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028.おにい、五十鈴とこれからもガンガンヤっちゃおうね♪

ごめんなさい。

今回で最終回です。

 サクラが追われたのは、そう、玉璽(ぎょくじ)を確保するためだ。

 玉璽(ぎょくじ)がなければ、朝廷を乗っ取っても意味がない。

 玉璽(ぎょくじ)イコール朝廷なんだ。


 ただ、大和の国では、サクラへの強制命令が出来る技術や状況が無かったから、海外に脱出するフリをして、現地協力者に協力を頼んで、サクラが死んだら無くなる玉璽(ぎょくじ)を、サクラを奴隷化して、サクラの所有者として命令して、取り上げる予定だったんだろう。


 ただ、予定外なことは、現地協力者が欲を出して、俺たちがしゃしゃり出たってことか。

 そう考えると、かなりギリギリだったんだなぁ。


 アイツが言う二条城攻めは、榁町幕府(むろまちばくふ)を押さえられているから解放しろってことか……。

 

 朝廷は、サクラが残っていれば大丈夫、もしくは、アイツの手のモノが助け出しているか……俺たちがアレコレ気にしなくても、問題ないってことだろう。


 なんか、随分、アイツと差をつけられちゃったな。

 まぁ、歴史の授業通りなら、数百年分。アイツの方が経験値が高いから仕方がないだろう。


 悔やんでも仕方がない。

 アイツに言われた通りだが、アイツが引いてくれたレールに乗るしかない。


「五十鈴、サクラ、若藻(わかも)、大和の国を取り戻しに行くぞ」


 そう、選択肢なんて無い。

 レールの上を走ることしか出来なくても、手を抜かず精一杯ヤってやればいい。


「おにいとガンガンヤっちゃうよ」


「妾もじゃ」


「ん」


 俺たち4人いれば、ヤレないことはないはず…………。












「で、どうするんじゃ?」


「おにいに任せておけば大丈夫だよ」


「ん」


 期待するような目で俺を見る3人。

 前言撤回。


『しょうがないなぁ。大和の国に戻りたがっていた彩花衆(さいかしゅう)の子孫を3千人任せるから、御鏡拓海くん、よろしくね。後、マナ。【暗黒魔法:空間転移】で送ってあげて』


 一言だが、トンでもない発言だ。

 俺が知っている歴史にドンドン近付いている。


「はいです」


 マナさんが返事をすると…………京都?

 【なりすまし施術】が解けて本来の姿の頬骨が発達したでっかいゴブリンたちが、町を破壊しながら闊歩している。


『ボクが出来るのは、ここまで。これ以上、ヤっちゃうと、未来で御鏡流が無くなっちゃうからね。ボク的には、それでも構わないんだけど。この世界は、言葉を濁すと稀人である御鏡拓海くんと五十鈴ちゃんを中心とした世界……違うな。2人のためだけにある世界…………だから、まだまだ、2人のためのイベントは盛りだくさんあるよ。こんなところでつまづかないで…………』




     さぁ、この世界を楽しみ尽くそう。




    ::::::::::::::::::




「おにい?」


「ん?」


「これで最後だね」


 南の端まで統治して、アイヌに【なりすまし施術】していたヤツらを追い詰めて、北の大地の端のさらに海を渡った島までやってきた。


「ああ、ここを攻め落とせば、大和の国を統一できる。これで、サクラに代金を請求できるな」


 約束は約束だ。


「うん。サクラちゃんだけじゃ、一生返せない金額だね」


「返せなかったら、身体で払って貰うだけだ」


「五十鈴と若藻(わかも)は…………」


「…………あ、その…………サクラの支払いを手伝ってやれ」


「うん、おにい。今日もガンガン、ヤっちゃおうね♪」


 ここまで来たら、俺も理解した。

 俺と五十鈴と若藻(わかも)が、御鏡流の始祖だったってことがな。


 そして、サクラたち、帝室が俺たちのスポンサーだったってことが……。









 いや、さすがに数百年じゃサクラの借金は返済できねーぞ。


次回作候補は………


五十鈴の妹がヒロインの『異世界で妹とあぶない○○店』

『新説 貧乳好きの元下着販売員、異世界を救済する』

『レベル1の凄腕冒険者 ~レベルを上げたら負けかと思った~』


とりあえずは、『借りて借りて借りて踏み倒す異世界逃走記!?』を終わらせてからだね。

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