第三十一話 転移魔法
「それじゃあ私に触れてください」
?
私はメシアが言うことをあまり理解せず手に触れる。
「転移!」
?!
私は瞬き一つするとそこは酒場ではなかった。
「え?ここどこ?酒場は?」
私はメシアに向かって聞く。
「転移魔法ですよ、ここは先程ギルドマスターが言っていたエドリック王橋です。
大きいでしょ?」
メシアに言われ私は橋の方を見る。
確かに大きく、キレイな青色の橋だ。
「ここを通るんだよねその人は」
「ええ、私も一緒に戦いたいんですけど、実は私用事がありまして参加出来ません。
申し訳ありません」
メシアは謝る。
「そんなことないよ、私はたった一人でも戦って見せるから。
そんなに落ち込まないで」
私はメシアに向かって言う。
「当日、転移はしますのでそこはご安心を」
メシアはそう答える。
静かに風が吹いていた。
争いは終わらない、なら私が出来ることをしなきゃ。
「さてと、戻りましょうか」
「ええ」
私はメシアに触れて転移した。
城内
「さてと、私はこれから城内の仕事をしてきます。
王女様はお部屋でゆっくりしててください」
メシアは私に言い歩いていった。
部屋に戻る。
あ、そうだ王の間。
私は王の間へと向かった。
すると今日は誰もおらず大臣も居なかった。
ギィ。
私は扉を開けある場所へ向かう。
え~とここに・・・・?!ある。
それは地下へと繋がる蓋があった。
・・・・いずれここの調査もしてみようかしら。
もし、あの夢と同じならこの先にあの王冠がある。
まだ行くべきでは無いのかもしれない。
私はそう思い、
部屋へと戻るのだった。
「王女様、おかえりなさいませ」
サナが待っていてくれた。
「ええ、戻ったわ。
私、2日後に戦うの」
?
「戦う?誰とですか?」
サナが聞いてきた。
「実は、ギルドマスターから依頼されて、この黒の国に攻めて来てる厄介者がいるらしいの。
その者は、民を殺したらしいの。
だから私が」
私はサナに向かって言う。
「王女様、ダンジョンの時とは違いますよ。
今回は本当に人ですよ、覚悟は出来ているんですか?」
サナは私に聞いてきた。
「ええ、私は黒の国の王としてその者以外は捕まえて、その当事者その厄介者は私がそこで始末します」
私はそう答える。
するとサナが私の肩を掴み
「処刑するつもりなのですか!別の国の人を!
隣の国が黙っていないですよ!貴方を王女から引きずり落とすかもしれませんよ」
サナは言う。
私は優しくサナの顔を見て
「ギルドマスターが隣の国のギルドマスターと色々と話してくれるから大丈夫だと思う。
もし、だめだったら当日ギルドマスターが言ってくれると思うから」
私はそう答える。
「そう、ですか。
分かりました、それならこの話は終わりと言う事で」
サナはそう答えカップにティーを入れる。




