804
面接長かったな・・・
-804 偶に呼び出さないと何をしだすか分からない人-
志願者が皆に待ち望まれながら(?)ハーピー特有の大きな翼を背中から生やす事や好美が国王のおもちゃ箱からいつの間にか引っ張り出した知恵の輪を外す事に成功してから数日後、出前業務を受け持つ人員を得たデカルトは早速新店の準備を始めて・・・、い無かった(外した知恵の輪は元に戻しましょうね)。
デカルト(念話)「シューゴさん、少しお時間宜しいでしょうか。」
シューゴ(念話)「勿論です、何なりと仰って下さい。」
たとえ駄目だろうと相手が相手だから「駄目」だとは言えない、それにしても転生者達の影響で元々魔法使いしか使えなかったはずの『念話』をしっかりと使いこなしているとは時代も変わったもんだな・・・。
それにしても支店のオーナーとなる上級鳥魔獣の方から社長である暴徒に『念話』を飛ばすだなんて、何の話をするつもりだ?
デカルト(念話)「この前言ってた呑み、いつ行きますか?」
やっぱりそっちかい・・・、何となくそんな予感はしてたよ。
シューゴ(念話)「そうですねぇ、国王様の御都合の良い日ならいつでも構いませんよ?」
デカルト(念話)「もう・・・、だから「国王様」はやめて下さいよ。これからは部下になるんですから気軽に名前で呼んで下さい、パルライにもそうしているんでしょ?」
確かにそうだ、それ所かあのネクロマンサーとは呑んだ時から互いに呼び捨てで呼んでた様な気がする。相も変わらずだが酒の力は凄い、この世界だけかもしれないが。
シューゴ(念話)「では取り敢えず・・・、デカルトさん?」
デカルト(念話)「そんな抵抗しなくても良いじゃないですか、フランクに行きましょう。」
何処かで聞いた事のある台詞だな、まさかと思うがこの世界の国王達は結愛(あのアホ社長)と一緒なのか?実際こんな事言ってたら「噂されてるぜ・・・」って嚏してたりしてな、イヒヒヒヒ・・・。
結愛「はーっくしゅん!!畜生め・・・、また創造主(あのクソ野郎)だな・・・。今度会ったら覚えていやがれ。」
本当にしてたよ、ついでだからちょっといびってやるか。
おい結愛・・・、誰が「クソ野郎」だって?
結愛「テメェ・・・、聞こえてたのかよ。言った通りの意味だよ、この万年平社員!!」
おい、それ以上言ったらどうなるか分かってんだろうな・・・、え?!
結愛「悪かったよ・・・、それで俺に何か用か?」
うん、全くもって無い。興味本位で呼び出しただけだ、悪かったな。それじゃ。
結愛「何だよアイツ・・・、俺だって暇じゃねぇんだぞ?」
そうは言っているがその両手に持ってるゲームのコントローラーは何だよ、え?
結愛「(まだいたのかよ・・・)これはあれだ・・・、「社員との話のネタになったら」と思って息抜きでちょこっとやってるだけだよ。」
ほうほう・・・、そういう割には大分キャラクターが育っているみたいだが?
ありゃ?そんな事言ってたら社長室の出入口から「あの人」が・・・、何かヤベェな。
光明「こら結愛・・・、書類が溜まっているってのにまた社長室でモ〇ハンしやがって!!ハンターランクが上がらないからって仕事中にすんなよな!!」
おっと・・・、修羅場の予感がするから俺はここらで退散して元の2人に戻るか。
シューゴ(念話)「それでデカルト、すまないけど呑むなら夜にして貰っても良いか?」
え・・・、もうタメ口で話せる位に仲良くなってんの?パルライの時は呑んでからだったじゃん。というかまだ呑みの話してたんだ・・・、どんだけ掛かってんだよ。
デカルト(念話)「それで良いよ、ただ屋台の片づけに結構な時間が掛かるんじゃないの?」
シューゴ(念話)「全然かからないよ。そうだ・・・、良かったら呑みついでに屋台の片づけとかを見に来てみるかい?それに屋台で呑んだ方がビール代も浮くだろ?」
屋台で呑んでみてぇ・・・、
ってこの世界でもご法度なんやけん飲酒運転はすんなよ?!




