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第6話 コミュニケーションは大事

「アルが喋った〜〜!!」


大喜びするリリィ。そういえば初めて意味のある言葉を喋りましたよ。まだ体が出来上がってないせいかキチンと喋れなくて喋るの諦めてましたよ。日頃のコミュニケーションは大切ですね。


「どうなさいました」


医者を連れて戻ってくる死神。きっと医者もグルに違いない。いや、よほど急いで連れて来たのか医者は息も絶え絶えだ。さすが死神いい仕事してやがる。


「アルが喋ったの、ママって呼んでくれたわ」


嬉しそうに報告するリリィ。違う!呼んだけどその後が大事。仕方ないもう一度チャレンジだ。


「ママ、ママ ニゲッ ムギュ?!」


「アル、ママですよ」


知ってます。テンションがあがりすぎて胸にギュッと抱くリリィ。その様子を見て、「大丈夫そうですな」と呟いて退出していく医者。笑顔で覗き込んでくる死神。


「エマ、コワイ」


よし言ってやったぞ!少しは伝われ!!と思ったが大爆笑するリリィと苦笑するエマ。


「エマ、怖がられちゃったわね。元死神様だからしょうがないわね」


なに?!気付いていたのか死神に


「死神はおやめ下さい。リリィ様。もう昔の話でございます」


どうやら早とちりだったみたいだ。承知の上で雇ってるんですよね。そりゃ王宮な訳だから変な人は入ってこれないか。


ちなみに一般人のステータスはHP50〜100 MP10〜50です。

リリィもエマも十分チートです。主人公がおかしいだけです。

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