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相容れない二人

作者: ほっけ

「え? 何その格好」


「え?」


午後一時。虹澤君に一緒にランチに行こうと誘われて待ち合わせ場所現れた彼が開口一番に言った言葉がそれだった。

この今日の格好、変だろうか?


「その変なTシャツどうしたの? お母さんが買ってきたとか?」


地元で一番大きな駅前の喧騒の中、虹澤君はちょっと不機嫌そうにそれでいて小馬鹿にするように私に言う。


今日のTシャツは袖のところが黄色くてそれ以外の場所は白地にバナナのプリントが散りばめられている私にとっては超キュートな一品なのだけど。


「それにツインテールって。ツインテールが許されるのは小学生までだから。高校生がその髪型してるのは年齢的に無理がある」

「そ、そうかな? 可愛いと思ったんだけど」

「痛い」


この髪型もダメなのか。

そうか、痛いのか。

子供っぽいツインテールじゃなくて耳のやや下で結び毛先だけちょっと巻いてるから大丈夫だと思ったんだけど。


「そんな格好で一緒に歩くのとか耐えられない。ちょっと付いてきて」


虹澤君はそう言うと私の腕を掴みずんずんと歩いて行く。



そういう虹澤君の今日の格好は学校でのイメージそのままで白いシャツにベージュのアンクルパンツを合わせるというシンプルなスタイルなのだがスタイルが恐ろしくいいせいでとてもカッコ良く見える。

インナーのグレイのTシャツとかパナマハットという差し色や小物にもお洒落感が漂っている。


「制服姿はまともなのに私服がそんなに残念なんて」


ため息と共に吐き出された言葉に悲しくなる。


「でも、見えないかもしれないけどこのTシャツ六千円もするんだよ」


とりあえず無駄かもしれないけど反論してみた。


「見えない。三枚千円かと思った」


無駄だった。




虹澤君は同じクラスの男の子で割と仲が良い。と思う。


思っていたのだが、普段学校では穏やかに優しく接する彼が今日はちょっと刺々しい。

バナナのTシャツがそんなにお気に召さなかったのだろうか。

黒いロングスカートと白いスニーカーにはダメ出しされなかったということはこのアイテムはセーフだったのかな?


