第4話 ステータス
産まれてから三ヶ月たちました。
少しずつですが自分の立場がハッキリしてきました。自分は三男でした。最初はリリィが産んだのか?!とも思いましたが違いました。リリィのお姉さんが長男と次男を産んでました。
つまりあの王様は姉妹丼ですよ。けしからん。とんだ鬼畜野郎ですよ。父親の株は大暴落中です。
ちなみにレイモンドとミハエル(次男)の母親の名前はミリィさんとの事。
あの鬼畜の王様の事だからきっとハーレムとか大奥とか作ってるかと思いきや、この姉妹以外には娶っていないらしい。
初代様がエルフの姉妹と結婚したのに倣って姉妹と結婚するのが慣例となっているとの事。赤の他人が王位につくのと違って甥っ子が王様になるほうが奥さん同士の争いも起こりにくいらしい。子ども死亡率はどうやらら高いらしく正室1人とはいかないようだ。
レイモンドもミハエルも毎日の稽古や習い事が終わった毎日顔を見にきてくれる。レイモンドはヤンチャ坊主といった感じでミハエルは大人しく控えめな感じだ。きっとミハエルはきっと文官タイプだな。将来の宰相様だ。
とにかく暖かく見守れてスクスクと成長中です。
★★★★★★★★★★★★★
さてそんなこんなで一年がたちました。ついに自分で立ち上がることができるようになりました。
すこしづつですが魔法も使えるようになりました。使えるのは身体強化魔法。ぶっちゃけすでに立てるどころではなく走れます。ジャンプ力をも半端じゃないです。天井3mはあろうかとのに軽くジャンプしだけで頭打ちましたし、部屋の端から端まで10mを軽く一歩で動けます。魔力が多いのも伊達じゃないです。
ちなみに自分の能力は頭の中でステータスと唱えるだけで簡単にみることができました。
アルフレッド クロノア
HP 10080
MP 1085000
属性 無 聖
称号 クロノア公国三男 絶対者
年齢せいかなんなのか細かいところが十分に見れてない感じがしますね。
そしてついに新しい魔法を覚えました。その名も鑑定。様々なものの名前やステータスがみることができます。
さっそくリリィのステータスを鑑定です。これで自分の強さがわかります。
リリィ クロノア
HP 2800
MP 5400
属性 水 風 光
称号 女王 ドラゴンスレイヤー タイガースレイヤー 水を極めし者 大魔導師
えっ?!!!
主人公はまだ魔法になれてないため、魔法を覚えるのに時間がかかります。