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村人から黒の国の王になっちゃった、ど、どうしよう  作者: 花冠椛
負けられない戦い編
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第四十六話 作戦準備


 そしてバリアを張った街中を守る国兵。

 バリア内は守りは厚いが、全方位から来るとなるとかなりの人数の冒険者が居る。

 まぁ、私なら半分の範囲は対処出来るから人数は数名くらいでいいよね。


 それと空から来る場合もある、フライが得意な冒険者がいるといいけど、アレス達はフライって出来るのかな?

 一応、揃ったときに聞いてみよう。




 「そろそろ夕日が傾いてきましたね、もしあの手紙の通りなら今夜来るという事ですよね」

 サナが言う。



 「そうね、まさかこんな数日で黒の国の運命を決めるような戦いに巻き込まれるなんてついてない。

 だけど、何でこんな戦いを手紙で送ってきたんだろう」

 私は少し考え



 「もしかしたら、あの逃げた男が報告したんじゃないんですか?

 あられもないような事を話して。

 それ以外ありません、だけど王女様はこの戦い負けるつもりは無いんですよね?」

 サナが聞いてくる。



 私はふぅ~と深呼吸し


 「当たり前よ!私は黒の国の王女、民を守るために前線に行き!真っ先に倒してやる。

 黒の国の王女を舐めるとどうなるか思い知らせてやりましょ」

 私はそう言い軽装備を着る。


 そして、イカヅチの剣を持ち。


 「雷炎の力を使えばこの剣はさらなる力を発揮するはず。

 見せてくれ、本当の力を。

 私はこの戦いに負けられない、だから」

 私は剣に力を込める。



 はああ〜!


 バチバチバチ!

 ゴロゴロ。


 空が曇り始め、剣から火が吹き出す。



 「王女様!」

 サナに止められる。



 「城を燃やすつもりですか。

 そういうのは外でやってもらっていいですか?」

 サナは言う。



 「ご、ごめんね」

 私はそう答え魔の力を強めた。



 「そ、その腕!?黒いですが」

 サナは驚いた表情で私の左手を見る。



 「魔の力を強めたの、これで魔力は魔王級になった。

 少し乱暴な事をするかもしれないけど、そこは許してね」

 私はサナに言う。



 「雷炎の力は?」

 サナが聞いてくる。



 「これはここぞと言うところで使うつもり。

 まずはこの魔の力で戦うわ、禁忌の魔法でガッツリと倒してやるわよ」

 私はそう答え城を出る。



 「王女様、相手は人間ですよ」

サナに言われる。



 私は立ち止まり


 「私はね、もう汚れた血で汚れちゃった王女なの。

 私は、森で二人の男を殺してしまった。

 だから、今更相手が人間だろうと剣を緩めるつもりは無いよ」

 私はサナの方を見ず答え足を進める。



 「分かりました、それではこの話はもう終わりですね。

 勝てた後の事を考えましょう」



 「そうね、勝てた後の話ね」

 私はサナとハルと共に街を歩くのだった。


 メシアは冒険者ギルドへと向かったため。

 後で合流するだろう。





 「ハル、お願い」

 私はバリアが張られている近くまで来る。


 「分かりました、ふん!」

 ハルはバリアに扉のようなものを出現させる。


 「入ってください」

 ハルに言われ扉を開ける。



 中へ入ると外に繋がっていた。



 「ありがとうハル」

 私はハルに向かって言う。



 「いいよ、王女様。

 頑張って」

 ハルはそう答えサナに引っ付く。



 


 

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