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第五十七話 白の国の王子


 私はメルさんと別れ、私達はお城へと戻ることに。


 王の部屋


 「おかえり~王女様」

 ハルが私に抱きついてきた。



 「ただいまハル、お部屋で何していたの?」

 私はハルに向かって言う。



 「寝ていたの、ベッドの上で寝転がっていたらいつの間にか寝ちゃってた」

 ハルはそう言い大きなあくびをする。




 「眠そうだし、もう少し寝たほうがいいよハル。

 私もこのあとは特に予定は無いし部屋に居るから」

 私はそう答え剣や装備を脱ぐ。



 「私は、城内のメイド達を見てきますね」

 メシアはそう答え部屋を出ていく。



 「俺も、少し談話があるので失礼します」

 メルクもそう答え部屋を出た。



 「・・・・・王女様、神に近い力を手に入れてどうですか?」

 サナが私に聞いてきた。



 「そうね〜、なんとも思わないかな?

 神になったわけじゃないし、でもこの力になれるまではあまり戦闘はしないほうがいいかもしれないわ」

 私はそう答える。



 「そうですか、ではティーを置いておきますね。

 私も少し用事がありますので部屋を出ます。

 何かあれば直ぐに駆けつけますので」

 そう言いサナも部屋を出る。



 部屋には私とベッドですやすやと眠るハル。



 「・・・・ふふふこの部屋には私のみ。 

 ・・・かわいい顔をしているハル・・・ああ、なんて可愛いの」

 私はハルの隣に寝転がりハルの頬をツンツンする。



 すると


 ガチャ!


?!


 「王女様、お客人です」

 部屋の扉を開けたのは国兵だった。



 「あ!うん!分かった、今いくよ」

 良いところだったのに。


 客人って誰か呼んだっけ?


 私は不思議に思いながらも王の間へと赴く。



王の間に着くと一人の男がメルクと話していた。


 髪は白く、白い装備をした冒険者のような男だった。



 すると男は私を見る。



 「王女様、僕に会ってくれてありがとうございます」

 男はそう言った。



 「あの、誰でしょう?私、貴方にあったことが無くて」

 私は男に向かって言う。



 「申し訳ございません、名を言うのが遅れました。

 僕は白の国の王子、アリムス・バルと申します」


 白の国の王子・・・?!



 「あの、何用でこの黒の国へ?」

 私はアリムスに向かって聞く。



 「実はメルクさんから話を聞きました。

 私の父、ハーベン・バルがこの前この黒の国に魔物使いを使って襲おうとした。

 大変申し訳ございません」

 アリムスは頭を下げる。



 「いいよ、それよりも白の国ではその話はアリムスに通ってないの?」

 私はアリムスに向かって聞く。




 「ええ、その時僕は熱を出しまして寝込んでおりました。

 多分ですが父の独断の行動でしょう」

 アリムスは言う。



 「そう、まぁなんとか追い返したかは問題ないよ」

 私はそう答える。



 「あの、その話なんですけれど父を討とう考えているそうですね」


 ?!

 アリムスの言葉に少しドキッとする。



 「そんなにビックリしないでください。

 別に貴方を恨むつもりはありません」

 アリムスはそう答える。



 え?


 「父の行いは極めて王として不謹慎な動き、ましてやこちらから攻撃するなどおかしな話です。

 なので、ミリアム王女様、僕と白の国に来てもらえませんか?

 討つのもいいですが、殺しは僕はあまり好きではありませんから。

 なら王から引きずり落とせばいいだけです」

 アリムスは言う。



 「それって難しいんじゃない?

 王を落とすなんて誰もそんな権力は持っていないですし」

 私はアリムスに向かって言う。



 「いえ、そんなことはありませんよ。

 実はあの魔物使いを使って戦った後、王の評判はかなり落ちたと聞きまして。

 街人も噂では、王はふさわしくないと言っておられ多分ですが直ぐに落とせると思われます」

 アリムスは言う。



 「でもなぜ私が着いていくの?」

 私はアリムスに肝心な事を聞く。




 「今や、白の国の民は黒の国の王女の話で持ち切りとなっておりまして。

 前線で戦う王女、こんな国の王はおりませんから」

 アリムスは言った。



 「ありがとアリムス、分かったわ着いていくよ。

 その代わり護衛としてサナを連れていきます。

 いいですか?」

 私はアリムスに向かって言う。



 「ええ、構いません。

 サナさんは王女様のメイドとメルクさんから聞いておりますので」

 アリムスはそう答える。




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