021.おにい、説明長いよ! 3行でお願いね♪
名字が御神になってたぁぁぁぁぁぁぁ
御鏡に修正済み
くわぁーっ、今から寝ても2時間しか寝れねーわ!!
眠い。
マジ眠い。
今日、王都『静』に行く予定なのに、徹夜してるんだぜ。
五十鈴たち3人は交代交代で寝てるというのによー。
それも、これも、五十鈴の3人の服を決めていたからだ。
結局、遮那王国とその同盟国であるフルフラット王国の国技の武術である乙女流の戦闘着になった。
目立つけど目立たない格好だ。
服装としては目立つが、乙女流の戦闘着を着ている人口が多くて誰が着てるまでは気にならない。
木を隠すなら森へってことだ。
乙女流の基本は無手の不殺格闘術と陰陽術である。
大なり小なり御鏡流も乙女流の影響を受けているので、戦闘着も似ているんだ。
俺と五十鈴は、格闘術用の戦闘着で、ショート丈のタンクトップ、メス・ジャケット、股下がきちんと取ってあるサルエルパンツの組み合わせのおへそが丸見えの格好だ。
色は2人ともオリーブドラブにした。
サクラと若藻は、陰陽術系の戦闘着だ。
簡単に言えば緋袴の巫女服である。
半脱ぎの巫女服…………なんでもない。
ほんと………………なんでもない。
少しややこしいんだが、乙女流は2系統ある。
今の時代には大陸系の乙女流の1系統しかないが、俺たちがいた時代には、大陸系と大和の国系の乙女流が存在した。
御鏡流のご先祖さまのおかげで政府との結び付きが強かったから、大和の国には、大陸系の乙女流が大和の国に入って来ることはほとんどなく、大陸系の乙女流をベースに武器を持つことを前提にして、作られた御鏡流が独自に発展していった。
と言うことで、俺たちが着ている戦闘着は技が洗練されている大陸系の乙女流であって、今にも潰れそうだったライバルの道場の乙女流道場じゃないんだ。
そもそも、ライバルの乙女流道場は、大和の国発祥だし、この時代にはまだ出来ていない。
御神流も出来ていないからな。
2時間の睡眠の後、出立の準備を完了させる。
と言うか、別に、バカ正直に2時間じゃなくても良かったんだけどな。
向かうのは遮那王国の王都『静』。
王都『静』は、初代国王の后であり、初代国王の子供の頃からの知り合いである『鞍馬天狗』の娘の名からつけられた。
大和の国で『鞍馬天狗』は、初代国王の教育係と平家を倒すのに協力した。
その後、大和の国を追われた初代国王は、アトランティス大陸に流れ着き、『鞍馬天狗』と『弁慶』と共にアトランティス大陸を平定し、遮那王国を建国した。
ちなみに『鞍馬天狗』は俺たちがいた時代も生きていた。
『鞍馬天狗』は、ハイエルフで年をとらないらしい。
ライバルの道場の跡取り息子と顔はそっくりで、名前も似ている。
その上、使う技もそっくりなんだけど、年齢も身長も違うし、赤の他人だろう。
ライバル道場の跡取り息子の方なら、武器を使えば、剣道3倍段だけあって、俺でも勝つだろう。
無手同士なら、良い勝負になる。
が、『鞍馬天狗』の方は…………ありゃあ化け物だ。
跡取り息子より、ひと回り小さいのに、数百周りは強い。
さて、ここから、王都まで歩いて約1ヶ月。
【飛行】スキルカードで音速出せば、ほんの1時間。
上空は寒いが、音速出せば、摩擦熱で寒さはなんとか…………ならねーよ。
摩擦熱で死ぬわ。
それに、呼吸しないで1時間か…………いや無理だろ。
我慢の限界を越えすぎるぞ。
と言うことで、さすがに音速で移動はキツいぞ。
マジ、【物理攻撃無効】スキルと【魔法攻撃半減】スキル、役に立たねーな。
まぁ、万能じゃないし仕方がないんだけどな。
いいとこ、出して時速100マイルで8時間ってとこか……。
もしかしてフラグ回?




