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廻る
「どうやら私はここまでみたいだ…」
一緒に死線をかいくぐってきた仲間が、自分に告げてきた。
「諦めるな!ここでお前が死んだら待ってる子供が…!」
突如、自分の頭に仲間との思い出、記憶がフラッシュバックした。子ができたと嬉しそうな奴。それでも産まれるのを待っている子供のために戦場にでなければならない。
「私達の分もお前が子供を…」
そして仲間は、俺の見ている目の前で。残酷に。
人間の手に叩き潰された。
「最近蚊多くね?」
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