腕を引かれて連れてこられたのはいつもの私なら絶対に足を踏み入れることなんかない綺麗目ファッションのお店だった。

ベースは白か黒。形も流行に流されないスタンダードなんだけどきちんと今風になっていると評判のブランドで今の私の格好とは対極にあるようなお店だ。


虹澤君は高校生のくせに躊躇なく足を踏み入れ何着か服を選ぶとショップのお姉さんに試着を申し出ている。


「由利が試着するんだよ」


流れるような動作に見惚れていると選ばれた服が差し出されキョトンとしていると諭すように言われた。


当然のように差し出されるとつい受け取ってしまい受け取った瞬間試着室に押し込められた。


このような服を渡されても買えないし着ないしと思いつつ着ないで試着室を出る訳にもいかず恐々と虹澤君の選んだ服に袖を通す。


「うわ、スカート短か……」


着る前からわかっていたが虹澤君が選んだ服は黒いノースリーブのワンピースで膝上十センチの丈の短い物だった。

スカートの部分だけシフォンが使われていてちょっとだけふんわりしているが甘くなり過ぎない絶妙な女らしさを醸し出している。

私が百パーセント選ばないタイプの服だな。


スカートの短さに戸惑っていると試着室の扉がコンコンとノックされ「着れた?」と虹澤君の声が外から聞こえてきた。


私は慌てて返事をして扉を開けると虹澤君は目を見開く。


「あの、あたしこんな服着たことなくて」


何故か言い訳をしないといけない気分になり似合ってないことの言い訳を俯いてぼそぼそとしていたら「いい」と頭上から声がした。


「いいよ由利。足出した方がいい」

「え、でも」

「すみません、これ着ていくんでタグ切ってもらえますか?」


虹澤君は本当に高校生なのだろうかというようなナチュラルな動作でショップのお姉さんを呼びタグを切ってもらう。

戸惑っていたらいつの間にかヒールとカーディガンとバッグも全身コーディネートされていてそのまま併設されているサロンへ連れていかれてしまった。


お気に召さなかったツインテールも解かれて髪をクルクル巻かれ始め爪のお手入れまでされる。


「素敵な彼氏さんですね。お姫様みたいですよ」


されるがままになっていて止めることもできずに流されていたがそのお姉さんの一言で我に帰る。


まあ、その頃には全ての施術が終わっていたのだが。


「彼氏?」

「そうですよね? 彼氏じゃなかったらここまでしないですよ」


前髪をちょいちょいと整えながらニコニコ笑うお姉さんの言葉に血の気が下がる。


「あの、ここのお支払いって……」

「彼氏さんからもう既に頂いてます」


くらっ


とする。


鏡の中の私はもう誰だかわからない別人になっていてメイクってこんなに目が大きく見えるんだと感心してしまう。

感心している場合じゃなかった。


慣れないヒールで立ち上がり私を待つ虹澤君の所によたよたと進むと彼はソファで雑誌をぱらぱらとめくっていた手を止めて私の気配に気付き顔を上げる。


そしてとても満足そうに微笑んだ。


「うん。良く似合ってる。じゃあ行こうか」

「ちょっと待って虹澤君」


スッと立ち上がり私の手を取ろうとする彼をかわして仁王立ちする。


かわされたことに少し戸惑っている虹澤君に向き合う。


「えっと、言いたいことはいろいろあるけど、これってどういうつもり?」

「どういうつもりって?」

「いくら私の格好が気に入らなかったからってこういうことされると困る。お金だって払えないし」

「お金の心配なんてしなくていいよ。全部あげる」

「いや、もらっても困る。着ないし」


何だろう?虹澤君ってこんな人じゃなかったのに。


今はやたらと上から目線じゃない?

お金を払ってやったから?


「俺と出かける時に着てきてよ。いろいろコーディネートできるようにあと何着か買ってあげるし」

「は?」


虹澤君、何言ってるんだろう?


「さっきの変なTシャツより全然似合ってるし可愛いよ」

「いや、そういう問題じゃないっていうか」


髪をこんなクルクルに巻いて丈の短いワンピースなんて私の好みではない。


「それに、あたしの着てきた服は? まだ試着室?」


試着室から出てすぐにサロンに連れて来られたので自分の服の行方がとても気になる。

自分がさっきまで身に付けていたものを他人に触られるのも嫌だし。


「ああ、捨ててもらったよ。もういらないでしょ?」

「え?」


虹澤君はニコニコと笑顔で、そこには全く悪意は感じられない。

ということはこれは虹澤君にとっては厚意以外の何物でもないということで決して意地悪ではないのだろうけど。


酷過ぎる。


悲しくて涙が出そうだ。


「由利? どうしたの?」


俯いて黙り込んだ私の側まで虹澤君が歩み寄ってくる。


肩に手を置こうとするのをすかさず振り払う。


「由利?」


「あの黒いロングスカートはおばあちゃんの手作りだったのに」

「え?」


「こういうの欲しいけどお金ないから買えないって言ったら作ってくれて、ドレープとか小ちゃいフリルとかアレンジしてくれて凄く心がこもった思い出のスカートだったのに」

「ええ? 思い出って……」

「おばあちゃん、もういないからたった一つの形見の品だったのに」


ポロポロと次から次へと涙が溢れ出る。

虹澤君はさすがにオロオロしだしてかける言葉にないみたいだ。


「ごめん! そんなに大事な物だなんて思わなくて。お店の人に言って戻してもらうよ」


虹澤君はそう言うとショップのお姉さんに何かを告げて戻ってくる。


「今持ってきてもらうから」

「この服もいらない。髪とか爪とかはしょうがないけど服は返す」


涙目で虹澤君を見上げると彼は息を飲んだ。


「何で? 女の子はこういうことされると皆んな喜ぶのに」

「そんな訳あるか!」


虹澤君のどこで統計を取った情報なのか、それとも今までの経験なのかわからないけど訳のわからない理論にすかさず突っ込みを入れる。

あまりにも腹が立ちすぎて。


「この服がどれだけ価値があったとしてもこれはあたしの好きな服じゃない! こんな三十歳過ぎても着れる服を何でわざわざ十代で着ないとだめなのよ」


言い過ぎた。と思ったけど止まらなかった。


私は今このお店の店員さん及びお客さんまで全て敵に回してしまった。その証拠にこの店内にいる全ての女性の目付きが変わった。


「あんなダサい服の百億倍マシだと思うけど?」


虹澤君も応戦する気満々の目付きで私を睨み付ける。


「それは虹澤君の主観でしょう? あたしは誰にどう思われたとしても自分の好きな服を着ていたいの」

「それこそ主観じゃないか」

「そりゃそうよ。皆んな主観で服を好きになるんだから。ただそれをただのクラスメートに好き勝手にダメ出しされたり自分の好みの格好させられるのが嫌なの。虹澤君は何の権利があってそこまで口出しするの? 今日はランチに行くだけでしょ?」


「は?」


一気に私は思いの丈をぶちまけたのだが虹澤君は怒るどころかちょっと青い顔をして呆然としてしまった。


「え? 何? は? て?」


彼のリアクションの意味がわからずこっちまで勢いが衰える。

何その信じられないみたいな顔は。


「由利」

「あ、それ。何で急に名前で呼んでるの? 昨日まで普通に能勢さんて呼んでたよね」


突然の名前呼びにも戸惑ったのだがそれ以外のことがインパクトが強過ぎて問い質すタイミングを逃していたのだ。

ちゃんと聞くタイミングが来て良かったと虹澤君を見ればますます顔色が悪くなっていく。


「え? 俺たち昨日付き合うことになった、はずだけど」

「は?」


自信なさそうに気持ち小さめな声で虹澤君が私を恨めしそうに力なく言うが何だそれ。何がどうなって虹澤君の中で私と彼が付き合うなんてことになったんだ?


