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始まりの合図



過去と未来の架け橋。


シリーズ第3部となりました。



果たして、今回はどの様な展開があるのか─!?




時は、過去へ遡って2925年─



Auto Imperial達との戦闘もまだ、何もなかった平和な世界からスタートします。




では、お楽しみに─







─プロローグ─




2925年─。



世界を賑わせたトップニュースは、世界最大のコンピューター市場を仕切っていた、トップ企業であるマザーメーカー社が倒産した…という事だった。




2920年に入ると、マザーメーカー社は立体ホログラムによる、人工知能を創り出す機械を世界初で発表した。



これまで、世界のトップを走り続けた大企業の発表と言う事もあり、話題性も充分なニュースはすぐさま世界を駆け抜けた。




例えば─

素材を問わず人形を置くと、そこからスキャンした機械が、立体的にホログラム化し、3D化をさせた人工知能搭載型のロボットの状態で塗装までを施して、この世に生み出すと言う機械であった。




当然世界初であり、最先端の技術の結晶とも言える社運を掛けた一大プロジェクトであり、世界のトップをそのまま独走する事を目論んだ計画の為、この機械にも社名そのままに、マザーメーカーと名付けられたのだった。



そんなマザーメーカーは、当然の事ながらコストの高さからも量産は難しく、オーダーを受けてから人工知能搭載型に仕上げるまでには、それなりの時間を必要としていた。




だが─

そんな革新的な機械は日の目を見る事もなく、同じ名前を付けられた会社と共に、人々の記憶から忘れ去られて行こうとしていた。






2926年─。

旧マザーメーカー社跡地。




『今日は、ここで探検しようぜぇー!』




元気な声と共に、数人の子供が探検の為にマザーメーカー社跡地に遊びに来ていた。



どうやら、入口に設けられた立入禁止の看板も目に入らずに、手慣れた様子で散策を続ける。




『ねぇー?この機械なんだろう?』




子どもの1人が、時代と共に忘れ去られ様としていた、機械のスキャン装置に興味津々だった。




─カチッ




何かのスイッチが入った音がした。


何の音か、気にはなった。




しかし─

他の子ども達はそんな機械になど目もくれず、跡地の奥へと歩を進めていた。




『おい!コッチに凄いのあるぞ!』




聞こえた友の声に振り向くと、その子供は自らが手にしていた特撮ヒーローの人形が先程スイッチの入ったスキャン装置の上に落ちたのも気付かず、走り出していた。




『ねぇ〜!置いてかないでよー!!』






無邪気に遊ぶ子ども達は、何も知らずに散策をしていたのだが─



マザーメーカー。


Auto Imperialの、戦闘アンドロイド達の母。



その機械が、眠りから目覚めてしまった─!?



今後の展開を、お楽しみに─



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