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村人から黒の国の王になっちゃった、ど、どうしよう  作者: 花冠椛
王女、覚悟を決める編
32/82

第三十一話 転移魔法


 「それじゃあ私に触れてください」


 ?

 私はメシアが言うことをあまり理解せず手に触れる。


 「転移!」


 ?!

 私は瞬き一つするとそこは酒場ではなかった。



 「え?ここどこ?酒場は?」

 私はメシアに向かって聞く。



 「転移魔法ですよ、ここは先程ギルドマスターが言っていたエドリック王橋です。

 大きいでしょ?」

 メシアに言われ私は橋の方を見る。


 確かに大きく、キレイな青色の橋だ。


 「ここを通るんだよねその人は」


 「ええ、私も一緒に戦いたいんですけど、実は私用事がありまして参加出来ません。

 申し訳ありません」

 メシアは謝る。



 「そんなことないよ、私はたった一人でも戦って見せるから。

 そんなに落ち込まないで」

 私はメシアに向かって言う。



 「当日、転移はしますのでそこはご安心を」

 メシアはそう答える。



 静かに風が吹いていた。

 

 争いは終わらない、なら私が出来ることをしなきゃ。


 「さてと、戻りましょうか」


 「ええ」

 私はメシアに触れて転移した。



 城内


 「さてと、私はこれから城内の仕事をしてきます。

 王女様はお部屋でゆっくりしててください」

 メシアは私に言い歩いていった。



  部屋に戻る。

 あ、そうだ王の間。


 私は王の間へと向かった。

 すると今日は誰もおらず大臣も居なかった。


 ギィ。


 私は扉を開けある場所へ向かう。


 え~とここに・・・・?!ある。


 それは地下へと繋がる蓋があった。


 ・・・・いずれここの調査もしてみようかしら。

 もし、あの夢と同じならこの先にあの王冠がある。

 まだ行くべきでは無いのかもしれない。

 私はそう思い、

 部屋へと戻るのだった。




 「王女様、おかえりなさいませ」

 サナが待っていてくれた。



 「ええ、戻ったわ。

 私、2日後に戦うの」

 

 ?


 「戦う?誰とですか?」

 サナが聞いてきた。


 「実は、ギルドマスターから依頼されて、この黒の国に攻めて来てる厄介者がいるらしいの。

 その者は、民を殺したらしいの。

 だから私が」

 私はサナに向かって言う。



 「王女様、ダンジョンの時とは違いますよ。

 今回は本当に人ですよ、覚悟は出来ているんですか?」

 サナは私に聞いてきた。



 「ええ、私は黒の国の王としてその者以外は捕まえて、その当事者その厄介者は私がそこで始末します」

 私はそう答える。


 するとサナが私の肩を掴み


 「処刑するつもりなのですか!別の国の人を!

 隣の国が黙っていないですよ!貴方を王女から引きずり落とすかもしれませんよ」

 サナは言う。



 私は優しくサナの顔を見て



 「ギルドマスターが隣の国のギルドマスターと色々と話してくれるから大丈夫だと思う。

 もし、だめだったら当日ギルドマスターが言ってくれると思うから」

 私はそう答える。



 「そう、ですか。

 分かりました、それならこの話は終わりと言う事で」

 サナはそう答えカップにティーを入れる。




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