「いやいやいや、ちゃんと言ったよな? 付き合ってって」


少し焦った様子で虹澤君が私に詰め寄る。


付き合って?


「え? ランチに、でしょ?」


私が答えると虹澤君は悲壮な表情で私を見つめる。


「マジか。てっきりそういうボケかと思って流したけど、マジか」


そういうボケ?


確かに昨日虹澤君に付き合ってって言われた。

でも告白とかそういう雰囲気ではなくてサラッと言われたので「どこに?」と返したのだ。

じゃあ「とりあえずランチに」と言われたのでとりあえずランチって答えも変なの、とは思ったけど特にそれ以上追求しようとは思わなかった。


「虹澤君、あたしのこと好きだったの?」


ポロッと溢れた単純な疑問に今まで割と冷静に対処していた彼の顔が真っ赤に染まった。


そのあまりの変貌振りにこっちが恥ずかしくなる。


「もう好きじゃない!」


「あ、まあそうだよね」


今日のこの出来事はお互い確実に百年の恋も冷めるものだ。


そこはとても納得できる。


その時ショップのお姉さんがずいっと紙袋を私に差し出してきた。


「お客様のお召しになっていたお洋服でございます」


それはそれは慇懃無礼に言われたが私の発言も大概だったのでおとなしく受け取る。


「暴言でした。ごめんなさい」

「いいえとんでもございません」


言葉とは裏腹に刺々しい微笑みで返される。


そうだろうな。こっち方面のファッションと私が好むファッションを選ぶ人たちとは相容れないのは今に始まったことではない。

お互いがお互いにこんな格好出来るかと思っているのだ。


紙袋を受け取り試着室に入り元の服に着替える。


ああ、お腹すいた。



試着室から出て着ていた黒いワンピースを返品する。


「髪のセット代と爪の代金いくらですか?」


財布を出してお金を払おうとすると虹澤君にその手を止められる。


「それはもう払った」

「困る。こういうの。返す」

「能勢さんに払えるの? スカート一つ買えなくて苦労してるのに」


カチンときたがグッと堪えて虹澤君を見る。


「いくら?」

「全部で十万」

「は?」


嘘でしょ?

そんなに高くてお客さん来るの?


「りょ、領収書見せてよ! これがそんなにする訳ないでしょ!」

「どうぞ。内訳もあるから納得するまで見たらいいよ」


虹澤君の差し出した用紙には確かにしめて十万円と記載されていた。


呆然としていたら彼は意地悪そうに笑って一歩私の方に歩み寄ってきた。


「返せるの?」


言葉が出ない。

こんな大金持っているはずがない。


「今すぐは無理だけど、あの、分割で一ヶ月一万円づつとかで」


悔しい。

自分の趣味じゃないもののために十万円も払わないといけないのも虹澤君に借金するのも。


でも施されるのはもっと嫌だ。


「能勢さんがそうしたいならそれでもいいよ。特別に利子なしで」


こいつ!

