないんだった。


「ほら、出来心というか! ほら、お嬢様学校だからさ、なんかこう、夢見るよね!? その夢がどんなのかさ現実を確かめてみたくなる男心! それが下着にという不可思議な角度で飛んでいくものがね!! わかるなぁ俺!!」


「なんであなたがそっち側に立つのよ?」


「いくらなんでも、やりすぎだと思うの! 別に許すつもりはないよ、ほら! 学園警察に突き出して、それで終わろう! ね? ね?」


「「「「…………」」」」


 うーん、と考えているが、俺の懇願が通じたのか徐々に殺気が消えていくのが分かる。


「まあいいわ、ある意味私たち以上の被害者がこういうのだし、皆はどう?」


「ボクもひっこめよう、先輩が言うのなら従うよ」


「兄さんに申し訳ないことをしました。その兄さんが言うのだからもういいですよ」


「クサナギがそう言うのなら私は構わない」


 3人は返答にイシスは頷くと俺に向き直る。


「分かったわ、後は学園警察に任せましょう」


「ああ! ありがとう! 理解してくれてありがとう!」


 ホッとした、案外あっさりと許してくれた。よかった、ってよくねえよ! 何でかばってんだよ! ってまあ、いいか、みんな目が本気なんだもの、びっくりした、怖かった、泣きそうになった。





「…………」


 学園警察に下着泥棒の身柄を引き渡し、確保時の事情聴取が終わり、下着泥棒は学園警察に両肩を担がれる形で泡を吹いたまま連行されていった。


 あまりの放心具合に最初は制圧でもされたのかと思ったのか、下着泥棒の外傷をチェックしていたが、無傷だったのを怪訝に思っている様子だった。それはそうだろう、チェックする場所は外傷ではない。


 はあ、終わった、無事解決した、本当に。


「えいっ♪」


「ぴょいい!!」


 突然右腕に手を組まれてびっくりして変な声が出た、見るとそこにはツキヨミがいた。


「それにしても先輩はお人好しだ、加害者を庇うなんてさ、ぷぷっ、それにしても相変わらず初心だね」


 ギュッと胸を、わざと押し付けてニヤニヤするのがツキヨミ、次に。


「とりゃ♪」


「はええいぃぃ!!」


 と同じく左腕にぎゅっと胸を押し付けてびっくりして変な声が出て、見るとそこにはククリだった。


「お人好しじゃなくて優しいんですよね? もう、兄さん、照れて可愛いなぁ」


 最後に。


「ほああぁあ!!」


 と後ろから無言で首筋にしがみついてきたのでまた変な声が出たけど、案の定サクヤだった。


「クサナギ、疑ってしまってごめんなさい、これはお詫び」


 そんな俺達を見て、やれやれとばかりにため息をつくのイシスだ。


「あらあら、おモテになるようで、じゃあ私も疑ってお詫びを兼ねて失礼するわ」


 と俺に軽く寄りかかる形のイシス、これは目の前だからびっくりしなかった。


 右も左も前も後ろも美少女たち囲まれてチヤホヤしてくれる、そんな男なら一度は夢見るハレームエンド、異世界にてその夢が叶った俺。



 だが内心は一片の嬉しさもなく、心の底から怯えていた。



――「下着をプレゼントしてくれた時、もし今回、俺が本当に犯人で、犯行を認めたらどうなっていたのだろうか」


 プレゼントされた場所は閉鎖されたやるやろ会の共有スペース、今回は下着泥棒を俺が助けた形になったが当然あの場で俺のことを助けてくれる人物はいない。


(俺が犯行を認めた瞬間に、皆豹変して、その後は……)


 いや、いやいや! 多分許したのは本当だろう、理解をしてくれたのも本当だろう、それに嘘は感じられなかったから、そこは疑わなくてもいい、そう疑わなくてもいいんだ。


 だからそれが死ぬほど怖いんだよ。


 どうして俺には笑顔で許して理解までしてくれて、なんで犯人にはあれだけ豹変したんだ、その理由が未だに分からない。くっつかれた時は別に照れているんじゃなくて、腕と首が取られるのかと本気で思ってしまったからだ。


 だけど、当然そんなことを聞けるわけがない、だからここは。


「えへへ~、もう、ったく、さ、調子いいよなぁ~」


 と女の色香に騙されて鼻の下を伸ばすバカな男のふりをしよう、それが一番平和な解決方法だ。


 間違っても下着を盗まないようにしよう、いや、最初からやらないけど、どんなに切羽詰まってもやらないようにしようとそう心に誓ったのだった。






次は11日か12日です。

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