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第10話 新生活?

どうもアルフレッドです。

御披露目会から三ヶ月がたちました。

今は離宮にて魔法の勉強中です。

王宮の一部という扱いですが前いた王宮とは少し離れてます。

王が仕事を忘れてのんびりできるように初代様が作ったとされています。

初代様以外は使うことがなかったのか実に歴史を感じさせる佇まい。

周りは自然に溢れ都会の喧騒を忘れさせてくれます。

動物達と触れ合うこともできます。ウサギさんや牛さん、都会では決して見ることのできないクマさんもいます。とても人懐こく、自分の姿をみかけるとすぐに駆け寄ってきます。

きっと自然の中で情緒豊かに育って欲しいという親の思いが……


はい。隔離されました。正直ここはどこでしょうか?

御披露目会の次の日目が覚めたらここにいました。


外にでてみれば魔物に溢れてました。熊はまだ分かりますが、ウサギも牛も人をみれば赤い目をギラギラさせてヨダレをたらし牙を剥いて襲い掛かってきます。ウサギの群れに囲まれた時は心底ぞっとしました。紫色の毛皮の1mを超える生き物をウサギと呼んでいいかはわかりませんが。角ウサギというみたいです。


建物も離宮というのも憚られますね。廃墟です。大きさはお屋敷と言って差支えないのですが、屋根には穴が空き、屋敷はツタが絡まってます。生活空間だけは何とか確保されてますが。

そして腹立たしいのがトイレはウォシュレットです。しかもご丁寧に固定化の魔法がかけてあったのかトイレだけキレイなままでした。

ありがたいことはありがたいですよ。ただ固定化の魔法があるなら屋敷全体にかければいいじゃないか。と思うのは自分だけじゃないはず。


ただ一つだけ救われるのが、自分1人ではないということ。お世話係は三人います。

1人は王宮でメイド長まで勤めたエマさん。自分で志願して来てくれたそうです。死神なんて言ってごめんなさい。

そしてエマさんのダンナさんのベルナルド。庭師をやってくれるそうです。筋肉隆々のおじいさんが手に2mを優に越えるハルバードを持ってますが一体どんな草刈りをする気でしょうか。

そして最後が次期宮廷魔導師確実と言われ公国最大戦力。天才大魔導師レオ グリセラ。

別に僕が知ってた訳じゃないですよ。本人がそう言っているです。きっと間違いありません。

レオが自己紹介がしてた時のエマとベルナルドの白い目が気にならないでもありませんでしたが。


エマとベルナルドと違い間違いなく彼は自分と同じ左遷組でしょう。力はあるけど傲慢な性格なのが丸わかりです。


レオのステータス


HP800

MP6600

属性 無 火 風

称号 大魔導師 次期筆頭魔導師(自称)国内最大戦力(笑)


う〜ん 正直微妙?



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