自分が勝手に私の髪や爪や服を変えさせておいて此の期に及んでまだ恩着せがましい態度を取るなんて、なんて性格が悪いんだ。

こんなに性格が悪いなんて思わなかった。


「どうもありがとう」


睨み付けるように言うと私はそのまま店を出ようとして一旦思いとどまりサロンに戻る。

私の行動を不思議そうに見ている虹澤君を通り過ぎ私の髪を施した場所まで行くとそこに置いてあったハサミを借りて思い切り前髪をバッサリ切る。


眉毛よりも短くなった前髪に満足すると振り返る。


そこには驚いた顔の虹澤君とショップのお姉さん、諸々のスタッフの方々とお客さんが皆同じ驚いた顔で私を見ていた。

その様子にも満足すると今度こそ私は颯爽とお店をあとにした。


このお店でしてもらった全てに私は満足していなかったというアピールだ。


クルクル巻いて大人っぽくなった髪型より短い前髪の方が私は好きだ。


歩きにくかったヒールを脱いで白いスニーカーでさくさく歩いて私は家路についた。




次の日から虹澤君は私にはもう話しかけないんじゃないかなと思っていたのに意外にも朝から声をかけられた。


「おはよう、能勢さん。前髪変だよ」

「おはよう、虹澤君。わざわざそんなこと言いに来るなんてそんなにあたしのことが嫌いになったの?」


ちょっと呆れたように言うとムッとした顔をされた。


あれか。可愛さ余って憎さ百倍ってやつ。


「制服の着こなしはまともなのに」

「まだ言う? 制服は普通に着るのが一番可愛いもん。変に崩して着てダサくなるのとか嫌だし」

「能勢さんのセンスと拘りが理解できない」

「理解しなくていいよ。あたしはバナナのTシャツが可愛いと思ってるし思いがけず短くなった前髪も割と気に入ってるし」


短くなった前髪を指で摘んでちょいちょいと引っ張る。


うん。いい感じ。


「ていうかさあ、虹澤君て付き合う女の子にいつもあんな感じなの? ウザがられない? なんか妙に上から目線だったしさ」

「ウザがられない! 上からとか見てないし皆んな喜んでくれてた」

「じゃあ次はそういう子と付き合えたらいいね」

「余計なお世話だ」


憮然と答える虹澤君に本当はこういう子だったんだとおかしくなる。


穏やかで冷静で何があっても動じないと思っていた虹澤君は普通の男の子だったことがとても面白い。今まで学校で私に接していた彼は猫を被っていたのか。


そう思うとつい噴き出してしまった。


「何笑ってんの?」

「ごめん。虹澤君てそっちが本性だったんだね」


笑いを堪えて返事をすると虹澤君はとても不機嫌そうに眉を顰めた。


「能勢さん本当にムカつく。気を持たせておいてそんなつもりなかったっていう偽鈍感系って同性から嫌われるって言うから気を付けた方がいいよ」

「ありがとう。これからは気を付ける。だって虹澤君みたいなカッコいい子が私のこと好きなんてこれっぽっちも思わなかったんだもん」


私に向けられる悪態すらも決定的に傷付ける言葉じゃないところが虹澤君の元々の人の良さが伺えてそれ程不快感を感じない。

言ってもいいのに。


私の返しに虹澤君は一瞬キョトンとすると苦々しい顔になりそっぽを向いて俯く。


「まあ、俺も勝手に人の服捨てるなんてことして悪かった。あのスカートがそんなに大事な物だったなんて思わずに」

「あ、あれ嘘だから」

「は?」


虹澤君は瞳を大きく開いて私を見ている。

いいリアクションするなあ。


「おばあちゃんの手作りは本当だけど死んでない。ピンピンしてるよ」


にっこり笑って言うと逆に虹澤君は悔しそうに私を睨むと真っ赤になって「本当に能勢さんなんか嫌いだ」と捨てゼリフを吐いて立ち去って行った。




その後私は虹澤君にお金を返さなくてはいけないという使命があったので一ヶ月に一度学校以外で会うことになった。

学校にお金を持って行き渡そうとしたら「こんな所で渡すな」と怒られたので仕方なく外で二人で出かけることになったのだ。

どうやら女にお金を渡されるのは男の沽券に関わるのだそうだ。

意味が分からない。どうせ親のお金のくせに。


私は以前からファーストフード店でバイトをしているのでちゃんと自分で稼いだお金だ。

バイト代の殆どを洋服代にあてていたのでこの一万円はとても痛い。


しかしそう思っても少しづつ一ヶ月に一度のお出かけが楽しみになってきている自分もいる。

相変わらず二人のファッションセンスに関しては深い深い溝があり埋められることは一生ないだろうけど素の虹澤君は思った以上に面白く、最初はお金を渡すだけだったのが段々ランチを一緒に行ったり映画に行ったりするようになってしまった。


虹澤君のことなんて何とも思っていなかったのにあの事があってからの方が彼のことが気になってきてしまった。


次に会う時にこの気持ちを伝えたらどうなるのかな?

もう嫌われてるかな?

でも嫌われていたら一緒に出かけたりしないと思う。


でもプライドの高い虹澤君があんなにコケにされた女に告白されて頷くと思えない。


振られちゃうんだろうな、と思いつつ私はふふっと笑う。


それでもお金を返すまでは関わりは切れない。


人のいい虹澤君はどうするんだろうと思うとワクワクしてくる。


虹澤君に彼女ができたらきっと泣いちゃうと思うけどそれでも虹澤君に関わることは私にとって楽しいことに間違いない。



私は虹澤君に次に会う時に着ていく服を考える。

一番最初に連れていかれたあんな店の服は高くて買えないけどあれに近い格好で足も出して髪も巻いて行こうかな。

虹澤君はどんなリアクションを取ってくれるだろう。

また上から目線になっちゃうかな?














この後主人公はフラれて泣いたらいいと思う。

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