約束
田中勝GMが、運転する
車中の中で、田中GMは疲れた表情です
「鏡、運転代われ」
「田中GM、免許書は寮に置いてるんで
すいません」
横浜ミドリシティFC主将鏡は
数十枚の名刺を、見ています
「鏡、お偉いさんの名前は覚えておけよ
お前主将なんだから、顔の特徴は裏に
書いてあるからな」
「はい、スタジアムに足を運んで頂けると
よいですね」
「そうだな」
田中GMは、鏡を見ます
「お前、老けてるよな何歳だよ」
「今度、誕生日が来たら16歳ですけど」
「お前自動車免許持ってるんだよな
可笑しいだろう、15歳で免許取得できるのか?」
鏡は、少し考えます
「田中GM、選挙へ行かなかったんですか?
国民投票で、決めたじゃないですか」
田中GMは、暫く考えます
「その頃は、クラブ設立で忙しかったからな
すごいな、免許持てるのかその歳で」
「しかし条件が、有るんですよ
実際に運転する時は、20歳以上の免許取得者が
助手席に、座る事が条件なんです」
田中GMは、顎に手を当てます
「飲酒は、変わらないよな」
「はい、変わりません」
「それは、良かった
あ~でもな、酒飲まなくても
よく食べそうだな
まあ、期待しとけ
勝てば、引きつれてチーム皆で
行こうな何処かに、美味しい物を
食べさせてあげるから、鏡主将」
「はい、楽しみにしときますよ
勝って、皆で行きますよ食事会」
鏡主将は、メールで早速チームメイトに
報告しています
(まあ、実現出来るぐらいに
チームが、好調だったら幾らでも
奢ってやるよ、チーム全員)
お疲れさまです