育児ってめんどくさい。
短編でも載せましたが、続きを書いていきたいと思ったので連載を始めます。
1話目は短編と同じ内容です。
育児はめんどくさい。
朝早起きだし、
朝ごはんは機嫌が悪いと好きなものしか食べないし、
着替えだって自分じゃできない。
機嫌悪かったらオムツすら替えさせてくれない。
靴履くのも遅い。左右逆。
機嫌悪かったら歩いてくれない。ずっと抱っこ。
重たい荷物持ちながらずっと抱っこ。
家では3分前に片付けたリビングがすぐに散らかる。
遊ばないおもちゃは片付ける。これを知らない。
危ないことも好き。
椅子の上に立って満面な笑みでこっちを見てくる。
いけないことって分かってて笑ってる。
お風呂もお湯を飲む。
飲まないで!って言えば言うほど喜んで飲む。
私が髪を流してるといつもシャワーが止まる。
たまに水になる。
お風呂から上がって体を拭くのも一苦労。
走り回ってなかなか拭かせてくれない。
気づいたら私の体は拭く前に乾いてる。
寝る前の歯磨きは歯磨き粉を吸って味わってる。
咥えたまま遊んでる。
仕上げ歯磨きは口を開けてくれない。
寝る時は私の腕枕じゃないと寝てくれない。
寝たと思って腕を抜こうとすると起きる。
寝相もすごく悪い、夜中に2回は目が覚める。
いつも私に刺さった状態になってる。
風邪ひかないためにもかけふとんはずっとかかって欲しいけど
すぐ蹴脱いでる。
私のかけ布団も一緒に蹴脱いでる。
寒くて目が覚める。
育児はめんどくさい。
自分の思い通りに行くことがない。
イライラする、悲しくなる。涙もでる。
でも、子供が寝た後。
私は一人でお願いする。
先祖様。神様に。
「どうか、この子達に明日をお譲りください。」と。