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第3節 磐田FC戦

横浜ユニオンクラブハウス前


記者の質問に丁寧に応える、横浜ユニオン田中監督


「田中監督、明日は磐田FCとの対戦ですがどのような対策を


 お考えですか」


「磐田FCは、強いからね11人全てが代表選手でしょ


 誰かをマークするとか無意味だからね」




横浜テレビ



「今日も宜しくお願いします、三浦さん」



「お願いします」



「今日も一部リーグの結果です


 横浜ユニオンの第三節、ワールドチャンピオンズリーグ準優勝の磐田FC


 との対戦です、ご覧ください



 今日の横浜ユニオンはGK自衛隊、DF北海道、青森県、岩手県、山形県


 MF京都府、中津江村、神奈川県、北朝鮮、韓国


 FW中国です、システムは4-5-1です京都府はアンカーの位置に入り


 北朝鮮。韓国はサイドの高い位置に入るようです


 三浦さん、ユニオン少しスタメンを変えてきましたね」



「そうですね、DFは屈強な選手を揃えていますから


 守りの意識が現れてますね」


「対する磐田FCは、GKカワグチ、DFスズキ、タナカ、キクチ


 MFハットリ、フクニシ、ナナミ、フジタ


 FWカワグチ、ナカヤマ、ニシ


システムは3-4-3です


 カワグチとニシはウイングの位置です


 三浦さん、今日も不動のメンバーですね磐田FC」




「そうですね、何時のスタメンです


 華麗な連携が見られそうです」




「前半開始早々、ユニオン中津江村が左サイドへと長いボールを蹴り込みます


 北朝鮮、必死に追いかけ追いつくとそのままサイドをかけ上がりる



 サイドの深い位置から中央に居る、中国へとクロス合わせます


 後ろから駆けこんで、頭で合わせます


 ボールは惜しくもゴールポストに嫌われました


 三浦さん、完全に磐田FCのDFを振り切りましたね」



「はい、中国フリーでしたね


 北朝鮮良く粘ってクロスを上げましたよ」



「ユニオン、これが前半唯一の見せ場でした


 磐田FC、華麗な連携から何度もチャンスを作ります



 前半5分、中国からボールを奪うと


 スズキからナナミへと渡ると、一気にゴール前のナカヤマへと


 渡ると、そのままドリブルで上がりシュートを放ちます



 ユニオンDF陣、体を寄せますが弾き飛ばされます


 自衛隊が、何とかパンチングでクリアします


 

