表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/82

第八話 エリック対ミリアム


 「こい!燃え盛る炎よ!この地を燃やし尽くせ!!」

 私は大きな火の玉を地面に投げつけた。


 するとその炎は、木々を焼き尽くし更地にしてしまったのだ。



 「へぇ、凄いね王様、名前教えて」

 エリックが聞いてきた。



 「ミリアムよ」

 私はそう答える。


 

 「確かにすごい魔法だね、一面を焼き尽くすなんて上級魔法よりも上の魔法でも使っているの?」

 エリックが聞いてきた。



 「え?さっきの?さっきのは中級魔法だけど?」

 私はそう答えると


 エリックは顔を青ざめる。


 「ち、中級ま、魔法?う、嘘でしょ?」

 エリックが言う。



 「え?嘘じゃないけど」

 私は言う。



 「勝ち目が無い、・・・・だけど!」


 ?!


 足を斬りつけられる。


  剣技は私より上かも?



 「負けるわけにはいかないんだ」

 エリックはそう答え 


 

 「くらえ!エネルギースラッシュ!!!」

 剣に溜まったエネルギーの斬撃がこちらに飛んでくる。



 ふふふ、エネルギースラッシュ・・・・中々いい剣技ね。

 だけどこれくらいのエネルギースラッシュなら。



 「ふん!」

 私はエネルギースラッシュを叩き斬る。



 な、なんだと!?僕の渾身の一撃を斬ったのか!?


 「悪いけどね、これくらいじゃビビらないよ。

 こんなの初心者のスラッシュくらいじゃないかしら?」

 私はそう答える。


 「し、初心者・・・・。

 ぼ、僕はまだまだなのか、上には上がいる。

 よく分かったよ」

 エリックはそう言い笑顔を見せ



 「僕は棄権するよ、色々と勉強になるものも見れたし。

 ミリアム様、頑張ってね」

そう言いエリックは場の出口を目指し走っていった。



 私、頑張るよ。

 エリックくんも中々やるね。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