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会議

横浜ミドリシティFC会議室





の中で、田中勝GMは地元商店街での





挨拶回りで、疲れきった足を




揉みほぐしています





(もう、今日は外には出ないからな




 足にマメが出来て、とても歩けない)





田中勝GMは、キャプテンを連れて





また挨拶周りすれば、好印象を商店街や




駅前の周辺の人に持って貰えると思いつきます




そして、スタジアムに足を運んでくれるんじゃないかと




考えつきました




(しょうがない、明日キャプテンを連れて




 もう一回挨拶周りに行こう




 市役所から駅に行き、それから)






「山田、キャプテンは決めたのか?」




「それでしたら、彼にしましたよ今村さん」





山田大監督は、選手ファイルを




取り出し広げます





「鏡にしようと思います、横浜ミドリシティFCの




 記念すべき第一期の入団ですからね」




田中勝GMは、キャプテンの




顔を見るために、立ち上がります




「山田監督、本気ですか?




 これ鏡じゃないですか、地味ですよ」






「早速、監督に注文か田中GMよ





 この先は采配まで、注文するのか」






「違う違う、やっぱり主将はさ




 何となくイメージと違ったからさ」




田中勝GMは、山田監督に説明を求めます





「そうですね、田中GMの考えもよく分ります





主将は、必ずしも優れていなくても良いと




 思いますので」





「田中、監督の考えは色々だからな」




田中勝GMは、頷きます





「山田監督よく分ったよ、




 今、思ったんだが今村





 うちのクラブの、サポーターのグッズとかユニホーム




 作って無いよな、どうする?」





今村信長は、田中GMに視線を向けます





「良く聞けよ田中、この地域には




 プロサッカークラブは、無かったんだ




 だから、一度スタジアムに足を運んで貰う




 必要が有るんだよ、




 気軽に来てもらう為にも、まず最初は





 ユニホームとかはな、無しで





 ユニホームを買ってまでも、スタジアムに足を




 お運びさせる訳にもいかないからな





 需要が有ればな、今はどうせ制作しても赤字だしな




 どっかの会社が、持ちかけてきたら安く仕上がるしな




 そうだよな山口」





「そうですね、こちらからグッズ販売を





 会社側に依頼しますと、費用が高くなるかもしれませんし





 需要が、無ければ引き取りになるかも知れませんしね」 





「山田監督、主将の鏡を借りますね




 挨拶回りに連れて行きたいんで




 午前中お借りして、宜しいですか?」





「構いませんよ、地元の方々と




 交流することも、練習以上に




 大切なことですから」

お疲れ様です

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