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第7話 ご先祖様とクロノア公国について

説明回です。

三歳になりました。リリィとコミュニケーションを取れるようになって、色々な本を読んでもらえるようになったので様々な知識が増えました。


まずこの国クロノア公国は辺境に位置しており。魔境と人類の生存圏の境にある。

人口は100万人前後と小さめの国だが人類の最前線で日頃から魔物と戦っているため非常に戦闘力は高いらしい。

現在の国王は五代目ゲーリック クロノア。建国125年。

今は独立国になっているが元々はお隣のラクトニア王国の保護国というか領地の一部を初代様が褒美に貰い受けたのが公国の始まり。当時は一攫千金を夢見る冒険者たちが2000人ほど自由気ままに活動していたとの事。


完璧に貧乏くじを引かされてますね。


領有権を主張しても誰も税金を払わないことは分かっていたので冒険者相互補助組合を設立。いまの冒険者ギルドを立ち上げる。今の公都の前身である中央砦内に魔物素材の買い取りカウンターを設置。王国の相場を開示し相場の半額で買取開始。最初は反発があったもののギルド会員のみ利用できる公衆浴場や宿屋をギルドの隣に併設することで、王国まで持っていく手間やリスクを考えると中央砦で売りさばく方が効率がよく狩のあとすぐに宿屋で休めることが受けてほぼ全ての冒険者が会員になる。


その後金になる土竜(亀型の竜、モグラではない)が生息する中央砦から南東約200キロのところに南砦を建設。

さらに翌年キラータイガー(最大5mになるサーベルタイガー)が生息する北部地域にも、北砦を建設。いまのクロノア公国の基礎ができあがる。


その後内政官として当時のラクトニア22世の次男ザーク ラクトニアが数人の仲間と共に派遣される(実際は派閥争いに負け王国より永久追放)

初代様はこれを快く受け入れる。その後アフリカヌス大陸南部との貿易のため港を開港。貿易に備えて貨幣制度を導入(銅貨保証紙幣)公国の基本通貨とする。


貿易による利益とラクトニアの活躍(苦悩)によってクロノア公国はギルド組織から国へと体制を変換する事に成功。現在の発展につながって行く。

お付き合いいただきありがとうございます。

やっと父親の名前が出せました。

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