2話 ダンジョンマスターとは
くそ短いです。
ステータスの設定が終わった後にメールを送り返してみると、瞬きをした直後に景色が変わった。
場所が洞穴になっていた。
「あれ?おかしくね?これってマジで異世界転移っすか?」
洞窟の中で固まっていると、椅子が置いてあることに気が付いた。その椅子はいわゆる玉座というもので、此処でダンジョンマスターとしての仕事をするのだろう。
【叡智の図書館】でダンジョンマスターについて調べると、自分が何をするべきかが判明した。
ダンジョンマスターとは以下の通り
・ダンジョンの管理をする者である。
・拡張や内装を変化させたり罠やモンスターを造る事によって侵入者を撃退し、魔力・気・神力を集めることが仕事である。
・ダンジョンは世界の地脈が交わる場所もしくは龍脈の交わる場所に出来る。役割は、魔力・気・神力を集めて地脈・龍脈へ送り、調律することで世界を世界を守ることである。また、副産物として人にダンジョンから産出したモノを持ち帰らせることで繁栄の足掛かりにさせる。
・人は以上のことに気が付いていないため、ダンジョンは次々に攻略されて崩れてしまう。
シンイチは焦った。
上記のことが真実ならば急いで準備をしなければならないだろう。
幸いスキルの使い方は何となく分かる。急がなければ侵入者が現れてしまう。