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彼女の背中  作者: まさお
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出会い

「8時20分か。」

眠い目を擦りながら僕は改札を出た。

自宅から大学の最寄り駅まで約2時間、初登校の緊張もあり寝不足だ。


駅の外は心地よい風が吹き、春独特の香りがする中、たくさんの学生が大学まで列になって歩いている。

「大学までは15分、1限は9時からだから余裕だな」

周りの学生について行くように僕も大学に向かった。

駅から大学までの長い通りは大学通りとよばれ、定食屋、カフェ、カラオケにゲームセンターまであり学生生活に必要なものはほとんど揃っている。

「都会に来たって感じがするな」

田舎から出てきた僕にとっては人やお店の多さだけで都会を感じるには十分だった。


「おっと、すみません」

人混みの中よそ見をしながら歩いていたら周りの人にぶつかってしまった。

(いけない、いけない、よそ見は禁物、ちゃんと歩かないと…)

今度は人混みに目を向けてぶつからないように歩いた。


改めて見ると、いろんな人がいる。

背が高くパーマをあてた男、なんか分からないが多分オシャレな男、ギャルかと思わせるような派手な女、とにかく都会の人って感じがする。

一方、僕はというとチェックシャツにチノパン、おまけにメガネときた。まさにという感じである。

こんなところでも都会を感じるとはなんとも悲しい。


そんなことを考えていると、僕の歩いている少し前に綺麗な女の子が歩いている。

後ろ姿しかわからないが、姿勢が良く、背も高い、おまけに長く艶のある黒髪を揺らしながら歩く姿はまるでモデルのようだった。

せっかく都会の大学に来たのだ、いつかはああいう子と仲良くなってみたい。。。


いつのまにか大学に着いており、僕は講義室に向かった。

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