表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
0か100か  作者: 塩ダレ
1/2

1話 不具合

「ゼロか100だ、それしかないんだ。」

これがオレのモットーだ。オレはいたってふつうの高校2年生名前は結城燐。頭は自慢ではないがとてつもなく悪い、だが運動は人並み以上かそれ以上の自信がある。最近は特にかわったこともなく平凡だが今となってはその平凡な日常を返してほしいと思う。オレの趣味はゲームだ自分のモットーのとうりどのゲームも100%でクリアしている。今は『スキル・イーター』というゲームにハマっている。このゲームはとても大がかりな機器を使っていてプレイヤーの「頭」「両手」「両足」に脳の神経回路にアクセスする機器を装着して実際に自分が動いているような感覚になるオンラインゲームだ。簡単に説明すると脳内の『仮想世界』でゲームをするような内容だ。そのゲーム内で不具合が生じログアウトができない状態になってしまったのだ。

「はぁ、いつになったら出れるんだ?」

後ろから突然肩をたたかれた。

「あの・・・よかったら私とパーティー組みませんか?」

なんだ唐突にこの子は?と思って振り返ってみると・・・今まで見たことのない美少女がたっていた。当然アバターなのだがつい見とれてしまった。

「あの・・・」

「ぁあ!はい!ワタクシでもよろしければ!」

声が裏返ってしまった。つい口調も意味不明なものになってしまった。

「ふふっ」

笑った顔もかわいい。こんな子とパーティーを組めるなんて開始早々運がいいなんて思っていた、このゲームの不具合が大きな敵となることとも知らずに・・・。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