 この後もカワグチ、ニシの両ウイングにサイドから


 崩されるユニオン、FWの中国も自陣に戻り


 守備に追われ、前半が終了します


 ユニオン何とか、無失点で乗り切ります


 三浦さん、磐田FC決めきれませんでしたね」




「はい、まあユニオンが良く耐えたという事でしょう


 後半は、流石に両チームとも動くと思いますよ」




「では、後半のキックオフです


 ユニオン選手を変えてきました


 中国に変えて、ロシア入ります



 後半3分、韓国が中津江村からのピンポイントパスを受けると


 右サイドから、素早くクロスを蹴りあげます


 中央にいたロシア、スルーし後ろから飛び込んできた


 神奈川県転がってきたボールをダイレクトでシュートします



 ボールはゴール左上に突き刺さります


 ユニオン先制です、磐田FCまさかの失点です


 三浦さん、神奈川県のシュート良かったですね」



「はい、ロシアが囮になって神奈川県後ろから良く詰めてきましたね


 シュートコースもGKが取れない位置でした、冷静に決めましたよ


 DFとしても、勢いをつけて飛びこまれてくると、守りずらいですから」



「ユニオンに先制された、磐田FC反撃に転じます


 後半10分、北朝鮮からボールを奪ったハットリから


 中央のフジタへと渡ると、3人のFWが一斉にゴール前へと向かいます



 ユニオンDF陣、ズルズルと後ろへと下がってしまいます


 フジタからナカヤマへと、パスが渡りペナルティエリアへと侵入します



 カワグチが頭から突っ込みます、ナカヤナ低い弾道のシュートを放つ


 カワグチ飛び込むと、低いボールに頭を合わせた



 密集したエリアへとボールが向かいます


 北海道の腰に当たり、ボールがニシの足元へと転ぶと



 青森県を背負いながらも、体を鋭く反転させると


 自衛隊の足元を取り抜けゴールが決まります



 磐田FC同点です、1-1追いつきました


 三浦さん、面白くなって来ましたね」




「そうですね、これからの展開が楽しみです


 磐田FC、密集したエリアでの見事なボール運びでした


 ニシもDFを背負いながらも腕でガードして、よくシュートを決めましたよ」



「その後も、磐田FC何度もユニオンへと襲いかかります


 ユニオンチーム全員で、守備ブロックを形成し


 何とかゴール守り抜きます



 後半44分ユニオン、韓国、北朝鮮を下げカメルーン、東京都を投入します


 ロスタイム、ゴール前へと東京都ロングボールを蹴ります



 ロシアが競り勝ち、ボールを中津江村へと落とす


 カメルーン、磐田DF陣をサイドへと動き引き付ける様に


 横へと動き出します、中津江村目の前のボールをトラップして


 浮かせると、詰めて来た山形県が頭で合わせるとボールは



 ゴールポストを掠ると、DFタナカの体に当たりゴール


 ユニオン2-1としました


 オウンゴールで勝ち越しです、三浦さんユニオンが執念で得点を決めましたね」



「よく決めましたよ、あれだけ劣勢に立たされて良く守ってましたからね


 チームの士気も高かったですよ」



「ユニオン、そのまま試合が終了し2-1で磐田FCに勝利しました


 ユニオン2連勝です、次節も期待出来そうです


 三浦さん、今日の両チームいかがでしたか」



「はい、敗れた磐田FCですが悪くは無かったです


 ユニオンが良く守りきったと言うべきでしょう



 ユニオンですが、チームで連動して攻めと守りを集中して


 組織的に動いていたように見えますね、意識の統一が確り出来ています


 連勝して、士気もあがりますから良いサイクルに入ってきましたね」


 

 

「続いて野球です、横浜クラブは大阪クラブとの対戦です


 横浜の先発はトルネード、大阪クラブの先発はヤブです



 横浜初回から、大阪クラブ先発ヤブに襲いかかります


 1番ゴジラがヤブの初球のスライダーを強引にライト線に引っ張ると


 快足を飛ばしてツーベースにします



 2番スズキが、キッチリと三塁手にボールを捕らせバントを決め


 三塁へと走者を進めると



 3番ミスターがヤブが投じた、アウトコース低目のストレートを


 センター前へと運び、横浜先制します



 その後も4番キングが四球で出塁すると、5番オチアイがレフト前へヒットを


 放ち、6番バースがヤブのカーブをライトポール直撃のホームランを放ちます


 横浜、1回で7点を入れます



 横浜クラブ先発のトルネード、今日もフォークが鋭く落ち


 初回から、三振の山を築きます



 1番オカダを高めのストレートで追いこむと、最後は140キロの


 フォークで三振にとります



 2番カメヤマには初球156キロのストレートをインコース


 高めに決めると、完全に腰が引けたカメヤマへと最後はアウトコース低めの


 フォークで三振に取ります



 3番オマリーには初球からフォークを使い、全てフォークを投じます


 最後はインコース高めにフォークを落し三振を奪います



ユニオンその後も細かく追加点を加えると、6回7番ローズ、8番ブライアン


9番ノムラが連続してツーベースを放ち試合を決めます



7回表、大阪クラブ最後の攻撃


4番フィルダーを外角低めのフォークで見逃しの三振に取ると


5番グリーンウェルを、今日最速の167キロの内角低めのストレート


で三振を奪い



6番カケフを、真ん中高めのストレートで空振りの三振で試合終了です



横浜クラブ、今日も7回14-0でコールド勝ちです


好調が続いています、首位を独走しております 


 




続いて競馬です、サツキ賞に出走した白馬のオグリちゃん


スタートから、抜群のスピードで先頭に立つと



後続を大きく離します、第四コーナーを回ると


後続馬も、スパートをかけてきます先頭に立つ


オグリちゃん、更に脚を伸ばし加速しますが



ゴール直前で後続馬に、並ばれるとそのままゴールします

 

写真判定の結果、同着と判定されます



オグリちゃん、牝馬として50年ぶりにサツキ賞勝利です


三浦さんやりましたね、オグリちゃん」



「はい、良く粘りましたよオグリ


 素晴らしい走りでした」




「オグリちゃんですが、次走は日本マイルカップを予定しているそうです


 三浦さん、今日も有難うございました」



「有難う御座いました」



「では、皆さま失礼いたします


 横浜ユニオン連勝です、次節も楽しみです」


お疲れ様です

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